災害時の備えは平時から!~「JR高崎支社安全フォーラム特別講演」~

町田です。
今年も講演などで局地災害の対応についてお話しさせていただく機会がありましたが、その内容についてはもちろん自分で経験したこともありますが、多くの偉大な先輩方に教えていただいたこともたくさん含まれています。
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など広域災害に比べて局地災害の話題についてはなかなか拝聴する機会がなかったのですが、今回11月末に高崎市で開催された「JR高崎支社安全フォーラム」の特別講演で「福知山線列車事故」に関するお話を聞く機会を頂きました。

阪神淡路大震災の経験をもとに日本の災害医療が発展することとなり、福知山線列車事故は現場での体系化されたマネージメントを最初に実践した大規模災害の一つです。その時に中心としてご活躍された現在公立豊岡病院但馬救命救急センターの小林先生のご講演とのことで、JR高崎支社様のご厚意と渋川広域消防警防課の調整のおかげで、県内全11消防局・本部の代表者および基幹災害拠点病院から僕が講演を特別に参加させていただきました。


今回はJR高崎支社の行事であったためその詳細は割愛させていただきますが、やはり同じ鉄道会社として小林先生のお話はインパクトが強かったようです。
僕自身も後輩への教育や講演会などで「安全とはリスクをマネージメントした結果である」とか「平時の救急医療でやっていなことを急に災害時にできるわけがない」といつも言っていますが、実はこのことは折に触れて小林先生から何度も教えていただいたことであり、まさに今回の講演でもそのことを強調していたとともに、あらためてそのことの大切さを感じました。


その日の夜には県内消防の有志の方々の主催で高崎の街中で懇親会を行い、小林先生、JR高崎支社の担当者である鈴木様とともに夜遅くまでいろいろなお話を聞かせていただきました。ちなみに鈴木様は僕の地元の同級生と研修で一緒になったことがあるとのことで、また新たなつながりができて本当にうれしかったです。
JRと消防と医療が一同に介してお話しする機会はなかなかなく、本当に素晴らしい時間を共有できました。小林先生、鈴木様、そして尽力していただいた渋川消防の岸様に心より感謝いたします。
左から鈴木様、小林先生、岸様です。
JRと医療と消防のコラボです!
“楽しい顔”でという指示に従って・・・
小林先生とはこの約1か月で4度ご一緒させていただいています。


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