2015年12月31日木曜日

1年間の皆様のご声援に感謝いたします。~ブログで振り返る2015年~

2015年も大みそかを迎えました。もう明日には新しい年が始まります。
この1年も関係各機関、スタッフの皆様の支えがあっての当院高度救命救急センターであり、皆様の変わらぬサポートに心より感謝いたします。

毎年恒例の2015年の振り返りです。
この1年も様々なことが起こりました。
集中治療科・救急科にとって最も大きな出来事のの一つは、やはり3月まで高度救命救急センター長 兼 救急科部長 兼 集中治療科部長であった中野実先生が4月から院長に就任したことです。
そして4月から新たに中村先生が高度救命救急センター長 兼 救急科部長、宮崎先生が集中治療科部長に就任し、新体制での運営が始まりました。

それ以外にもさまざまはことがありましたが、今回は当科スタッフ視線ではなく皆様からの視線でお届けします。
この1年も多くの方々に本ブログをご愛読いただきありがとうございます。皆様の声を反映しようと思いまして、アクセス数からこの1年を振り返ってみます。

<2015年ブログアクセスランキング ベスト10>

第1位:災害医療
ご冥福をお祈りいたします。~ヘリコプター墜落事故対応~

第2位:ドクターヘリ
第3位:初期研修医
第4位:留学
第5位:ドクターヘリ
第6位:集中治療科・救急科スタッフ
高度救命救急センター スタッフブログ
第7位:ドクターヘリ
第8位:ドクターヘリ
第9位:教育・研修コース
第10位:懇親会
今年もいろいろなことがありましたが、スタッフ一同が大きな事故やけががなく過ごせたことが一番良かったことだと感じています。
来年も皆様の健康をお祈りしているとともに、当センターの活動へのご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2015年12月30日水曜日

「空飛ぶ救命救急最前線 緊急出動!ドクターヘリ」(番組紹介です。)

今年10月と12月初旬あわせて約3週間ほど、ドクターヘリに関する取材が来ていました。
前回のドクターヘリの取材では大瀧先生をメインに若手医師の成長の過程を追ったドキュメントタッチで描かれていましたが、今回も同じように若手医師のドクターヘリ同乗研修での様子を追っかけていました。そして今回の若手医師とは「星野先生」です!



http://www.bs4.jp/guide/document/doctor_heli/index.html

もちろん星野先生のみならず、星野先生の指導医として当科スタッフも何名か登場します。
番組宣伝を見ると「先輩に怒られたり」という文言が・・・さあ、鬼教官は誰でしょうか?


群馬県以外にも茨城県、島根県のドクターヘリの特集もあり、県魅力度ランキング40位台の3県ですが、しっかりドクターヘリを題材にアピールできればと思っています。
またカンニング竹山さんが群馬ヘリポートや当院CS室、救急外来を訪問し、ドクターヘリについて取材をしていました。番組内ではドクターヘリの解説もあるようで、多くの方々に楽しんでいただける内容になっています。

ぜひご覧ください。


☆放送予定日☆
2016年1月13日(水) 19:00~20:54
BS日テレ「空飛ぶ救命救急最前線 緊急出動!ドクターヘリ」


2015年12月29日火曜日

空から見た群馬の景色・・・

町田です。
12月28日は仕事納めでした。僕は今年最後のドクターヘリ当番でしたが、前橋市は今シーズン初めての氷点下を記録し寒冷対策をばっちり決めてからのスタンバイになりました。
長野県との県境にそびえる浅間山も真っ白の雪化粧をしていました。そして寒さで空気が澄んでいるためか遠く南アルプスや富士山(フライト中)も見ることができました。

雪化粧の浅間山です!(富士山ではありません。)

いよいよ12月29日から年末年始体制のスタートです。今年度は1月3日までと年末年始体制は6日のみで例年より短い印象があります。
とはいっても当院は救命救急センターのため休みはありません。当科も受診者が激増する救急外来、そして休みは全く関係ない重症患者さんの対応にあたる集中治療室、そして年中無休のドクターヘリを平常通り運用しています。そのために仕事納めの翌日から普通に病院で当科スタッフ通しが顔を合わせており、こちらとしてはあまり休みに入った印象はありません。

しかしながら救急外来の受診者の多さを見ると、やはり年末年始の休みに入ったことを実感します。皆様にはできる限り待ち時間がないようにスタッフ一同頑張っていますが、救命救急センターが1年で1番忙しくなってしまうこの時期であるためどうかご容赦ください。
何よりもご自身がけがや病気にならないように十分体調管理に気を付けていただくとともに、身近な休日当番医などの確認を行っていただければ幸いです。

