“震度5弱”~群馬県内震源では最大規模の地震~

本日午後3時27分頃、群馬県南部(群馬県の住んでいると中東部という感覚ですが)を震源とした地震が発生しました。渋川市で最大震度5弱を記録しましたが、この“震度5弱”という震度は群馬県内を震源とする地震では、大正12年の観測以降最大とのことです。

地震発生直後より群馬県庁には災害対策本部が立ち上がり、当院でも情報収集チームを立ち上げて情報収集などを行いました。
ガラスや瓦屋根の破損の被害報告はあるようですが、21時の時点でこの地震に伴う傷病者は発生していないとのことです。大きな被害が出ていなくて一安心です。

全国の皆様から心配のメールをたくさんいただきありがとうございました。
今回は大きな被害がなかったこともあり、夕方の時点で情報収集チームは解散し通常の救急体制で運用しています。


ちなみに町田はちょうど館林厚生病院で開催中のICLSコースに参加していましたが、短時間の突き上げるような揺れとともに緊急地震速報が鳴り響いたためコース会場が一気に青ざめました。幸い新しい建物の病院であったため特に大きな問題が起こりませんでしたが、会場にいたDMAT隊員何人かで情報収集活動をコースと並行して行っていました。

東毛ICLSコースに参加させていただいていました。
施設に全くのトラブルなく、コースは無事終了しています。
テレビを横目に県の局地災害情報を確認。
EMISから各病院の被害状況を確認。

東日本大震災前まではほとんど地震保険に入る人がいないほど「群馬県は地震がほとんど起こらない」という神話がありましたが、やはりいつどこで地震が起こるかわからないことを痛感し、あらためて様々な災害に対応できるように心構えが必要だと感じました。


帰りに道に「地震の影響による道路の状態にお気を付け下さい」と
カーナビからアナウンスがありました。(地図の黄色部分が注意エリア。)


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