被災者の皆さんに物資と勇気を与えてください。

町田です。

まずは3月11日の東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された多くの方に心からお見舞い申し上げますとともに、被災地の早期の復旧をお祈り申し上げます。

前橋赤十字病院でも発災日にDMAT(初動救護班)1チーム、翌朝にはドクターヘリでもう1チーム、その後も陸路やヘリコプターで3チーム派遣し、合計5チーム20人を福島、宮城、岩手での活動に派遣しました。また後方搬送の重症患者の受入れも行いました。

私も発災3日目に福島医大に入り、翌日から2日間津波によって孤立した石巻の病院の活動に参加し、昨日夜に福島経由で前橋に帰還しました。初日から参加しているチームも昨日帰還しましたが、現在は引き続き日赤救護班として当院の救護班が被災地で活動を継続しています。被災地の活動継続のために病院を挙げて協力体制をとっています。

まだ多くの方々が活動中であり、現時点では詳細の報告はいたしません。ただ僕自身、石巻で津波に壊滅された町並みで津波の恐怖を目のあたりにしました。福島でも津波と原発のことに懸命に取り組んでるスタッフの必死の姿を見ました。

津波によって破壊された町並み・・・

残されていた病院スタッフのご協力に心より感謝いたします。
被災者のみなさんは協力し合って一生懸命がんばっていますが、とにかく物資が不足しています。夜に水も電気もつかない病院にいましたが、水1滴、紙1枚、毛布1枚が本当に大事なことを感じました。


多くの国民が各々の形で被災者のために支援をしていると思いますが、これからも一人ひとりができることをもっともっと考えて何らかの形で被災者の皆さんに物資と勇気を与え続けてください。

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