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当科診療スタッフ紹介:萩原先生

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ブログを読んでくださっている読者の方、初めまして。救急科の萩原裕也と申します。今年5月より入職し、勤務させていただいております。 横浜出身で大分大学を卒業し、初期研修は札幌東徳洲会病院で行いました。それから札幌医科大学麻酔科講座に入局し、地方関連病院勤務ののち、医局を離れ、救急集中治療の研鑽を積むべく当院救急科に辿り着きました。医師7年目になります。 先日、麻酔科専門医試験がありました。麻酔科専門医試験は筆記試験、口頭試験、実技試験の3科目があります。そのうち実技試験は昨年同様コロナ流行の影響でなくなり、受験したのは筆記試験と口頭試験でした。 国家試験以来の試験であり、仕事しながらの勉強も大変でしたが、なんとか合格することができました。 前橋での仕事は大変充実しています。引き続き群馬の医療に貢献できるように頑張っていきますので皆様宜しくお願い致します。 当院からみえる夕日は綺麗です。ドクターヘリと共に撮らせてもらいました。

「第49回救急医学会総会」へ参加しました。

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 船戸です。 2021年11月21~23日に東京で開催された「第49回救急医学会総会」へ参加しました。今年参加して自分のなかで印象に残ったことが2つあります。1つ目はやはり昨年に引き続きCOVID19関連の発表の多さ、2つ目は臨床研究関連の教育講演の多さです。 COVID19については現時点(11月下旬)ではようやく落ち着きを取り戻したようにも思えますが、まだまだ油断できない状況が継続しております。今年一年で流行の波を数回経験し、先生方は常に患者さんをよくするための方法を考え、新しい研究の結果を探し続けていたことと思われます。複数の施設や時には国を跨いだ大規模な研究も行われ、有用な情報が続々と出てきました。大規模な研究というと華々しいですが、その裏に数多の基礎研究、症例報告、観察研究が存在するからこそ大規模な研究が成り立ちます。今年も多くの先生方がCOVID19関連の発表をされておりました。一つ一つは小さな研究ですが、それらが積み重なって世界を変える発見が産まれることを考えると、学会で積極的に発表していくことの重要性を感じます。 COVID19関連の研究には負の側面もありました。昨年、いわゆる四大医学誌の一部で、論文が撤回されるという事件がありました。これは論文の掲載間近になって研究データの整合性がとれなくなり、論文の正当性が保証できなくなったことで医学誌が論文を撤回した、というものです(この裏には査読が甘かった説、論文の捏造があった説もありますが、ここでは触れません)。この際は何とか出版前に食い止められましたが、論文というものが人間が書いて人間が確認しているものである以上、100%正しいと言い切れる論文は一つもない、という認識が重要であると考えます。その中で私たちは論文に関するリテラシーを身に着ける必要があります。それはつまり論文を読む際のリテラシーであり、論文を書く際のリテラシーでもあります。この流れの中で臨床研究関連の講演の多さは、私たちに改めてその重要性を示唆してくれたのではないかと、勝手に深読みしております。 以上雑多になりましたが今年の救急医学会総会について思ったことなどでした。

第28回日本航空医療学会総会に参加しました。

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 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科の水野です. 2021/11/19-20に熊本で開催された,第28回日本航空医療学会総会に参加してきました.当院からはCOVID-19関連のテーマを2題の発表しております. 昨今のCOVID-19流行に伴い,感染暴露を懸念して,学会からもCOVID-19が疑われる患者の搬送は行わないよう提言されており,当院でもドクターヘリでの搬送件数が減少しています.特に山間部などでは医療機関への搬送に時間がかかり,根本治療に遅れに繋がる重大な問題です. そこで,「コロナ禍においてドクターヘリで搬送するにはどうすればよいか?」と題して,意識障害により呼吸器症状や濃厚接触歴などの病歴が十分に聴取できない患者さんにおいて,直近医療機関でコロナ検査を行った上でドクターヘリによる早期搬送を試みた症例について報告しました.本症例では,救急車による陸路搬送とドクターヘリによる空路搬送を比較した結果,およそ30分も早く根本治療が行える可能性が示唆されました. 今後,ヘリによる早期搬送を増やしていくには,ドクターヘリスタッフが常に患者さんにとって最善の方法を考えながら診療にあたることに加え,一人一人が感染予防を心がけ今後の感染拡大を抑えることで学会の提言が徐々に緩和されていくことに期待をしたいです. コロナ禍で各学会もWeb形式で開催されることが多かったですが,感染者数が減少し,緊急事態宣言が解除され,本学会は現地で参加することができました.やはり対面で発表することで,ストレスなく質疑応答ができ,議論が活発であった印象を受けました.今後は第6波に備えつつも,このままコロナが終息していってくれることを心より願っております.

