平成23年度 第1回 群馬県ドクターヘリ症例検討会が行われました。

本日、群馬県ドクターヘリ症例検討会が行われました。この症例検討会は3ヶ月に1度当院で開催されていますが、今年度初めて開催される第1回目(総計8回目)で、昨年度に引き続き、消防関係者、病院関係者をはじめ多くの関係各機関の皆さんに参加していただきました。

今回も以下の内容についての報告や質疑応答が行われました。

1.活動実績報告について
(平成22年度 平成22年4月〜平成23年3月)
2.症例検討(4症例)
3.平成22年度救急医学会関東地方会
救急隊員部門シンポジウム発表演題(1演題)
・「群馬県ドクターヘリとの連携について」
(桐生市消防本部の通信指令課の方より、オーバートリアージを許容したドクターへリの早期要請するための桐生市消防本部の取り組みや考察を発表していただきました。)

“消防覚知時点での要請数”や“消防覚知からドクターヘリ要請までの時間の早さ”のピークは運航開始して1年半頃で、それからの1年間は両方とも数値上は悪くなっています。症例検討会での議論も回を重ねるごとに少なくなってきているようです。そのような中で、今回始めてドクターヘリで施設間搬送での要請もとの病院の先生にも発表をしていただき、貴重な意見をいただくことができました。今後の症例検討会では、広域連携やキーワード方式による要請など、新たな話題を提供する必要もあると感じています。
これからもさらによりよい活動ができるよう、ご意見、ご提案、そして活発な議論のほどよろしくお願い致します。


来週5/23(月)、全国的にも有名で大活躍されているフライトドクター3名がそれぞれのポリシーや流儀を熱く語り合う“ディープピープル”という番組がNHKで放映されます。
http://www.nhk.or.jp/deeppeople/index.html

群馬県ドクターヘリにとっても、私たちフライトドクターにとっても絶対に勉強になる番組だと思います。皆さんぜひご注目ください!

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