第17回日本航空医療学会に参加しました。



月19日(金)20日(土)の2日間、札幌市で第17回日本航空医療学会が開催されました。


この学会はもともと“日本エアレスキュー研究会”として平成6年より開催されています。ドクターヘリや消防・防災ヘリなど航空医療に関する多くの発表やシンポジウム、パネルディスカッションなどがあり、群馬県ドクターヘリ基地病院である前橋赤十字病院からも6演題を発表させていただきました。


フライトドクターから


・群馬県におけるドクターヘリと防災ヘリの連携
・消防覚知から30分以内に治療を開始するための取り組み
・群馬県ドクターヘリの周産期救急への取り組み
・広域医療搬送での域内搬送における複数機関のヘリ運航調整


フライトナースから


・多数傷病者事案における群馬県ドクターヘリの対応
・ドクターヘリを活用した災害時域内搬送でのフライトナースの役割


各々の発表とも全国から参加している航空医療関係者より多くの質問やご意見、またアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。今後の群馬県のドクターヘリのさらなる質の向上、発展につなげていくためによりいっそうがんばろうと思います。
今回本ホームページがリンクさせていただいている公立豊岡病院、八戸市立市民病院、旭川赤十字病院、浦添総合病院の先生方をはじめ、他道府県のドクターヘリの基地病院、運航会社の方々と直接活動の様子をうかがうことができ、本当に多くのことを学んで群馬に戻ってきました。


11/22(月)は群馬県ドクターヘリ症例検討会が開催されます。今回は検討する症例が多くありますが、時間が許す範囲で学会の報告も少しできたらなぁと考えております。



群馬県ドクターヘリチームの懇親会(帆掛鮨にて)

ここからは余談ですが、今回学会が行われた札幌市はこの日記の作者の地元です。せっかく札幌にスタッフが訪れるので、学会前日の夜に前橋赤十字病院ドクターヘリチームと朝日航洋スタッフの11名で懇親会を企画し、地元人企画ならでは(?)の住宅街の中にひっそりとたたずむ名店で行いました。寿司屋(帆掛鮨)で北海道の美味しい海産物を満喫していただき、そのあとはラーメン屋(福来軒)で味噌ラーメンを堪能していただきました。ドクターヘリの出動では常に医療クルーと運航クルーのチームワークが重要であり、今回の懇親会でさらにチームワークが深まったと思います。


高度1万500mからの光景です。雲の上です。
ドクターヘリ出動中には見ることのない光景です。

学会期間中もドクターヘリは群馬の空を飛び、ER、ICUも通常通りの業務が行われていました。

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