第31回ぐんまマラソンに救護班として参加しました。

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 山田です。11/3(水)に行われた、第31回ぐんまマラソンに救護班として参加させて頂いたので、ご報告致します。 実大会開催は2年ぶりで、選手や大会関係者の事前体調観察を始め、様々な感染対策が十分にとられた上で、開催の運びとなりました。エントリー人数はフルマラソン(42.195km)が4551人、10キロマラソンが3328人で、計7879人でした。天気は快晴、気温は21度。真っ青な空の下、マラソン日和となりました。 当院は、救護本部と、第12救護所(ゴール地点)の2箇所を担当させて頂きました。まずは、第12救護所の設営です。群馬大学医学部附属病院のチームや県、ボランティアスタッフ等、計25名での運営となりました。捻挫や怪我、脱水症状等、60名前後の方の救護を担当させて頂きました。 続いて、救護本部です。医療統括の先生や、県・消防、救護ディレクター、上毛新聞社の方々と協力し、計21名での運営となりました。救護本部の業務は、コース内で発生した傷病者の方々の把握と対応です。具体的には、緊急の処置や救急車の必要性を判断し、近くの救命チームの派遣や、救護所への誘導、消防の方を通じた救急要請等を行いました。12の救護所や、約1km間隔で配備されたAEDスタッフ、その他の多くのボランティアスタッフの方々からの電話連絡を受け、情報を収集します。スタートから2-3時間後には電話が集中し、地図とコース概略図を片手に、様々に飛び交う情報と格闘することとなりましたが、幸い大きな問題もなく、無事全ての方への対応を行うことができました。 久しぶりのマラソン大会開催となりましたが、数多くの方々の協力を得て、無事大会を終えることができました。ランナーの皆さん、多くの関係者の皆さん、ご協力頂き、ありがとうございました。 徐々に様々なイベント活動が再開され始めています。久しぶりのイベントも多いと思いますので、皆さんくれぐれも無理のない範囲で、参加して頂ければと思います。 引き続き感染対策を続けつつ、少しずつ今までの日常が戻ってくることを期待しています。

日本DMAT隊員養成研修に参加しました

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後期研修医の河内です。 11月16~18日に立川で行われた、『令和3年度東第6回日本DMAT隊員養成研修』に参加してきました。 座学とシミュレーションを合わせた3日間の研修でしたが、無事に日本DMAT隊員の資格を得ることが出来ました。 群馬県のLocal DMAT資格を2年前?に取得していましたが、日本DMATの研修は新型コロナの影響もありなかなか参加できませんでした。 厚生労働省のDMAT事務局の皆さんに加え、日本各地から多くの医師、看護師、業務調整員の講師の方々に来ていただき、充実した研修を過ごすことが出来ました。 地震や台風だけでなく新型コロナも含めた突然起こる大災害に対して、どのようにアプローチし最善の医療を行うか、過去の災害対応の失敗を繰り返さないためにどうすれば良いのかという考え方は、日常の臨床とは似て非なる災害医療という領域です。 まだまだ経験も知識も不足していますが、少しでも災害医療に貢献できるように学んでいきたいと思いました。 

