2018年7月12日木曜日

「前橋ドクターカー事後検証会議」を月2回開催しています!

小橋です。
今回は「前橋ドクターカー事後検証会議」について紹介させていただきます。


615日の記事でも紹介させていただきましたが、2013年より当院では「ドクターヘリ補完的事業としてのドクターカー運用」を開始、当時はドクターヘリが運航できないときのみドクターカーの運用を行っていましたが、20163月よりドクターヘリ運航時間内のドクターカー運用を開始しました。
この運用体制変更によりドクターカーの出動件数は大きく増加しましたが、運用を行っていく中で「本当にドクターカーを出動させる必要があった症例なのか」「ドクターカーが出動すべき症例を見落としていないか」「適切に現場活動が行えていたか」などの検証を行う必要が出てきました。

そこで、20174月より前橋市消防局の通信指令員(一般市民などから通報を受け、救急車の出動号令をかける消防署員)、現場活動を行った救急救命士、ドクターカーの救命救急士、カードクター・ナースがお互いに活動を振り返る「ドクターカー検証会」を定期的に設けることにしました。
毎回多くの参加者が集まり、活発なディスカッションが行われます!


当初は月1回のみの開催でしたが、現在は月に2回、群馬大学医学部付属病院のカースタッフにも参加していただき、①一般市民からの通報の段階で重症かどうかを判断し、早期にドクターカー要請を行うことができているか、②救急隊の現場活動が適切に行われているか、③ドクターカー隊(カードクター・ナース)の活動・病院選定などが適切に行われているか、などを出席者全体で検討します。
また、本検証会では出動した「全症例」の検証を行っています。月に40-50回近い出動があるため時間がかかりますが、11つの事案を検証することで、今後のよりよい活動につなげられるようにしています。


全国的に見ると、病院単位でドクターカーを運用しているところがほとんどですが、前橋市のように市の単位でドクターカーを運用しているところはごくわずかです。
このような検証会を通して、より意義のある早期医療介入を行い「患者さんにとって優しい市」を目指していきたいと思います。

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