病院における災害対応を学ぶ!~2,3日目は「Hospital-MIMMSコース」~

皆さん春が近づいてきましたね!!内海です!!
平成30334日の2日間に当院で開催された「Hospital-MIMMSコース」に参加してきました。

 

このコースは大規模災害が起きた際に、病院としてどのような活動をとるのかということを、いろんな職種を交えて座学やシュミレーションを通じて学ぶということに主眼をおいたコースになっています。
☆コースの詳細はこちらを・・・ → http://www.mimms-jp.net/course/
 
参加者は群馬県内の病院の方で、医師・看護師以外にもリハビリや栄養科・事務の方と非常に多職種にわたっており、いろんな意見が入ることでディスカッションなども面白かったです。またインストラクターとして中野院長、当科の町田先生、雨宮先生も参加されており、改めて身近に災害のことについて学べる方々がいることを実感しました。
 
 
コースの内容は災害が発生したという情報を受けてから、患者をうけいれて治療を行い、最終的に収束するまでの流れを「①プレホスピタル期」「②受け入れ期」「③根本治療期」「④回復期」の4つのフェーズに分けて学んでいくというものでした。
 
おのおのの段階でどんなことを考え、自分たちがどんな行動をすべきかと行くことを一連の流れの中で学ぶことができ、非常に有意義なコースであると思いました。
特に講義⇒シュミレーション(机上訓練)の流れで各フェーズについて学習できる流れになっており、かなり勉強になりました!!!!
 
上訓練では災害発生から、病院の体制が整わないうちに、すぐに患者の波が押し寄せてきて収拾がつかなくなってしまうという状況を体験し、日常から常に災害を意識した体制作り・準備及び個人個人の意識づくりの大切さ痛感しました。また最後に一人一人が面と向かってコースをうけての思いを言い合う時間が設けられており、内容だけでなく本当によくできているコースだなーと思いました。
 
インストラクターの方々も本当に災害対応に熱い思いで精通されている方が多く得るものが大きいコースでした。
 
 
災害はいつ・どこで起こるかわかりません!!!日常から災害について意識した行動や勉強を続けていこうと思えるほんとにいいコースでした!!!
皆さんHospital-MIMMSおすすめです!!!ぜひ!!!!!

 

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