JATEC 神奈川コースにインストラクター参加してきました

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 丸山です。 10月30,31日に開催されたJATEC 神奈川コースにインストラクターとして参加してきました。 JATECコースとは外傷初期診療について2日間かけて学び、Preventable Trauma Death(避けられた死)を見逃さず、外傷患者を救命することを目的に作られたコースです。 今回は緊急事態宣言期間が終わって関東初のJATECコースでした。この2年ずっと中止され続けていたため、やっと開催されて大変嬉しく思います。救急医を目指す初期研修医の方だけでなく、腹部外科、呼吸器外科、脳外科、消化器内科の先生まで、救急医療(特に外傷)に関わる先生方が多方面から学びに来てくださいました! このコースも開催されて早18年。6回目のガイドライン改訂が行われ、今年からはこの第6版に沿ってコースの内容も一部変更になりました。教える私達もインストラクトを通して外傷診療のアップデートを行い、現場に還元していきたいと思います。 今回(第6版)の改訂ポイント ・輸液制限と早期輸血療法の重要性を強調 ・受傷早期(1時間以内、遅くとも3時間以内)のトラネキサム酸投与 ・意識レベル確認で圧迫刺激をする部位は眼窩上切痕や顎関節部を推奨。胸骨部はグリグリしない。(写真2) ・その他:チーム医療の重要性、気道確保のアルゴリズム、EFASTの明記、抗凝固薬の危険性など

AP-ELSO2021で口演発表をしました。

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 後期研修医の河内です。第5波が落ち着いて、日々の暮らしにも気持ちの余裕が出てきましたね。これまでの経験と教訓を踏まえて、診療技術を進歩させていかないと…ですね。 本日、現地&オンラインでハイブリッド開催のAP-ELSO2021(the Asia-Pacific Extracorporeal Life Support Organization 2021 Conference)の口演発表をさせていただきました。 発表テーマは『端坐位の達成はVV-ECMO出血合併症に関連するか?』でした。 結果としては端坐位の達成はむしろ出血を抑制する因子でしたが、単施設かつLimitationの強い研究なので、まだまだ今後の研究が必要だと思います。 ボクはオンライン発表なので、事前に録音&録画したスライドが現地で流れて(これツラい)、その後Q&AにZOOMで参加するスタイルでした。 ショボい英語力も含めて、満足のいく発表ではないですね、正直。 台湾開催だけあって発表者の多くが台湾や香港の方でしたが、いずれも複雑・ハイレベルな発表かつ、英語超上手!でした。 まだまだ全然太刀打ちできる気がしないです。Q&Aも優しさで乗り切った感ありましたし。 世界の壁は高い。 現地に行けないのが本当に残念でしたが、次の学会ではもっと質の高い発表が出来るように日々努力していこうと思います。 お互いに身体に気を付けて、冬を迎えましょう!ではまた!

当科診療スタッフ紹介:小森先生

今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。先日ICLSプレインストラクターとしての経験をブログでお話ししてくれた福岡徳洲会病院からいらした小森先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 福岡で生まれ育ち、大学も地元の久留米大学を卒業しました。初期研修は福岡徳洲会病院で2年間過ごしました。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 病院前医療からICUまですべてを後期研修の期間に勉強したいと思い、思い切って福岡から群馬に来てみました。 Q3: 実際に6ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 日々学ぶべき課題で追われていますが、目指すべき背中は見えているので少しでも追いつくように諦めずに頑張ります! Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 過ごしやすい職場で、病院前医療からICUまで全て研修できる病院は全国でも数少ないです!こんな環境で研修できることに日々感謝しながら、少しでも群馬県の救急医療に貢献できればと思います。 以上、小森先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/

消防学校ICLSにプレインストラクターとして参加させていただきました。

 後期研修医1年目の小森です。10月5,6日に群馬県消防学校でICLSコースが開催されプレインストラクターとして初参加させていただきました。  ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの略で突然の心肺停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としたトレーニングコースです。  私は初期研修の時にこのコースを受講生として参加し今回はプレインストラクターとして参加させていただきました。受講生は消防学校で開催することもありほとんどが救急救命士さんでほかに数人の看護師さんでした。  初のプレインストラクターで事前に知識的な勉強はしましたが、さすが救急救命士さん、胸骨圧迫など日々訓練されておりその美しいフォームに関心いたしました。ほかにも薬剤投与や除細動のジュール数など鋭い質問も多く、私自身もまだまだ勉強不足を感じるとともに良い刺激となりました。また、ほかのインストラクターの方を見てコースの流れの持っていき方など大変勉強になりました。  これからもインストラクター目指して参加させていただこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