=====

ところで「草津温泉」が群馬にあることを知っていましたか?
旅行のプロである旅行会社が投票して決める「にっぽんの温泉 100選」で、このたび13年連続で第1位に輝きました!
今シーズンはまだ雪が少ないですが、スキー場や温泉などとても良いところですので一度は足を運んでみてください。
「草津良いとこ一度はおいで♪♪」(湯もみ唄『草津節』より)

草津温泉名物の湯畑!
草津白根山は火山警戒レベル2にひきあげられたままです。
おまけの写真

何かと話題になった八ツ場ダム建設地・・・
群馬も山間部の雪が少ないです。
前橋市と赤城山。
赤城山の上も前橋市です!
利根川の源流は群馬県です。
はるか南西の山の向こうに富士山と南アルプスが見えました。
新病院建設地。


群馬ヘリポートから見た夕焼け。

2015年12月28日月曜日

小林先生、1か月間ありがとうございました。

12月の1か月間、西尾市立病院麻酔科から当院に来ていた小林一彦先生の研修ですが、あっという間に4週間の研修が修了しました。



当院ではいつもの主戦場の手術室ではなく主に集中治療室での重症患者さんの診療にあたっていただきました。特に熱傷初期の輸液管理や心臓血管外科術後の循環管理などきめ細やかな管理を要する重症患者さんに対して、今までの知識と経験に加えて当院で新たなことを学びながらしっかり患者さんの回復に貢献していただきました。
後半には救急外来での初療にも参加していただき、様々な短い期間でしたが多くのことを学んでいただけたと思います。

我々も先生の今まで培ってきた経験から学ぶことも多く、また患者さんやスタッフへの心温かい柔和な対応に見習うことばかりでした。
本当に1か月間ありがとうございました。

2015年12月27日日曜日

医療における「安全管理」とは?

町田です。
ここのところまた「医療事故」といわれるような話題が世間を騒がせています。
もちろん僕たちはだれも事故を起こしたいと考えることはなく、患者さんの苦痛を取り除き、そして1日でも早く元気になっていただきたいと思いながら日々の診療にあたっています。


医療は「命」を取り扱っています。うまくいかなければ患者さんを「死」に陥れる可能性があります。
うまくいかなかったから、失敗したから「またやり直し!」というわけにはいかない世界です。
まさに病院で取り扱っている「生」は、常に「死」と隣り合わせであります。大げさだと思うかもしれませんが、「病気・けが」というリスクを抱えている患者さんに、神様ではない生身の人間が挑むわけなので当たり前のことなのです。


様々な医療事故の経験から日本でも「医療安全」という言葉が飛び交っています。
医療の安全を守るために現在あらゆる病院で「医療安全管理者」という役職の方がいらっしゃいます。もちろん患者さんの「自分が医療事故に合わずに元気に退院したい」という願いをかなえるために、医療事故の原因になりそうな要素を事前にとり除き、万が一事故が起こった際もしっかり検証して繰り返さないための対策を行うためにも、このような役職はとてもたいせつであり当院にもきちんと医療安全委員会というものが存在しています。


しかし残念なことにもともと英語では“リスクマネージメント”という言葉を、なぜか日本人は“安全管理”と訳してしまいました。
安全は管理できるものではありません。安全とは起こり得るリスクをマネージメントすることで得られるものです。もし重症な患者さんでリスクの高い処置をしなければ助からない時に、その処置を避けてリスクを起こさなければ医療事故は起きません。でも救命のためにリスクを背負いながら戦うのが医師の宿命です。でもそこでよい結果が得られなかったときに世間からのバッシングを恐れるのも現代の医療の悲しいところです。


リスクを避ける風潮からいまはどちらかというとリスクを避けるために若い医療スタッフがいろいろな経験をする機会が減っています。もちろん患者さんを練習にしてはいけないことも重々承知しているので、若い医療スタッフ自身も一生懸命トレーニングしていつでもリスクに立ち向かえるように準備しなくてはいけません。
僕は医療の安全はいかにリスクをマネージメントできる能力があるかにかかっていると思います。
これは医療スタッフもそうですが、患者さん自身もそうです。病気やけがにあわないことが最も医療におけるリスクマネージメントです。またできるかぎり医療が充実している平日の日中に病院にかかるなどできることはたくさんありますよね。


そして何よりも患者さんやご家族は担当の医療スタッフとたくさんお話をしてください。おたがいの信頼関係を高めることが何よりも一番のリスクマネージメントであることにきっと気が付くと思います。患者さんも医療スタッフも「命」のために必死ですからね・・・

2015年12月25日金曜日

Merry Christmas !

