「高度救命救急センターBLS&AEDコース」が200回目を迎えました!

町田です。
当院では「高度救命救急センターBLS&AEDコース」を毎月開催していますが、28日のコースで200回を迎えることが出来ました。
本コースは前救命救急センター長(現院長)である中野先生が15年以上前に開設し、対象は当院職員に加えて群馬県内・近隣県の医療機関に勤務している医療従事者にも多く受講していただき、今までに約3000人の受講者を数えています。

僕自身は6年前に先代より本コースを引継ぎ、今まで70回ほどコースディレクターとしてコース運用を担当してきます。途中でガイドラインの変更に関わるコース開催要領の変更などもありましたが、インストラクターとして参加して下さっている皆様のご協力のおかげで順調に回を重ねてきました。


受講生にBLSAEDの知識と技術を教えることとともに、本コースの大きな役割として指導者を育てることがあります。「世の中にいろいろある教育コースを指導したいけど勇気が出ない」「自分の病院でこのような指導をしたいけどやり方がわからない」など、人に指導することはとても大変なことです。本コースではそのような方々に手を差し伸べて、少しずつでもよいので指導をする環境を提供しています。実際に救命センターや災害拠点病院以外の病院から参加しており、このコースで指導経験を得て自分の病院でこのようなコースを開催させた方もいます。

また多くの消防職員にもご参加いただき、質の高い胸骨圧迫の見本を示していただき、逆に普段一般市民に教えることが多いところを本コースで病院関係者に指導する経験をしてもらっています。

コースからはインストの皆様に昼食のみの提供しかできていませんが、いつも多くの皆様に集まっていただき心より感謝いたします。


いまコースを開催している教育研修推進センター(旧前橋赤十字看護専門学校)での開催もあと残り4回となりました。新病院に移っても急にコースの内容が変わるわけではありませんが、新しい場所でも500回、1000回と続けていけるようにディレクターの育成も加速させていきたいと思います。
☆高度救命救急センターBLS&AEDコース

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