救急科専門医試験を受験しました。

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こんにちは、山口です。 先日、当院からは3名が救急科専門医試験を受験してきました。 当初は「いざ東京に!」と考えていましたが、コロナの影響で今年度は地域(都道府県)で行われることになったため、群馬県では当院が試験会場でした。 救急診療指針を熟読して臨みましたが、医師国家試験のような構成で、知識問題が例年より多い印象でした。奇問はなく、良問揃いだったと思います。 学会によると合格発表は今月下旬のようなので、もう少し不安でドキドキした日々が続きます。 来年度の受験資格も与えられないように、あとはお祈りです。

群馬県防災ヘリコプター「はるな」の就航式に参加しました。

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中村です。 9月8日(水)私は,群馬県防災ヘリコプター「はるな」の就航式に参加しました. 2018年8月10日,「はるな」が登山道の視察中に墜落し,県防災航空隊と吾妻広域消防本部職員計9名がお亡くなりになりました.我々にとっても忘れられない出来事であります. 2019年4月には,防災航空センターが設置され,月命日にあたる毎月10日には「安全運航会議」が開催されることになりました.また,同年11月には防災ヘリコプター運航連絡協議会が開催され,我々,群馬県ドクターヘリ基地病院からも参加しています.2020年12月には新機体が納入されました.新機体は,レオナルド式AW139型,アグスタといわれる機体です.その後,緊急運航再開に向けた教育訓練が開始され,2021年9月7日に全訓練が完了し,9月8日の就航式を行うこととなったわけです.事故から3年,「安全な運航」を目標にいろいろな体制が検討されました.二人操縦士体制を代表される,ボイスレコーダーやフライトレコーダーの設置,バブルウインドーなど安全整備が充実しています. 群馬県では,今まで防災ヘリを用いたドクターヘリ的運用を行っていました.今後は,防災航空センターおよび防災航空隊との隊長および隊員と相談・協力をしながら,医療者の搭乗訓練等を行い,さらに安全に留意した「ドクターヘリ的運用」の再開を考えています. 私は,就航式に参加させてもらい,その中で,「人の命の大切さ」を実感しました.尊い9人の方々の命を想い,さらなる「安全な救命活動」を心掛けて行きます.

最近うわさのデルタ株ってどんなもの?ワクチンは効かないのか!?

こんにちは、丸山です。 新型コロナウィルス感染症は第5波に突入し、全国に再び緊急事態宣言が発令されてしまいました。昨今ニュースで耳にする「デルタ株」。これが第5波の原因だ!なんて言われたりしますが、実際のところ今までのものと何が違うのでしょうか?一番気になる”ワクチンが効くのか効かないか問題”含め、論文の紹介をさせていただきます! まず一つ目は「デルタ株の特徴」についてです。今まで日本で流行っていたのはアルファ株と呼ばれるタイプでした。このアルファ株とデルタ株を比較した研究の紹介です。(The Lancet Infectious Diseases [Internet]. 2021 Aug 27 [cited 2021 Aug 28];0(0).) 今回の研究はイギリスのPHE(公衆衛生庁)が国全体から集めたビッグデータを用いて解析を行なわれました。2021年3月29日から5月23日までの間にアルファ株が34656例, デルタ株が8682例収集されました。時期が後になるほどデルタ株が増え、感染の主体となったようです。14日以内の入院リスクはデルタ株の方が2.26倍(調整後)高く、予防接種を受けていない人もしくは予防接種後21日未満の人の方がワクチン接種を済ませた人達よりデルタ株で入院するリスクが2.32倍(調整後)高くなっていました。ワクチン接種を済ませた人の間ではアルファ株とデルタ株で入院リスクの差はありませんでした。 前述の通り、デルタ株は罹患すると重症化しやすいですが、ワクチン接種によって重症化は抑えることができるようです。 デルタ株は今までのものより移りやすくて重症化する!という情報はニュースで頻繁に紹介されていると思いますが、ワクチンは効くのでしょうか?効かないという報道を時々耳にしませんか? 次の論文はそんな疑問に答えてくれます(N Engl J Med. 2021 Aug 12;385(7):585-594.)。 この研究もイギリスのビッグデータを用いて行われました。期間は2020年10月26日から2021年5月16日までで293393例のデータから調査されています。ファイザー製とアストラゼネカ製のワクチン両方合わせた結果になりますが、1 回接種後の有効性はアルファ株が48.7%、デルタ株が30.7%とデルタ株で顕著に低くなりました。2回接種の場合、ファ

