現病院で最後の「BLS&AEDコース」が行われました!

町田です。
前橋赤十字病院教育研修推進センター(旧看護学校)で毎月1回(4月のみ2回・年間13回)開催している「高度救命救急センターBLS&AEDコース」ですが、本日の第204回目コースが現病院での最後の開催となりました。
第204回目のコースです。
今日は当科の新人後期研修医も参加しました!

中野前救命センター長(現院長)が本コースを初めて4年前から僕がこのコースを引き継がせていただきました。
15年以上の歴史の中で院内スタッフ、新入職職員、そして県内の病院・診療所の両従事者など約3,000名の方に受講していただき、そしてこのコースを運営するために当科医師、院内看護師、そして県内各病院・消防関係者など150名以上の方に講師として参加していただきました。
皆様の熱心な受講と指導に心より感謝いたします。
また本コースに指導者と参加したことで「所属する病院で同じようなコースを開催できるようになった」という話を聞けたのもとてもうれしい出来事でした。

旧看護学校実習室での最後の一コマ

あらためて本コースの概要を紹介します。
「院内において医療従事者が心肺機能停止者に遭遇した場合に、心肺蘇生とAEDを使用しての早期除細動が法的および技術的に可能となることを目的としています。」
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/bls_aed.html
このコースのなかでBLS,AEDの重要性を理解していただき、実際にそのような場面に遭遇した際に何かアクションができるようになっていただくことです。心停止患者にとって大切なことは、早期除細動と質の良い胸骨圧迫を続けることです。


もちろん新病院でも本コースは継続して行います。準備の都合で6月はコースを休ませていただきますが7月から再開します。尚、7~9月は当院新人看護師対象のコースになります。
そして次のコースディレクターを育てるのも大事な僕の仕事です・・・

コース資器材も新病院への移送を待っています・・・

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