12月25日はクリスマスです。
子供たちはサンタさんから素敵なプレゼントをもらえたでしょうか?

毎年この時期になると当院小児病棟の入り口には、子供たちが大好きなヒーローのサンタさんが登場します。

早く病気やけがが治って1日も早く元気におうちに帰れる日が来ることを願っています。
世界中の子供たちが笑顔で過ごせる平和な世の中になりますように!




夜中の病棟で静かにたたずむクリスマスの飾りに癒され、そして大人ですが当直室に靴下を飾っておきました・・・残念ながらプレゼントは入っていませんでしたが、それ以前に当直室で横になる暇がありませんでした。
救命センターはいつもと変わらず忙しいクリスマスイブの夜でしたが、例年より温かいクリスマスの朝を迎えました。皆様、素敵な1日を!

2015年12月23日水曜日

救急医療の土台をまさに支えている人たち!~行政と救急医療~

町田です。
今年2月1日にTBS系列「夢の扉+」で取り上げられた佐賀県庁の円城寺さんの講演が先日群馬県内で行われました。
放送の様子⇒http://drheli-gunma.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

円城寺さんは、現在群馬県で運用中である『群馬県統合型医療情報システム』のもととなった『99さがネット』の生みの親であり、現場で救急医療と日々戦っている救急隊や救急病院の状況を“見える化”することで、救急車の早期搬送につなげていった功績をもっている本当に現場を第一に考えていただいている行政官です。
今回は「平成27年度第3回学校事務長会議」に招かれての講演でしたが、この会に円城寺さんを紹介した群馬県庁のはからいで、県内病院、消防関係者も講演を拝聴する機会を頂きました。


講演のテーマは「想いをカタチにする仕事、変革は現場から -ICTを活用した救急医療変革-」でした。
円城寺さんからはICTを用いることがすごいことではなく、やると思ったらとことん突き通す信念の大切さ(あきらめたらそれまで・・。)と、何よりも現場で戦っている人たちのことを第一に考えていることにとても感激しました。ICTを活用したシステムももちろんすごいのですが、何よりもそれを誕生させるまでの情熱に感激しました。

「本当に伝えるべき情報とは“現場の情熱”である!」
強烈なメッセージを群馬県に残していただきました。


その日の夜は円城寺さんを囲む会を行いましたが、そこには群馬県庁の医務課(OBを含めて)の方々や神奈川県庁も集まっていました。
救急医療の土台を支えている方々!
(写真中央左が円城寺さん)
群馬県にドクターヘリが入った当時の苦労話から、現在さらに超えなくてはいけない様々な課題など、行政の立場からの意見をたくさん聞かせていただきました。そこで感じたのは、群馬県の医務課の皆様が「救急現場で働いている病院スタッフがいかに環境よく働いてもらえるか」ということを真剣に考えていただいていたことです。僕には「体を壊さないようにもっと休みなさい!」と心配までしていただき、現場への愛情に本当に感動しました。
救急医療に携わっているといろいろな場面で県庁、市役所など行政の方々と絡むことが多くありますが、この方々こそまさに救急医療の土台をまさに支えてくれていることに感謝の気持ちを忘れず、さらに地域の救急医療がもっと良くなるようにタッグを組んでいかないといけないですね。

2015年12月22日火曜日

経皮的気管切開術の勉強会を開催しました。

小橋です。
12/8に救急科、研修医向けに経皮的気管切開術の勉強会を開催しました。


気道確保・気道管理は最も基本かつ重要な手技、手法ですが実際にやってみると本当に奥が深く、難しいことを実感させられます。「挿管は何となくできるけど…」「挿管できなかった時にどうしよう…」という研修医も多いです。

今回は、気道確保の1つの方法として、キットを用いた経皮的気管切開術の方法、デバイスを用いた気管挿管の練習を行うことを目的に、医療機器メーカーの協力のもとで、ブタの肺付き気道を用いて勉強会を行いました。

ブタの肺に人工呼吸器を接続し、呼吸器モードを変更

自分は何度かキットを用いた経皮的気管切開をやったことはあるのですが、研修医は全員が初めての経験だったようで、不慣れな手つきながらも実際の気管を用いて手技を行い、人工呼吸器に接続し、肺が拡がるところまで確認してもらいました。

また、ブタの肺を人工呼吸器に接続して呼吸モードを変更したり、医原性気胸をつくったりと、人工呼吸器設定のLectureも行っていただきました。

気管挿管のブースでは、麻酔科研修でしか使う機会のない気管挿管デバイスを用いて気管挿管を行いました。


研修医からの評判も上々で、今後もこのようなトレーニングの機会を増やし、「気道管理に強い」研修医がどんどん増えていけばと思います。

2015年12月20日日曜日

1年ぶりに群馬県ヘリコプター合同勉強会を開催しました!