前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 Web講演会+説明会のご案内

  皆様、こんばんは! 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 鈴木裕之です。 直前のお知らせではありますが、当科主催でのWeb講演会+説明会のご案内です。 Web講演会の内容は皆様、興味がある方も多い ・ドクターヘリ・ドクターカー ~最適な病院前診療のために~ ・いまさら聞けない・・・ECMOって何? という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医などです。 日程は  2021年8月26日(木) 19:00〜 です。 また、講演会後に当科の説明会も行わせて頂きたいと思います。 皆様の参加を心よりお待ちしております。 ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://forms.gle/6EjMa9N31jk3LU7W8 【日時】 2021年8月26日(木) 19:00〜 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。 【スケジュール】 8月26日 19:00〜19:05 ご挨拶 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 19:05〜19:50 Web講演 ① ドクターヘリ・ドクターカー ~最適な病院前診療のために~ 集中治療科・救急科 スタッフ 金畑 圭太 ② いまさら聞けない・・・ECMOって何? 集中治療科・救急科 副部長 藤塚 健次 19:50〜当科説明会+Q&A 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 皆様のご参加をお待ちしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下、当科の説明です。 当院は2018年6月1日に新築移転し、よりアクティブに、より充実した研修環境が整いました! 『前橋赤十字病院 集中治療科・救急科の後期研修医・医師募集』のお知らせです。 「オールラウンド型 救急医、集中治療医を目指そう!」 「一歩進んだ       救急医、集中治療医を目指そう!」    <当科での研修・勤務の特徴> 1.ER、ICU、ドクターヘリ・カー、病棟入院管理、災害医療を一科で一元化! 2.県内から集まる重症外傷・熱傷、重症内因症例を豊富に経験! 3.最短で効率よく救急・集中治療・災害医療・麻酔分野の専門医資格取得が可能! 4.各教育コースのインストラクターが多く在籍! 5.教育コ

当科診療スタッフ紹介:平田先生

  新入職者の先生方が当院へいらして3ヶ月が経ちました。今月はその感想も踏まえ連続で当科診療スタッフの紹介をさせていただいております。本日は 板橋中央総合病院 からいらした平田先生です!どうぞ!! Q1. ご略歴を教えてください 板橋中央総合病院で初期研修を終え、同病院の麻酔科に後期研修医として入局し、現在に至ります。 Q2. 当院当科を選んだ理由はなんでしょうか 板橋中央総合病院 麻酔科では “オペ室以外でも活躍できる麻酔科医になる” という一理念のもと、後期研修プログラムの一環として、当院当科での研修が含まれています。当科での救急/ICU診療を通して、急性期マネジメントをより広い視野で捉えながら勉強していくことはオペ室内における麻酔業務の研鑽にもつながっていきますし、また三次救の当院ならではの緊急/重症例をみられることもステップアップへの貴重な経験です。オペ室の外で活躍できる場をひとつずつ増やすべく、当院当科での研修に励んでおります。 Q3. 実際に3か月診療に携わっての感想 ICUの研修からスタートさせていただいておりますが、重症例の診療は思った以上にエネルギーのいる仕事なんだな、というのが正直な感想です。日々変化する患者さんの病態に対して、一つずつ可能性や理由を挙げ、必要な検査を選び、ベストだと考えられる治療を行い、またその結果を評価して、明日につなげていく。正解がわからない場面もあります。しかしそういった日々でも、患者さんがよくなるという大きなゴールを目指して、考え努力することを決して怠らず、目標のために全力を尽くしていく当院当科の先生方のエネルギッシュな背中に、医療者として人として、学ぶことばかりの毎日です。 Q4. 読者に一言お願いします。 先ほどはああ書きましたが、「思った以上にエネルギーが…」とげんなりしているわけではありません。初めての三次救急・初めてのICUで、当初はどうなることかと思っておりましたが、当院のエネルギッシュな先生方は教え上手で、いつも優しく公明正大なご指導で引っ張ってくださいます。おかげさまでひとつひとつ前向きに研修することができております。そしてそんな先生方がドクターヘリのユニフォームに身を包んでいるその頼もしさたるや。よく、救急科はヒーローになれる科だ、などと言われますが当院に来てそれを実感しました。もし私が群馬の山奥で大け

