投稿

2022の投稿を表示しています

群馬県ドクターヘリ 10,000回出動!!

イメージ
先日記念すべき群馬県ドクターヘリ10,000回出動に到達しました。以下中村センター長から関係各所の皆様への感謝の言葉になります。 群馬県ドクターヘリは、 2009 年 2 月 18 日より前橋赤十字病院が基地病院となり全国 15 道府県, 17 機目のドクターヘリとして運航を開始しました。 運航開始後,最初の要請は, 3 日目の 2 月 20 日でありました. 群馬県ドクターヘリは多くの隣県と連携を行い,重複要請や多数傷病者の対応を行っています. 2012 年 4 月には,栃木県と茨城県と『北関東 3 県広域連携』を開始し, 2015 年 3 月には埼玉県との連携を, 2019 年 4 月には,新潟県との連携を開始しております.これらの連携により,より多くの命が救える体制を整えてきました. また,日常の救急医療だけでは無く,群馬県内外の多くの災害時にも出動しました. 2011 年 3 月には,『東日本大震災』に出動し,岩手県や宮城県で医療搬送に携わり,同年 4 月には,群馬県内で起きた『関越道バス事故』に出動, 2018 年 3 月,『本白根山噴火災害』,同年 8 月,『群馬県防災ヘリ墜落事故』に出動し,医師等の現場派遣や医療搬送を行いました. 2019 年 2 月の群馬県ドクターヘリ運航 10 周年を経て,大きな事故なく無事に,運航開始から 13 年 10 か月目の 2022 年 12 月, 10,000 回目の出動を達成するが出来ました. これは,運航会社の朝日航洋をはじめとして群馬県庁,各消防,群馬フライトサービス,ドクターヘリの受け入れを行っていただいているすべての医療機関のおかげと感謝申し上げます.また,基地病院の使命として『現場出動し初療後,どの病院でも受入れ困難な状況・病態でも最終的に受入れる』ことがあります.どんな,状況であっても優しく受入れてくださった基地病院の各診療科の先生,看護師さん,メディカルスタッフの方々に感謝いたします.最後に,フライトドクター,フライトナースの皆さん,ありがとうございました.皆さんがいなければ 10,000 回の出動は絶対にありえませんでした. 今後も,安全な運航第一で,県民の皆様の健康と命を守ることを目的に,空と陸のコラボレーションを含め,病院前診療の新しい時代を担えるような体制作りも考えていき

上毛新聞に掲載されました

イメージ
  現在『県内の医療機関は過去にないほど逼迫し、受け入れが厳しくなっています。』(新聞記事引用) 群馬県では、患者の受け入れ先の調整を担う「病院間調整センター」が設置されており、当科医師、当院看護師・事務も、そちらの業務にご協力をさせていただいております。   中村光伸センター長が取材を受けております。ぜひ、ご一読ください。 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/215728

ECMOシミュレーション

イメージ
 鈴木です。 先日、西村Dr、萩原Drの企画でECMO搬送(ECMOトランスポート)のシミュレーションを行いました。最重症の呼吸不全患者さんの治療を他院の先生方から我々に託してもらうことも多いのですが、あまりに重症すぎて通常の救急車では転院搬送が困難な場合があります。そのような場合、決して治療を断念するのではなく、我々が紹介元病院へ出向きECMOを導入し、患者さんを安定化させて、ECMOカーでECMOを装着したまま当院へ搬送して治療を行います。これがECMO搬送(ECMOトランスポート)です。 ECMOカーの使い方を復習 ECMO導入後の患者さん(※人形です)。 このあとECMOカーで搬送します。 ECMOカーのストレッチャーを搬入。機材のセッティング。 ストレッチャーの載せ替え。 ECMOカーの中へ、そして搬送開始。 今回は、「前橋赤十字病院ECMOトランスポートマニュアル」に従って要請から出動までの一連の流れを確認し、ECMOカー専用ストレッチャーへの資機材の取り付けや患者の移動、ECMOカーへの搬入を練習しました。 当院では、コロナ前の2018年からECMOカーを導入し、ECMO搬送を行ってきましたが、今後も定期的なシミュレーションを行って、ECMO診療の質を維持していきたいと思います!