町田です。
「群馬県ヘリコプター合同勉強会」という自主勉強会を主催しています。



もともと群馬県防災ヘリとドクターヘリがコラボする活動が増えてきたことから「防災ヘリ・ドクターヘリ合同勉強会」から始まりましたが、それから群馬県警ヘリから傷病者の引継ぎを行うようになったので「防災ヘリ・県警ヘリ・ドクターヘリ合同勉強会」と名称を変更しました。
さらに災害訓練などで陸上自衛隊第12旅団や赤十字飛行隊の方々との交流も増えたため、“一層のこと医療・救助・災害対応に関わる全ての群馬県内のヘリコプター関係者が一同に集まる勉強会にしよう!”ということで現在の名称になりました。

ここ数年は年2回の定期開催(6,12月)となっていますが、今年度は災害対応などで中止があったりして、12月10日に1年ぶりの開催となりました。
今回は県警、自衛隊が所用のため参加できませんでしたが、群馬県防災航空隊、赤十字飛行隊群馬支隊、朝日航洋ドクターヘリスタッフ、前橋赤十字病院救急科・救急外来スタッフ、群馬県内各消防関係者、そして群馬県庁の方々が集まっていただきました。このような自主勉強会にもかかわらず多くの方々にお集まりいただき本当にありがとうございました。


今回の勉強会の内容は、以下の通りです。

①各機関ヘリの連携活動
本勉強会や群馬県ドクターヘリ症例検討会で定期的に各機関の横のつながりを紹介しています。
こんな感じで活動実績を紹介しています。

②連携事案の検討
「ドクターヘリ&防災ヘリドクターヘリ的運用」
 ・2機ヘリの着陸場所が異なる際の情報共有方法
「局地災害対応での防災ヘリ・ドクターヘリの連携」
・管轄消防外への防災ヘリ搬送
・管轄消防外からの医療スタッフ派遣

上記のテーマをもとに防災ヘリ、ドクターヘリから活動を報告し、さらに消防本部の方々より意見をいただきながら今後さらに良い活動をするためにみんなでディスカッションをします。
時系列や地図なども利用して情報を共有します!

③群馬県防災航空隊から「茨城県常総市における災害救助活動報告」
またこのような機会を利用して、各機関の活動を紹介していただきます。
過去には陸上自衛隊第12旅団から御嶽山噴火における災害救助活動についてご講演いただいたこともあります。

④赤十字飛行隊群馬支隊から「和歌山県における赤十字飛行隊による臓器搬送の紹介」
群馬には赤十字飛行隊のヘリが5機もあります。今後更なる連携強化に向けての様々な可能性を模索しています。


毎回予定時間を超えて大いに盛り上がっています!
各機関の特技は違っていても「すべては困っている人のため」という目的は同じであるため、お互いの特技を生かせるようにお互いを知ってお互いを尊敬しあう気持ちがこの勉強会で生まれています。だから現場でいきなりコラボになっても問題ありませんよ!

2015年12月19日土曜日

「3rd MCCRC in Japan」 に参加しました。

みなさまこんにちは、堀口です
先日西宮で行われました、表記の研修に参加してきました。


まずMCCRCとは、「The Multiprofessional Critical Care Review Course」 の略です。

このコースは、アメリカの集中治療専門医受験のための要点整理をするコースとしてアメリカでは5日間にわたって米国集中治療医学会(SCCM)が行っているコースの中で、さらに重要項目に焦点を絞って3日間のコースにまとめたものを、国際版として日本で開催するというものです。既に各国で行われており、日本では今回が3度目の開催だそうです。
もともとは米国の専門医受験をする人たちのためのコースですが、幅広い分野を網羅していて集中治療分野の知識の整理やアップデートにもなると思いましたので参加してきました。