Gメッセワクチン接種の支援に行きました!

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 丸山です。 群馬県では6月21日からGメッセに「県ワクチン接種センター」を開設し、一般の皆様のワクチン接種を行なっており、7月12日から前橋赤十字病院もその中の1ブースを担当することになりました。その経緯については当院の院長室便りにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。 URL:http://inchoushitsudayori.blog.fc2.com/blog-entry-401.html 日赤からの支援第一陣として、今回救急科からは私が参加させていただきました。日赤は第4ブースを割り当てられており、その予診と急変対応をさせていただきました。Gメッセには1日で5500人超の方が接種に来てくださいました!私はそのうちの366人の方の予診を取らせていただきました。 また、当ブースではワクチン接種後に救護室で休む方が数名いらっしゃいました。ワクチン接種後の症状としては、喉が詰まる感じ、立ちくらみ、注射したところの痒みといったものが見られました。また、注射した場所の血が止まらないという方がいらっしゃいましたが、ワクチン接種をした場所を押さえていなかったようです。ワクチン接種後に穿刺部を揉む必要はないのですが、数分間優しく圧迫しておけば血は止まりますので、ワクチン接種後は揉まずに指で穿刺部を押さえていただければと思います。 ワクチン会場は大変広く、穏やかなBGMが流れる空間ですので、「ごみごみしているところはちょっと…」とワクチン接種をためらっている方がいらっしゃるようであれば、このGメッセ県ワクチン接種センターでワクチン接種をしてみるのはいかがでしょうか。 みんなでワクチン接種を行い、集団免疫をつけて、コロナ前の生活が戻ってきたら嬉しいですね! 皆様、ワクチン接種へのご協力の程どうぞよろしくお願い致します。

7月19日に2022年度 前橋赤十字病院 救急科専門研修プログラム Web説明会を開催します!

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  みなさま、こんにちは。 前橋赤十字病院   高度救命救急センター   集中治療科・救急科副部長の鈴木裕之と申します。 専門研修プログラム Web 説明会のお知らせです。   2021 年 7 月19 日(月)19時半 ~ 「 2022 年度 前橋赤十字病院 救急科専門研修プログラム Web 説明会」   下記 URL をクリックして、ぜひお申し込みください 。   https://www.maebashi.jrc.or.jp/info/2021/07/2020-1.html     あわせて、こちらの動画もぜひご覧ください。   https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=jmQqq4iXHmw&feature=emb_logo   @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@   当院は 2018 年 6 月 1 日に新築移転し、よりアクティブに、より充実した研修環境が整いました! 『前橋赤十字病院   集中治療科・救急科の後期研修医・医師募集』のお知らせです。 「オールラウンド型    救急医、集中治療医を目指そう!」 「一歩進んだ          救急医、集中治療医を目指そう!」     <当科での研修・勤務の特徴> 1.ER 、 ICU 、ドクターヘリ・カー、病棟入院管理、災害医療を一科で一元化! 2. 県内から集まる重症外傷・熱傷、重症内因症例を豊富に経験! 3. 最短で効率よく救急・集中治療・災害医療・麻酔分野の専門医資格取得が可能! 4. 各教育コースのインストラクターが多く在籍! 5. 教育コース受講費用は病院負担! 6. 麻酔、細菌検査、エコーなど院内・院外・他科短期研修も可能!   『前橋赤十字病院 オールラウンド型 救急科専門医 研修プログラム』 https://www.maebashi.jrc.or.jp/icuqq/program/index.html     <当院・当科の紹介> 『前橋赤十字病院   高度救命救急センター』 全国で 42 施設しかない高度救命救急センターの 1 つです。 https://www.maebashi.jrc.or.jp/center.html 〇救急外来( ER ) 当科管理による全次型 ER です。 htt