第13回群馬クリティカルケア研究会

  鈴木です。 11 月 13 日(日)群馬クリティカルケア研究会が 3 年ぶりに開催されます。 「コロナ禍から学んだことを」をテーマに、県内外からお招きした著名な講師によるレクチャーと県内看護師によるシンポジウムを企画しました。 今回は完全 web 開催で、参加費は無料です!   全講演をお聞きになるのも良し、興味のある分野だけピックアップしてお聞きになるのも良し。皆さんのニーズに合わせて、ぜひこの機会をご活用ください。   参加申込は 11 月 10 日(木)まで延長受付中です!!! ↓↓ 参加申込はこちらの入力フォームから↓↓ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeliiik_jJpjnm1jyp7-FifIlawBv8D5HJQ8COOGR1frqY89w/viewform

当科診療スタッフ紹介:松山先生

イメージ
 今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。インタビュー形式でのご紹介です。済生会熊本病院からいらした松山先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。   福岡出身で、熊本大学を卒業後、済生会熊本病院で初期研修を行い、同院の救急科専門医プログラムに進みました。プログラムの一環で、 10 月より前橋赤十字病院に来させていただいています。   Q2: 当科を選んでくださった理由はなんでしょうか?   熊本で、新しい連携病院を作って、各々いろんな病院で研修してみようというムーブがあったのが始まりでした。関東での勤務歴がある先生に「ここがいいらしいよ!」と勧められました。 closed ICU で術後の症例も救急科で診れること、プレホスもあること、人数が多く活気があること、中堅の先生が多く指導が充実しているということが自分の中で惹かれたポイントでした。   Q3: 所属施設と当院の違いとかはありますか?   済生会熊本病院では救急科と総合診療科が一緒になっており、外傷の方、 ER で診断がつかない方、電解質異常、マルチプロブレムの方、重症な方など、幅広い疾患の患者様を担当させてもらっていました。 ER 受診者は熊本のほうが多いですが、病棟診療に関してはあまり違いはない印象です。 大きな違いとしては、前橋日赤は終日 closed ICU なこと、 Dr.Heli / Dr.Car があることでしょうか。 ICU もプレホスもこれから経験させてもらうので楽しみです。 あとは、食堂のご飯が美味しい、メディカルスタッフの皆さんが優しい、近くに温泉が多いのも共通点ですね。   Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします!   半年間、地域の皆様に頼っていただけるように頑張りますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。 ( 済生会熊本病院の救急総合診療センターもスタッフ・研修医ともに募集していますので、ぜひ web サイトにお越しください〜 )     以上、松山先生でした! ( 最後にしっかりと済生会熊本病院の宣伝を入れてきましたね!笑 ) 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します (^-^)/ 熊本の Dr.

AAST 2022(in Chicago)

イメージ
 皆様、こんにちは。今回私、青木がアメリカ外傷外科学会(The American Association for the Surgery of Trauma: 以下AAST)2022に参加してきましたので報告させていただきます。AASTは外傷を専門とする医師にとっては最も有名な学会であり、AASTの機関誌があのJ Traumaになります。会中は様々な外傷、更には救急外科に関連するトピックが報告されておりました。  日本からも私が前に赴任しておりました済生会横浜市東部病院の先生方、更には東京医科歯科大学の先生方が参加されており、各々素晴らしいトピックについて話をされておりました。私自身はアメリカNational Trauma Data Bankを用いた脾損傷についての研究を報告してきました。自分の専門的トピックについて、その領域のSpecialistからも意見をもらうことができ、非常に貴重な機会となりました。  前年度AASTはvirtual参加のみでの運営であり、今年になって対面で参加可能な状況になりました。久しぶりの海外学会参加となりましたが、もうシカゴの町ではマスクをしている方はほとんどおらず。With コロナからPost コロナへの変遷を感じました。日本もいずれそのように移行していくでしょうか?シカゴの町はとても美しく、少しばかりの観光もやはりこういった海外学会現地参加の楽しみの一つです。  最後に、このような長期海外出張の間病院内の業務を行っていただいた救急科内のスタッフについて厚く御礼申し上げます。この度は誠にありがとうございました。  引き続き海外からのLatest Evidenceを取り入れ、普段の診療に活かせるよう頑張っていきたいと思います。 光栄な事にOral Podium Presentationして参りました 見学させていただいたUniversity Chicago Trauma Center

