2018年7月9日月曜日

災害時の“医療”と“保健”の調整役~「都道府県災害医療コーディネート研修」に参加~

町田です。
「平成30年7月豪雨(平成30年台風7号と前線に伴う大雨)」では残念ながら死者数が100名を超えてしまいました。亡くなられた方のお悔やみをお祈りするとともに、1人でも多くの無事と1日も早い平穏な日常への回復を願っています。
当院でもあらためて今朝から「情報収集チーム」を立ち上げて(週末の時点で立ちあがっていなかったのはスタッフ一同猛反省すべきことですが・・・)、現状の把握と今後の経過を見守りつつ当院としてできることを模索しているところです。


そのような状況の中でした、週末に日本赤十字社本社にて「都道府県災害医療コーディネート研修」が開催され、町田が2日間、中村センター長が1日(2日目)に講師として参加しました。
今回の受講対象は中部~関西地域で中には地元の状況をきにしながらの参加となった方もいらっしゃいました。また講師陣も地元の災害対応で来られない方、途中で地元に戻られた方、また事務局であるDMAT事務局の方々と会場である日赤の方々も研修と災害対応を同時進行で行っている状況でした。
しかしながらいつどこで起こるかわからない災害に対して、日本中に1人でも多くの災害医療コーディネートに携わる方がいらっしゃることもとても大切であり、本研修会は2日間活発なディスカッションとともに充実した時間となりました。僕も講師として初参加でしたが、研修と災害対応のスイッチを素早く切り替える先輩スタッフの姿を拝見したり、全国の地域を代表する方々のご意見などを拝聴することができ、僕自身にとってもとても学びが多い2日間となりました。



災害が大規模にわたり長期化するにつれて「医療ニーズ」だけではなく爆発的に「保健ニーズ」が増えてくるため、災害時に医療関係者は「医療ニーズ」に加えて「保健ニーズ」を合わせて「保健医療調整」を行うことが大切になります。
その調整を担うのは被災地の行政の大切な任務ですが、被災地では行政官に任務が次々とふってきて過負荷になるところをサポートするのが災害医療コーディネーターの大切な任務です。

医療と保健のニーズをしっかり把握して、そのニーズに対して適切な支援の調整を、行政官と医療者がタッグを組んでしっかり行っていける体制を、市区町村、保健医療圏、そして都道府県レベルまでしっかり整えていくことが重要であり、微力ながら自分もそのお手伝いを続けながらがさらに学んでいきたいと思います。
先月の統括DMAT研修では堀口先生と白戸先生、
今回の研修では菊川先生という、当院在籍中に日本DMAT隊員となり
現在それぞれ地元で活躍している先生方が参加していました。

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