当日までに、受講者にはテキストと講義のスライドが電子版で届けられました。
表示方法にもよるでしょうが、私がMacBookで開いたところ英文テキストは866ページ、スライドは6枚表示で365ページにものぼるものでした。ちょっとびびりますが、英語は分かりやすく、テキストの内容もまとまっていていろいろ参照するのにも便利です。

研修会場は兵庫医科大学の平成記念館という講堂で、約400人の受講者がそれぞれに持参のパソコンやタブレットを使えるように、電源も用意されていました。そこで3日間、のべ26時間の講義をひたすら聴講します。
働くようになってから参加する機会の多い on the job training とは違い、体を動かすことがほとんどない、久々の体験でした。出席の確認は、名札にハンコを押す欄があり、毎日午前午後1回ずつまわってくるハンコを押して最終日に提出するというラジオ体操みたいな方式でした。


講義内容は血行動態モニタリング、酸塩基平衡、敗血症管理などのgeneralなところから、人工呼吸器離脱、コンパートメント症候群などの少し突っ込んだ内容まで幅広く網羅されています。
24コマは日本人講師による日本語での講義でしたが、2コマはDr. CoopersmithというSCCMの会長による英語での講義でした。
この2コマが素晴らしく分かりやすく、強調すべきポイントがうまく強調されていて感心しました。どうやら朝にホテルで予行演習したりもしているそうで、アメリカ人のプレゼン上手は半端ないなと思いました。


とにかく3日間頑張って講義を聴き、26時間を終えたときには、心なしか参加者みなさんにほっとしたようなやり遂げたような表情がでていたと思います。おかげさまでこのような立派な受講証を頂くことが出来ました。興味ある方は来年、是非受けてみて下さい。


2015年12月18日金曜日

『AHA ReSS 2015 in Orland』に参加しました。

こんにちは、救急科の白戸です。
1169日にフロリダ、オーランドのAHA Ressに参加してきました。




(フロリダについて)

直通便のない、フロリダ、オーランド国際空港に17時間くらいかけていくことになりますシカゴ乗り換えでした。国際便はやたら冷房が効いていてつらいです。

フロリダはあったかいです。だいたいの人が短パン、半そでです。治安もよかったと思います。ぼられたりはしていないと思われます。
ディズニーワールド、ユニバーサルスタジオが近くにあります。


AHA Ressについて)

Resuscitation Science Symposiumの略で、蘇生についてです。心肺停止、または外傷蘇生が扱われます。1-2割が外傷蘇生で、ほとんどは循環器Drによる心臓蘇生について。
1日目:この日は学会はなし。
一緒に行った小倉先生が“4年連続でyoung investigating award”をとったので、夜に授賞式があり、一緒についていきました。日本人の先生が7-8人受賞していました。
ボルティモアの外傷医とともに・・・

小倉先生、4年連続で『Young Investigate Award』を受賞です!
2日目:学会初日。会場は寒いです。冬用のコートが欲しいです。
午前中は口演を聞いて過ごし、13時から自分の発表でした。
僕はIABOと言って、外傷の患者の一時的な止血法についての発表をしました。持ち時間は発表+質疑応答で10分。案の定、質問はいまいち聞き取れません。聞き取れないシロトの代わりに小倉先生が答えてくれたりしながら終了しました。救急外来でIABOを使えるなら、素早いからいいねと、modulator(司会進行)の先生(外傷外科医)がコメントをくれました。

3日目:ディズニーワールドに行きました。象やサイがいました。
ホテルに帰ると内カギがしまって部屋に入れませんでした。英語で状況がうまく説明できませんでしたが、ホテルの人が職人を呼んでくれて何とかなりました。

4日目;学会最終日。
夜に日本人会がありました。学会での発表内容を日本語で発表しあい、食事をする会でした。日本語解禁となり、ここ3日間で最もディスカッションが白熱していました。英語が苦手なのは僕だけではないようです。


(感想)

準備は非常に大変だったが、いい経験をさせていただきました。僕はどちらかというと蘇生よりもemergency medicine(救急医療)の方が興味があるので、今度は救急医学系の国際学会に参加したいと思います。
英語は非常に大事。少しは話せないと、世界標準の医療に精通することはできないと感じました。
英会話教室をググってみました。マンツーマンで週60分のやつで、月5万。んー、奥さんを説得できるか?