当科診療スタッフ紹介:森先生

イメージ
  今回も当科診療スタッフをご紹介します。インタビュー形式でのご紹介です。今回は群馬大学医学部附属病院よりいらした森瑞樹先生です!どうぞ!   Q 1  ご略歴を教えてください。 栃木出身で、群馬大学を卒業後、利根中央病院で初期研修を経て、現在は群大病院救急科で専攻医研修中です。   Q 2  当院 / 当科を選んでいただいた理由はなんでしょうか? 救急医が全身管理している ICU に魅力を感じたからです。また指導医の先生方を含めスタッフが非常に充実しているのもきっかけの一つでした。   Q3  実際来てみてのご感想を正直に ( 笑 ) お願いします。 群大病院では ER と一般病床がメインで、 ICU は麻酔科管理になってしまうのが大きな違いです。自分たちで一生懸命救命した症例が ICU に入ると、少し離れてしまう寂しさのような感覚はあります。その点オールラウンドな診療ができる環境は貴重なものと感じます。 コンビニが 24 時間開いているのには感動しました。いつも重宝しております。 そして、 ICU の窓から外の開けた田んぼが、少しずつこの時期色づいていく様子を見られるのが自分は非常に好きです(診療に集中しろと怒られるかもしれませんが … )   Q4  ブログ読者の皆様にひとこと。 前橋市は救命救急センターが 2 つある、医療へのアクセスに充実した市街です。私自身まだまだ勉強中の身ですが、当院と群大病院、お互い交流が増えればと考えております。多くのことを吸収して大学病院に還元できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。   以上、森先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者のみなさま、今後とも応援よろしくお願いします (^^)/ 学生時代はピアノ部部長をしていたという森先生。今度聴かせてください!

当科診療スタッフ紹介:橘木先生

イメージ
今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。インタビュー形式でのご紹介です。今回は橘木 ( すのき ) 先生です!どうぞ!!   Q1: ご略歴を教えてください。 2006 年に筑波大学を卒業し、小児科後期研修終了後に小児集中治療を専門としています。職歴は記載すると長くなるので割愛しますが、今までにいくつかの小児病院で小児集中治療・小児麻酔を研修してきました。   Q2: 当院を選んでくださった理由はなんでしょうか? 2011 年度に前橋赤十字病院の小児科医として勤務していたことがあったことと、小児科の先輩である中林先生が勤務されていることが大きな理由です。   Q3: 当院で実際に 3 か月働かれての感想をお願いします! ( 前施設との違いなど ) 前任地の自治医科大学とちぎ医療センターは全国でも稀な大学病院に併設された子ども病院でした。 PICU は麻酔科が主体となって診療にあたっており、術前・術中管理から術後管理までを包括的に勉強することができるので非常に勉強になりました。 以前にこちらで勤務したのは朝日町にあった旧病院の時代だったので、新病院の綺麗さに驚いています。それだけではなく、救急患者搬送システムや搬入経路の動線が非常にスムーズであり、災害時など様々なことにも対応できるよう設計された病院なのだと感心しています。   Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 成人の救急・集中治療は不慣れですが日々ベストを尽くして診療していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。   以上、橘木先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します (^-^)/ 橘木先生からは休暇で鹿児島の海にご家族といった際の写真を紹介画像として頂きました。

Journal Watch

イメージ
当科では、毎週水曜日の朝に勉強会として Journal Watch を行っています。 これは、いわゆる抄読会とは異なり、担当期間(大体 1 〜 2 週間)に発表された救急・集中治療分野のジャーナルから最新主要論文をピックアップして簡単にまとめたものです。 単一の randomized control trial のみでは診療は変わりませんが医学のトレンドをみつつ、 Systematic review や Guideline を参考に、加速度的に増加する医学情報の中から知識をアップデートし、より良い診療ができるように日々文献を検索しています。 今回、過去のJournal Watchより一部抜粋して皆で共有した情報を提供させていただきます。 これからも可能な範囲で最新の情報を皆様に提供できたらと思います。尚、本資料については一部私的な解釈も含んでおりますので、日常臨床への応用については個人的判断に基づいてお願いできればと思います。

第44回呼吸療法医学会学術集会

イメージ
 皆様、こんにちは。本日は第44回呼吸療法医学会学術集会に参加されました当科 高橋先生からの報告です(以下高橋先生からの報告)!!  今回、私が発表したのは「 Corynebacterium ulcerans 肺炎を V-V ECMO で救命した症例」です。要約すると、特に既往のない女性が、飼っている猫から Corynebacterium ulcerans 肺炎に罹患し、通常の抗菌薬治療に反応するも、経過中に下気道閉塞を来し緊急 V-V ECMO 導入により救命し得たという内容です。 特に既往のない肺炎の患者さんの喀痰から Corynebacterium 属のみが検出されたとき、皆さんならどのように判断されるでしょうか?一般的には常在菌として判断し治療対象とされることは少ないと思います。しかし、同菌種のなかでも Corynebacterium ulcerans という恐ろしいものがいるというのはあまり知られていないと思います。この菌は動物から感染し、ジフテリア毒素を産生、気道に偽膜を形成することで、無気肺を主体とした呼吸不全を来します。この呼吸不全は多くの抗菌薬に反応を見せますが、重症例では、偽膜により下気道閉塞を起こし、死亡したという報告もあります。そのため、疑ったら早期に抗毒素薬を投与すること、気道緊急に備えて V-V ECMO が可能な施設への転院も検討することが大事となります。しかし、このような知識がなければ、適切な診断および加療をすることは難しいです。原因不明の肺炎で入院した患者の気管支鏡で偽膜形成があり、加えて動物との接触歴があるならば、本感染症を疑うきっかけになるかもしれません。 当日の発表でも多くの建設的な質問を頂き、座長の先生からも非常に有意義なご意見を頂きました。また会場の雰囲気も和やかで非常に気持ちの良い学術集会でした。 前橋赤十字病院は、県内各所から重症例が集約されるため、このような貴重な症例を多く経験でき、臨床のピットフォールとなる知見を明らかにすることが可能です。 ぜひ一度見学にいらしてみてはいかがでしょうか。