当科診療スタッフ紹介:井田先生

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新入職者の先生方が当院へいらして3ヶ月が経ちました。今月はその感想も踏まえ連続で当科診療スタッフの紹介をさせていただいております。本日は浅間南麓こもろ医療センターからいらした井田先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 初期研修は長野県の浅間南麓こもろ医療センターという市中病院で行いました。長野県出身ですが親族に群馬県民が多く、自分の本籍も最近まで高崎でした。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? ERとICUをしっかり学ぶことが出来る環境で修行してみたいと考え、こちらの病院を選ばせていただきました。重症症例を多く見たかったことも当院を選択した理由の一つです。 Q3: 実際に2ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 日々多くの壁にぶち当たり、必要とされる圧倒的な知識量に溺れかけることもありますが(笑)、優しい先輩方に助けられて充実した毎日を送っています。一つ一つステップアップして、何事も迅速に対処できる救急医となりたいです。 Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 至らぬところばかりですが、今後ともどうかよろしくおねがいします。 趣味は筋トレと料理なので、気軽に声をかけてください! 以上、井田先生でした!

当科診療スタッフ紹介:市川先生

新入職者の先生方が当院へいらして3ヶ月が経ちました。今月はその感想も踏まえ連続で当科診療スタッフの紹介をさせていただいております。本日は 信州大学医学部附属病院からいらした市川先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 平成20年信州大学医学部医学科卒業後、長野県で初期研修を終え信州大学救急集中治療医学教室に入局しました。その後、医局人事による長野県内各地域の救命救急センター勤務や大学勤務を経て、今回国内留学という立場で1年という期間限定ですが前橋赤十字病院でお世話になることになりました。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 救急医療の面では、群馬県と長野県の総人口は大きく変わらずまた市町村別の人口も同程度であること、前橋赤十字病院と信州大学病院はどちらも高度救命救急センターであり、今回の留学で学ばせて頂く事が長野に戻っても還元できる部分が多いと考えたからです。 集中治療の面では、closed ICUが確立している、ECMO治療に秀でている等、学ぶべき事が数多くある施設だからです。 Q3: 実際に3ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 集中治療室で勤務をさせてもらっています。人工呼吸器管理、血行動態の把握等、恥ずかしながら今まで何となく解っていた気になっていた事を改めて勉強しています。学んだ事を適切に患者様に還元できる集中治療を学ぶにはとてもいい環境と思います。 若い先生方の診療アセスメントが非常にしっかりしており、教育システムについても是非長野に持って帰りたいです。 Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! この1年間群馬県の皆様の為に頑張ります。よろしくお願い申し上げます。 以上、市川先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/

当科診療スタッフ紹介:石田先生

 今回も当科診療スタッフをご紹介いたします。今月は3ヶ月当院でお仕事されての印象など含めて連続で新入職者の先生方の感想とご紹介をさせていただきたいと思います!いつものインタビュー形式でのご紹介です。この4月から東京医療センター病院からいらした石田先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 東京生まれ東京育ち.母校は東京慈恵会医科大学で当院への入職のきっかけとなったのも慈恵の大先輩です.現上司にあたる当科の増田医師も大先輩にあたり頭が上がりません!泣 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 救急外来,集中治療,病院前診療という救急科のオールジャンルをいずれも高いレベルで提供している環境に感銘を受けたからです. Q3: 実際に3ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 改めてGeneralistとして要求される守備範囲の広さに圧倒されています.日々湧き上がるクリニカルクエスチョンに忙殺されないよう必死に食らいついていきます. Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 当科の先生方は臨床レベルの高さはさることながら,情熱と慈愛の精神にあふれる尊敬できる方々ばかりです.コロナ禍の現在では周辺地域にとどまらず,県レベルで新型コロナ感染のマネジメントを昼夜問わず尽力されている姿には脱帽します. 小生も,(余所者ではありますが...)群馬県の医療に少しでも貢献できるように精進いたしますのでご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします!! 以上、石田先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/