2015年12月16日水曜日

イギリス便り② 『ロンドン生活』

お久しぶりです。小倉@セントトーマス病院 in ロンドンです。先月はちょっとおサボりして、皆様への御報告が滞ってしまいましたね。


小倉は11月上旬にフロリダで開かれたAmerican Heart Assosciationの学会を挟んで、レスター大学からキングズカレッジ・セントトーマス病院に来ています。セントトーマス病院は、なんとロンドンのど真ん中であり、テムズ川を挟んでビッグベンの向かいにある大きな病院です。
 


写真のような綺麗なロンドンの景色を眺めながら、ちょっとだけ優雅にECMOのお勉強を継続しています。さすがに都心には住めないので、ちょっと離れた郊外から30分かけて通勤してますが、通勤手段は地下鉄なので…ぶっちゃけテロがマヂで怖いです。優雅にコーヒー飲みながらお勉強どころじゃないのかもしれませんね。ちょっとビビってます。
先日は地下鉄の中で刃物を振りかざすような事件がりましたがありましたが、そんな様な事が起ころうもんなら、写真の様に地下鉄は入場禁止です。「帰れないじゃん!」いうのもありますが・・・実際に怖いですよね。

冬だからと言ってマスクをしながら地下鉄に乗ると怪しまれて職務質問を受けたり、入国管理局からは「イギリスは最も狙われてる国なので注意」という内容のメールが届いたり。
クリスマスシーズンにやや暗い影が刺しているのは気のせいではないかもしれません。

小倉が帰国の後は、前橋日赤の後輩を送り出すべく様々と画策していますが、安全が確保されなければ大手を振って送り出せないので、「なんとかならんかなぁ~」と考えている次第です。



セントトーマス病院のベンチからの一コマ!
さて。セントトーマス病院は、私の卒業大学であります東京慈恵会医科大学の学祖が医学を学んだ病院であり、歴史ある病院です。学祖・高木兼寛はキングズカレッジ・セントトーマス校を首席で卒業し、帰国後に東京慈恵会医科大学を創設しました。キングズカレッジの学生も東京慈恵会医科大学と言えば、話が通じるんです。
前橋日赤より東京慈恵会医科大学の方が通じるので、自己紹介の時は東京慈恵会医科大学卒業の“ちょっとだけ変わった医者だ”と説明しています。(前橋日赤…ごめんなさい。笑)
そして「今は前橋シティーで働いてる!」って付け加えてみてますが、100パーセント「どこ?それ?」なので、「Near TOKYO」って言って誤魔化して終了しています!

都内の人からは怒られますね(爆)

そんなこんなでロンドンでのシティーライフが始まっております。
肝心のECMOの方は・・・頑張ってますよ~!期待を裏切らないロンドンシティーのBig ECMOセンター=セントトーマス病院。

その学習内容はまた後日報告しますね!

お楽しみに☆

小倉でした!

2015年12月15日火曜日

『第10回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会』に参加しました。

小橋です。
11/27に大阪で開催された第10 日本病院前救急診療医学会総会・学術集会に参加してきましたので報告いたします。
 

<当科からの発表>
・宮崎医師
『ドクターカー・ドクターヘリ・消防の連携で早期に医療介入が可能であった顔面外傷の1例』
・小橋医師
『群馬県ドクターヘリ運用における現状と今後の課題』
 
 
今回は「群馬県ドクターヘリ運用における現状と今後の課題」という演題で発表を行いました。
11/6には群馬で行われた第22回日本航空医療学会総会で「外傷性心肺停止の蘇生における、HEMS(ヘリコプター救急)の有用性についての検討」で口演を行ったりと、最近はドクターヘリ関連の学会発表が続いています。
 
当県のドクターヘリは、基地病院当たりの出動数では全国4位と、素晴らしい実績を持っていますが、重複要請、天候や時間の問題など、様々な理由からすべての要請に応えられていないのが現状です。これらをどう解決していくか、についてポスター発表を行ってきました。
 
 
今回の学会のテーマはPrehospital Informatics(病院前診療と情報の活用)ということでしたが、ドクターカーについての演題が多かったです。航空医療学会はドクターヘリ、本学会はドクターカー、という感じになっているのでしょうか。
 
当院もドクターカー事業を行っていますが、ピックアップ方式(病院に来た救急車に医師・看護師が同乗して現場に向かう)を採用しています。主にドクターヘリ運航時間外や重複要請時のみの運用ですが年々出動件数も増加しており、今後はドクターカー関連の学会発表もしていければと思います。
学生時代の友人に再会したので記念の1枚!
 
 
 
<群馬県ドクターヘリ 11月活動実績>
 

 
<前橋ドクターカー12月活動実績>
 
 
 

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