DMAT隊員養成研修

イメージ
  こんにちは、中林です。先週福島県で開催された DMAT 隊員養成研修に行ってきました。 DMAT は災害発生時に他の医療機関のチームと連携して多彩な災害現場のニーズに応えることを目的とした医療支援チームで、現在全国に 1 万 5 千人程度の隊員がいます。今回当院からは新規隊員養成のために 5 名の受講者が参加しました。また、それを指導するインストラクターの取得を目指して 2 名がタスク参加をさせていただきました。   養成研修では被災地で隊員が活動できるよう、情報の扱い方から患者搬送時の注意点、さらには避難所や診療所における支援のあり方まで、研修期間だけでは消化しきれないほど多岐に渡る内容についてディスカッションと演習を行います。   隊員になったら終了ではなく、その後も定期的な訓練を受けながら有事に備えています。災害医療は今後起こりうる有事への備えですが、残念ながらその有事が定期的に発生しております。新型コロナウイルス感染症の流行で困っている施設への対応もそのひとつです。   DMAT 隊員は県から要請を受けて複数の患者さんが発生した施設にお邪魔して感染管理のアドバイスをしてくれる ICN(infection control nurse) と一緒に帯同して入所者さんたちの医学的な評価をさせていただき、施設が継続して運営できるような支援に関わらせていただいています。そういったことも研修の中で触れられており、これまでの実災害経験が築き上げたことによる災害医療の幅広さを改めて思うところです。   なお、私事ですが今回 DMAT インストラクターの資格を取得させていただきました。あくまでこれからが役目を果たすときと思っています。日々の診療で忙しいところ研修に送り出してくれた職場のみなさんと、理解してくれる家族に感謝しつつ、より地域のため、なかでも専門とする子どもたちのために貢献できるよう微力ですが先達や仲間たちと一緒に日々精進したいものです。

当科診療スタッフ紹介:萩尾先生

イメージ
今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。インタビュー形式でのご紹介です。今回は萩尾先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 東京に生まれ、大阪の大学を出て、東京で研修医をして群馬に来ました。   Q2: 当院を選んでくださった理由はなんでしょうか? 元々そこに勤めていらした先生に「勉強するにはもってこいの病院だ」と薦められたからというのが 1 番大きいです。あとは、 ICU の守備範囲が広いことです。救急疾患はもちろんのこと、心臓外科の術後まで幅広く診ているところが魅力的でした。また救急科の先生の人数も多く、働きやすく、教育もしっかりしていそうだと思い後期研修先に選びました。 あとは特徴的なのはプレホスピタルがしっかりしていること。ドクターカー、ドクターヘリなど、はやく医療介入をしてその先につなげるという経験、そして ER と、救急の要素が全部詰まった病院で働いてみたいという希望もありました。   Q3: 実際に 3 か月働かれての感想をお願いします! 勉強熱心な先生が多く、珍しい疾患や病態があるとすぐにみんなが情報をアップデートし共有しているところがすごいなと思いました。看護師さんもお医者さんもレベルの高い人ばかりでとても勉強になります。   Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 救急外来でお会いした際は誠心誠意診察させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。早く一人前になれるよう頑張ります。   以上、萩尾先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します (^-^)/ 頑張って脱ペーパードライバー化したという都会っ子の萩尾先生。群馬県での充実した生活を送ってもらえればと思います!!

