「教職員対象AED&エピペン講習会」も4年目に突入です!

はじめまして。
4月から後期研修医としてお世話になっております西村です。

先日、市内のとある学校にて、『教職員対象 AED & エピペン講習会』をしてきました。
当科では3年前より市内の高校・支援学校の教職員の方を対象に上記の講習会を行ってきており、4年目の今年度も8校より依頼をいただき開催されます。
僕が参加したの今回は今年度最初の講習会でした。


内容としては、「AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)の使い方」、「BLS(Basic Life Support:一次救命処置)における主に心臓マッサージのやり方」、「エピペン(アナフィラキシー補助治療剤)の使い方」の3点と、今回は学校側から希望のあった「小児の外傷・けいれんへの対応」に関して、スライドを使っての説明と実技を行います。
驚くべきことは、学校の先生方のお忙しい時間を割いての開催なので、このボリューミーな内容を1時間半という限られた時間で教えるということで、細かな内容ではなく大切なポイントを絞って説明し、実際に体を動かしていただきました。

僕自身としては、救急関連のこのような講習会に指導者側として参加するのは初めてであり、ベテラン指導官の町田先生に指導法も教わりながら、参加させていただきました。


40名以上の先生方に参加していただきましたが、みなさんとても熱心にBLSに取り組んでいただき、とても感銘を受けました。
5月といえどもすでに夏のように暑い体育館で汗を流しながら全力で胸骨圧迫をする姿に、いざというときに命を救いたいという想いがとても伝わってきました。僕自身、「目の前で人が倒れた時になんとかしたい!」という気持ちがあり救急医を目指したので、同じような想いの方がたくさんいて、病院到着前から救命処置が開始されるようになるのは、非常にうれしいことです。


今回は指導する側でしたが、僕も多くのことを学ばせていただき、たくさんの刺激を受けました。いざというときに備え、僕も日々精進してまいりたいと思います。

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