県警・大学・当院合同で尾瀬ハイキングに出かけました!

はじめまして.
4月より救急科で勤務をしている吉野と申します.

さる64日,群馬県警(捜査第一課,科捜研),群馬大学法医学,そして当院救命センター合同で尾瀬までハイキングに行ってきました.
3職間で腹を割って話し合えるような関係を作るための機会の一環で,自分は4月の花見会(http://drheli-gunma.blogspot.jp/2017/04/29.html)に引続き2回目のイベント参加となります.
当科からは町田先生,小松先生,吉野が参加しました.

山ボーイ!?


現地はあいにくの曇り時々小雨.最高気温は8℃前後の中,山に慣れていない吉野と小松先生はかなりの軽装で来てしまい,バスを降りる前から心が折れかけている始末・・・警察の方からアウターを貸していただけました,感謝感謝です.
ルートは鳩待峠→山ノ鼻→牛首分岐→竜宮小屋まで行き,昼食を摂って折返してくる初心者コース(それでも計16.8km)でした.


山ノ鼻に着く頃には小雨もおさまり,広がる湿地帯を竜宮小屋まで行軍します.ハイキング初体験の自分にとってこの景色は中々に新鮮でした.途中には先に見た水芭蕉の何倍もの規模の群生地もあり,キレイな景色に歩も多少軽くなります.




昼食を摂った竜宮小屋は県境がすぐそこで,日赤3人組は福島県にも侵入.そして何やら聞き慣れたローター音が聞こえると思ったら,福島の防災ヘリコプターが降り立っていました.
群馬県側は着陸できる場所がないため,基本的にはホイスト救助となってしまうのですが,福島県側には防災ヘリコプターが着陸できるような場所があるようです.県境を越えて着陸できれば活動の幅が広がるのでは…等とせっかくのoffなのに考えてしまう昼食時でした.


 

 
帰路は日赤組+警察の3方は往路+1.8kmの別ルートを選択.つり橋があったり,別角度から湿原を見ることができたりと新鮮味はあったのですが,別チームとの+αの差を埋めるべく半ば競歩のように行軍します.
最後の山ノ鼻→鳩待峠は残雪+アップダウンのある中,トレイルランよろしくかなりのスピードで歩を進め,運動不足の脚に致命的な打撃を残しハイキングを終えました.


 

思い返せば歩くことに必死であまり交流を取れなかったのが悔やまれますが,このような機会が今後も続くことで職種の壁を越えてフランクに,円滑に仕事ができるようになれればと思う次第です.
欲を言えば,次はもう少しインドア寄りなイベントに参加したいですね~(笑)
我々の心を折りかけた残雪・・・


コメント

  1. 一文字違い2017年6月9日 17:53

    何十年か前、尾瀬に行った時、鳩待から山ノ鼻へ下る途中で、病人を運ぶ担架に遇ったことがありました。数人で交代しながらの搬送のようでした。
    今ならドクヘリか防災へりでしょうが、特別保護地域なので・・・・。

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    1. 特に群馬側はヘリが降りられるところがなく、天候が落ち着いていたら防災ヘリでホイストができるのですが、天気が悪いとあの登り道を人力で運ぶしかありません。実はここ数年、尾瀬で軽症ですが動けなくなった人のヘリ搬送が増えています。しっかりと体調を整えて計画性をもってハイキングを行ってほしいと思います。

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