日本外傷学会参加報告

イメージ
皆様、こんにちは青木です。  本日は第 36 回日本外傷学会総会・学術集会に参加・発表をしてきましたのでご報告させて頂きます。まず本学会は Web と現地参加 ( 大阪 ) の所謂 Hybrid 方式で行われました。皆様ご存じの通り、コロナ感染症が世界的に流行し、学会自体の行われ方も大分変りました。流行期には基本的には Web 参加のみの学会開催が主体でしたが、徐々に感染に注意しながらの現地参加を一部 OK とする学会が増えてきている印象です。   Web 参加の良い点は遠い現地にいかずとも参加可能で参加ポイントが得られること、更にはオンデマンド方式で興味深いセッションを後で見返すことが挙げられると思います。現地参加の良い点はどうでしょうか?久しぶりに参加して思ったことは、やはり学会のセッション合間で交わされる他施設の先生方とのちょっとした交流は Web では得られない良い点だなと思いました。個人的にも様々な先生方と会話することができ、現況を語らいあったり、昔話に話を咲かせたりと非常に楽しむことができました。参加される方皆様「現地良いね」とおっしゃっており、自分含めて参加した科内のメンバー皆とても充実した学会となりました。後は発表した内容を次は一部論文化できるように継続して活動していければ更に良しと思いますので、引き続き取り組んでいければと思っております。 以下発表演題名 ・エレベータ挟撃で受傷し両側椎骨動脈解離を合併した多発顔面骨骨折の一例  石田 貴則 ・脊髄損傷後の異常高体温を Quad fever と診断し,ナプロキセンと環境調整で管理した一例  谷昌純 ・鈍的脾損傷に対する血管内治療施行率は病院間でどの程度差があるか?  青木誠 ・大量輸血を要する重症外傷への VV-ECMO 使用の安全性と凝固線溶系反応の検討   生塩典敬 ・新型コロナウイルス感染症対応下における Trauma call の問題検討  藤塚健次 ・病態生理・その他 座長  水野雄太

DMAT研修・Local-DMAT研修

イメージ
藤塚です。信じられない猛暑が突然やってきて、参ってしまいますね。みなさま、水分補給と暑さ対策は十分お気をつけください。(群馬県は暑い県としてまた有名になってしまいました・・・)   さて、先日 DMAT 研修がありました。全国規模で開催される日本 DMAT 研修、当県のみで開催される Local DMAT 研修です。久しぶりの対面研修にて、私はインストラクターとして参加しました。自然災害だけでなく、感染症(今回はコロナ)にも対応するようになり、急性期から亜急性期と本当に学ぶことが大変になってきました。 Local では、局地災害を中心に学びます。群馬県は過去に局地災害が多数起こっており、医療 - 消防 - 警察 - 行政で連携をとり一緒に活動できるようになっています。その取り組みの一つとして【群馬ルール】というものを作り、消防活動を崩さないように医療がサポートしていくという原則で多数傷病者対応が行われます。実際にそのシミュレーションを実践で行いましたが、机上と実践だと大きく違いますね。 1 回目は傷病者搬送がスムーズにいかないものの、 2 回目には多数の傷病者搬送が行われました。今回隊員になった人達は、明日起こるかもしれない災害に一緒に立ち向かう仲間となります。 当院のスタッフもインスト・タスクとも多く参加しておりました。有事の際、迅速に動けるように日々レベルアップしていきます!

日本DMAT隊員養成研修

イメージ
今回は日本DMAT隊員養成研修に参加されました水野先生からの報告になります。 2022 年 5 月 23 〜 26 日に岩手県盛岡市で開催された日本 DMAT 隊員養成研修に参加させて頂きました.長野県で Local DMAT 研修を受けたのは,はるか昔のことで,改めて災害医療を一から学び直す機会となりました. コロナの影響で DMAT だけでなく,様々な講習会,研修会が開催しにくい状況が続いていましたが,感染防御を徹底しながら徐々にコースが再開され始めたことを本当に嬉しく思います. 当院からは自分一人(ちなみに群馬県からも一人)の参加で非常に心細かったですが,研修では山形県チームに温かく受け入れて頂き,楽しく 4 日間を過ごすことができました. 事前の 8 時間の e-learning に加え,会場では講義,実習,シミュレーションと連日,朝から晩までみっちり研修させて頂きました. EMIS もアプリ版ができ,普段のスマホ操作のように非常に使いやすくなりました.最終日には岩手県消防学校にも協力して頂き,大規模な SCU 訓練ができました. 残念ながらコロナ禍のため,みんなで打ち上げとはいきませんでしたが,この 4 日間を通して絆は深まり,いざ災害時にも各地に頼りになる仲間ができました. 今後はタスクやインストラクターとしても積極的に関わっていきたいと思います!