当科診療スタッフ紹介:谷先生

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今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。インタビュー形式でのご紹介です。高齢連高岡病院からいらした谷 昌純先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 富山大学医学部医学科を卒業後、富山県立中央病院で初期研修と救急科の後期研修をスタートしました。その後県内の市立砺波総合病院、厚生連高岡病院での研修を経て当院へ参りました。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? ER、ICU、Dr CarやDr heli、災害医療を広く高いレベルで行っている当院で研鑽を積みたいしたいと考えたからです。ここで学んだことをいつか故郷の富山へ還元したいと思っています。 Q3: 実際に2ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 日々勉強になることばかりです。自分の至らなさを自覚するともに、レベルアップも少しずつできていると感じています。目標となる先生が多くいますが特に学年の近いスタッフもいますので、早く少しでも追いつきたいと思っています。また診療科全体でのレベルアップのため勉強会や抄読会などもあります。向上心の高い組織にいるという有り難さも感じています。 Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 高め合うことができる良い仲間がたくさんいます。救急・集中治療を頑張りたい人にとって、とてもよい環境と思います。救急科を目指す先生、さらに高みを目指す先生、私のように地方出身で県外での研鑽を考えている先生に一押しの施設です。このブログをご覧になった方といつか一緒に働ける日をお待ちしております。 以上、谷 昌純先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/  

救急科全員、ワクチンを打ち終え2週間以上が経過しました!!

こんにちは。救急科 大瀧です。このたび、当科のワクチン接種が完了(2回接種から2週間)しました。ワクチンを打ったことにより、気を緩めるわけにはいきませんが、個人的には一つ大きな局面を迎えたという実感はあります。今日は、ワクチン接種の副作用について、当科の「体験談(2回目接種翌日)」をお伝えいたします。 「軽い頭痛はありますが、熱とかだるさはありません。」 「なにやら焦燥感と動悸が・・・」 「今のところ特に症状はありません」 「接種部位痛と頭痛はありますが、勤務には支障なさそうです」 「接種部位の頭痛ありますが、熱もなく、今のところ問題ありません」 「僕も頭痛が多少ある程度で、業務に支障はありません。」 「頭痛部位の痛み程度です。やや倦怠感はありますが、業務に関係ない程度と思います。ちなみにアセトアミノフェンは接種後から定期内服しました。」 「特になにもありません。」 「私は熱はでませんでしたが、左上腕痛と頭痛、だるさが出現しました。ロキソニン内服して出社いたします」 「私も熱は出ませんでしたが、接種部の痛みで目が覚め、腰回りのだるさを感じております。幸い動けないほどではなさそうです。(その後)37.1度まで上がり体熱感も感じています。風邪をひいて熱が出た時の関節痛と気だるさも出てきました。」 「夜インフルみたいなだるさ、寒気が出てけっこーしんどかったです。今日休みでよかった。。。と思っています」 「体調いいです。1回目は無症状でしたが、今回は左上腕がすこし痛いかなくらいです。」 「1回目と同じく接種部位の筋肉痛と今日は軽い頭痛はありますが、もともと頭痛もちなので関連はわかりません。動けないような副反応は出ていません。」 「昨日11時頃に接種し、16時頃より接種部の痛みが気になりでしました。23時頃にはインフル初期のような節々の痛みと若干の頭痛が出現。ロキソニン内服で就寝しました。本日は接種部の痛みとすこーし怠い程度です。」 「接種した当日は腕が痛いかなぐらいでしたが、翌日は倦怠感強く1日中寝込んでいました。」 「左上腕の筋肉痛。体熱感・倦怠感がありアセトアミノフェンを内服しました。動けるけど、動かなくていいなら寝ていたいという症状でした。」 ——————————————————————————— 体調のいい人から、寝込む人まで。。。症状には幅があったようです。でも、