「ECMOカー」で重症コロナ患者の救命に尽力」

イメージ
  皆様、こんにちは.本日は当科の取り組みを 2022 年 6 月,「 Pharma DIGITAL 医療関係者向けサイト」で取り上げて頂きましたのでご案内させて頂きます.題名は「「 ECMO カー」で重症コロナ患者の救命に尽力」です. ECMO プロジェクトに参加した経緯や留学の件, ECMO チームや ECMO カー導入について、当科鈴木医師と藤塚医師が熱く語っています.また,当院の災害エリア「広域災害医療の拠点としても機能」についても取り上げて頂きました.興味のある方は,「 Pharma DIGITAL 医療関係者向けサイト」でご検索頂ければと思います. 写真は鈴木医師中心として、ECMOチームのメンバーが集った際の写真になります(写真撮影時のみマスクを外しております)。

第2回 Web講演会・説明会

  本日は先日行われました第1回Web講演会・説明会に続く第2回Web講演会・説明会の案内になります。前回と同様の内容+αで送らせて頂きますので、前回ご都合が合わなかった人も是非とも参加して頂ければと思います。以下鈴木部長からの案内文になります。 皆様、こんばんは! 前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科 鈴木裕之と申します。 直前のお知らせではありますが、当科主催でのWeb講演会+説明会のご案内です。 Web講演会の内容は皆様、興味がある方も多い ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? ・ECMOのトラブルシューティング ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには?   という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医などです。 日程は  2022年5月31日(火) 19:00〜終了しました。  2022年6月19日(日) 19:00~ です。 また、講演会後に当科の説明会も行わせて頂きたいと思います。 皆様の参加を心よりお待ちしております。   ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://forms.gle/gxjjJ7VR6tx7rU3Q9   【日時】 2022年6月19日(日) 19:00~ 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。 【スケジュール】 6月19日(日) 19:00〜19:10 ご挨拶 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 19:10〜20:20 Web講演 ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? 集中治療科救急科部長 藤塚健次 ・ECMOのトラブルシューティング 集中治療科救急科部長 鈴木裕之 ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには? 集中治療科救急科スタッフ 青木誠 ・シニアレジデントの日々 集中治療科救急科 小森瑞恵、井田俊太郎 20:20〜20:30 当科説明会+Q&A 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸     皆様のご参加をお待ちしております。

当科診療スタッフ紹介:畑中先生

イメージ
新年度になり数回に分けてアナウンスさせて頂いている当科新入職の先生方の紹介になります。今回は都立墨東病院救急科よりいらした畑中康人先生です!どうぞ!   Q 1  ご略歴を教えてください。 都立墨東病院救急シニア 2 年目の畑中康人と申します。昨年は都立墨東病院で ER 、救命センター、 ICU とローテしていました。その前は千葉県で血液内科を中心に内科研修を 3 年して内科専門医を取得して救急科に転向しております。   Q 2  当院 / 当科を選んでいただいた理由はなんでしょうか? プログラムで他院研修があり、先輩方が前橋赤十字病院での研修が良かったと言っており選択しました。 Q3  実際来てみてのご感想を正直に ( 笑 ) お願いします。 病院がきれい!と思いました。赤十字病院で働いたことはあるのですがもっと汚かったです笑 まだわからないことがおおいですが、先生方が一致団結して診療している印象を受けております。   Q4  ブログ読者の皆様にひとこと。 たった三ヶ月と非常に短い期間ですが、色々学び、持ち帰っていきたいと思っております。   以上、畑中先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者のみなさま、今後とも応援よろしくお願いします (^^)/ 畑中先生からは、とりとたわむれている写真を提供いただきました(笑)

第1回Web説明会(5/31 19:00~)

皆様、こんにちは!本日は今年度第一回目のWeb講演会・説明会のアナウンスをさせて頂きます。 Web講演会の内容は皆様、興味がある方も多い ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? ・ECMOのトラブルシューティング ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには?   という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医などです。 日程は  2022年5月31日(火) 19:00〜  2022年6月19日(日) 19:00~ (こちら第2回目になります、1回目に都合がつかない方是非ご参加を!!) です。 また、講演会後に当科の説明会も行わせて頂きたいと思います。 皆様の参加を心よりお待ちしております。   ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://forms.gle/gxjjJ7VR6tx7rU3Q9   【日時】 2022年5月31日(火) 19:00~ 2022年6月19日(日) 19:00~ 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。 【スケジュール】 19:00〜19:05 ご挨拶 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 19:05〜19:50 Web講演 ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? 集中治療科救急科部長 藤塚健次 ・ECMOのトラブルシューティング 集中治療科救急科部長 鈴木裕之 ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには? 集中治療科救急科スタッフ 青木誠 19:50〜当科説明会+Q&A 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸   皆様のご参加をお待ちしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

緊急車輛24時 ドクターカー

ドクターカーは,救急車に医師と看護師が同乗し、事故現場などへ向かうことで、より早く医療行為をすることが可能になります。この、医師と看護師が同乗した救急車のことをドクターカーと言います。前橋赤十字病院では 2013 年 2 月から運用を開始しました。しかし、この時は日没が早まる冬季限定で、ドクターヘリが飛べなくなる日没 30 分前から 17 時 45 分までのわずかな時間。そして、ドクターヘリ補完事業としての試験運用でした。それから徐々に出動体制を見直していき、 2018 年 6 月に新病院移転後は、前橋ドクターカーとして本格運用しています。( https://www.maebashi.jrc.or.jp/gairai/car.html ) その前橋ドクターカーが, 2022 年 5 月 22 日(日)18時30分〜21時00分 テレビ東京「緊急車両 24 時 密着 ! 命を守る壮絶現場」に取り上げられています.放映時間は 19 時 50 分~くらいのようです.是非,ご覧ください。 ( https://www.youtube.com/watch?v=LWb3NU3_S8U&authuser=1 )

ドクターヘリ実績

イメージ
  こんにちは、金畑です。   しばらく途切れていたドクターカー、ドクターヘリ活動実績報告を再開しようと思います。まず第一弾として、(すでに旬ではなくなっていますが) 2020 年度と 2021 年度のドクターヘリ集計です。   2020 年度 ドクターヘリ 要請件数は 826 件 出動件数は 578 件(内、施設間搬送が 53 件) 離陸後キャンセル 114 件(キャンセル率 16.4 %) 未出動件数 248 件   月別の件数グラフ 搬送先病院一覧 疾患分類件数 は上記の通りです。   2021 年 ドクターヘリ 要請件数は 808 件 出動件数は 581 件(内、施設間搬送が 54 件) 離陸後キャンセル 160 件(キャンセル率 21.6% ) 未出動件数 227 件   月別の件数グラフ 搬送先病院一覧 疾患分類件数 は上記の通りです。     また総実績の推移は以下の通りです。 (年度別グラフ)   2020 年度からは COVID-19 の影響もあって、要請件数が低下しています。まだ全国的に高止まり( GW によるリバウンドも?)をしており、感染対策には十分に注意をしていく必要がありますが、要請を受けた事案にひとつひとつ対応をしていきます。 参考 群馬県ドクターヘリ事業 HP (https://www.maebashi.jrc.or.jp/dr-heli.html)

当科診療スタッフ紹介:小林先生

イメージ
今回も当科診療スタッフをご紹介します。インタビュー形式でのご紹介です。今回は太田記念病院よりいらした小林諭史先生です!どうぞ!   Q 1  ご略歴を教えてください。 群馬県桐生市出身、高校、最初の大学はラグビーばかりの日々でした。ワールドカップで活躍していた選手たちともよく対戦していました。大学院で神経行動科学を専攻し、群馬県庁で心理士の仕事をしていましたが、医師になりたいと思うようになり、医学部に学士編入学しました。太田記念病院で初期研修後、自殺対策に関する調査研究法人で政策や研究業務に関わりました。昨年から臨床に戻り、太田記念病院救急科を経て、当院に来ました。   Q 2  当院 / 当科を選んでいただいた理由はなんでしょうか? 集中治療、プレホスで有名だったこと、ブログや SNS で雰囲気を学生時代から見ていたことから憧れていた病院であり、科でした。   Q3  実際来てみてのご感想を正直に ( 笑 ) お願いします。 当科は所属医師が多いと感じました。私の所属する太田記念病院は、当科と比べ約 3 割ほどの人員で 3 次救急と ICU 、病棟管理を行っています。当番のときは一人で日当直をこなし、夜間は ICU を含めたくさんの入院患者の緊急時対応を担当しながら ER 対応も行うという環境でした。とても多くの経験ができ満足していましたが、上級医に教わりながら症例をじっくり検討するという機会は少なかったかもしれません。当科ではいつも上級医と相談しながら診療を進め、1日に何度もプレゼンの機会があります。先輩方は患者さんを深く知り、より良い医療を行おうという姿勢に溢れ、とても刺激を受けています。ここでしっかりと学んで、鍛えて、また太田記念病院でたくさんの症例に向き合う日々を楽しみにしています。   Q4  ブログ読者の皆様にひとこと。 私が学生の時、このブログをよく見ていたので学生さん向けに一言。医師・医療従事者は色々な働き方があります。病院選びや診療科選びは働き方選びであると同時に、学び方選びでもあります。私は体を動かしながら症例を通じて覚えていくこと、できるようになっていくことが好きで(とはいえしっかりと指導してくれる)病院を選びました。病院選びは忙しさ、教育、待遇、地域、倍率など考えるべき要素が多すぎて、納得のい

河内先生 論文Publish!!

こんにちは、河内です。 風に揺れる稲の葉と木々の新緑が、新しい季節を告げていますね。 (この導入どうすればいいか考えすぎて、もう何が良いんだか分からなくなってきました。次は漫画の話でもします。)   当院の V-V ECMO の診療データをもとにした論文が、 Artificial Organ から Publish されました。 (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/aor.14267)   ECMO 患者の出血合併症は致命的になりますが、出血合併症発症のリスク因子を調べてみた、という内容です。 APTT 高値は有意な関連因子で、積極的な離床 ( 端座位の達成 ) は出血発症への抑制傾向を示し、血小板値はあまり関連がなさそうでした。 単施設の後ろ向き研究なので Limitation は多いところですが、 Open access で無料なので、ぜひご意見などお願いしたいです。 もちろん多施設研究の依頼なども、いつでもお待ちしています!   「何も分かりませんが、とにかくやる気だけはあります!」からスタートしましたが、研究について勉強し、データを収集し、熱心に指導してくださった当科 OB の劉先生の教えをいただきながら、やっとここまで来れました。 在籍1年目の冬くらいから取り掛かり始めて、とにかく大変でツライことばかりでしたが、「後期研修の 3 年間のうちに、何かカタチになる業績を残したい。」という河内のワガママを真摯に汲んでくれた、中村センター長には本当に感謝の限りです。   当科には臨床だけでなく学術活動もしっかり行える基盤があります。 特に後期研修先を悩んでいる初期研修医の先生へ、参考になればと思います。   河内は引き続き、当科のより良い診療と学術活動に貢献していきたいと思います。

群馬県防災ヘリ訓練

イメージ
こんにちは、金畑です。コロナ禍になり、院外研修がなくなってしまい、ブログを書くのは数年ぶりとなってしまいました。 さて、昨年 9 月に新しくなった群馬県防災ヘリ「はるな」が就航いたしました。防災ヘリの役割はたくさんありますが、そのうち一つに「ドクターヘリ的運用」というものがあります。 「ドクターヘリ的運用」には,ドクターヘリが出動中に現場に医療スタッフが必要な事案が発生した時(重複【ちょうふく】事案といいます)の現場へ医療従事者の派遣や,複数の傷病者が発生した事案においての傷病者搬送などがあります。 この度新しい防災ヘリが就航し、再度ドクターヘリ的運用を開始するための機体確認等を目的とした訓練が 4 月 18 日に行われ、小雨の降る午前 10 時に前橋赤十字病院ヘリポートにオレンジと緑が映える新しい防災ヘリが着陸しました。ヘリスタッフを中心として無線機の確認や椅子の配置や数、機内での処置のシミュレーションなど、防災航空隊員らと活発な意見交換が行われました。 本格的な「ドクターヘリ的運用」開始はもう少し先ですが、訓練を重ねて群馬県内の病院前診療の強化に向けて活動を進めています。 防災ヘリ「はるな」全景写真です ヘリ内訓練写真、実際の活動を想定した綿密なシミュレーションが重要です

当科診療スタッフ紹介:岩崎先生

イメージ
  今年も当科に新入職の先生方が赴任されました。今後数回に分けてご紹介していきます。インタビュー形式でのご紹介です。今回は板橋中央病院麻酔科よりいらした岩崎敬子先生です!どうぞ!   Q 1  ご略歴を教えてください。 板橋中央総合病院の麻酔科 4 年目の岩崎敬子と申します。麻酔科 1 年目、 2 年目と板橋中央総合病院で研修を行い、 3 年目は神奈川県立こども医療センターで小児麻酔を勉強しておりました。   Q 2  当院 / 当科を選んでいただいた理由はなんでしょうか? 板橋中央総合病院の麻酔科プログラムでは、集中治療を学べるよう、半年間、前橋赤十字病院で研修をさせていただけるよう配慮していただいてます。 ICU 以外に、救急外来も担当するため、緊急手術になるような患者様の対応も学ぶことができ、麻酔科として非常に勉強になります。   Q3  実際来てみてのご感想を正直に ( 笑 ) お願いします。 敷地が広い!広すぎる!笑 数年前に新しい病院に建て替わったとは聞いておりましたが、病院がとても綺麗です。 24 時間営業しているコンビニがあるのも、地味にありがたいです。   地域医療に携わる急性期病院という点では同じですが、救急・集中治療科のスタッフの数が多く、沢山の患者様をテキパキと診療しており、スピード感に日々驚いています。 また、日々の仕事の役割分担が細分化されており、一人に負担がかかりすぎないよう調整され、働きやすい環境を作ってくださり、非常にありがたいです。   Q4  ブログ読者の皆様にひとこと。 半年間と短い間ですが、どうぞよろしくお願いします。たくさん勉強し、たくさんスキルを盗んで、板中にお土産として持って帰ろうと企んでます! 頑張ります!!     以上、岩崎先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者のみなさま、今後とも応援よろしくお願いします (^^)/ 大学時代はヨット部所属で、真っ黒に焼け焦げていました。今はランニングが趣味ですが、顔は真っ白になりました。