2017年4月2日日曜日

久しぶりにできました・・・~「基幹災害医療センター・渋川広域消防本部合同勉強会」を開催~

町田です。
昨日から新年度が始まりましたが土日スタートのため、まだ当院新入職員のオリエーテーションも行われていないためか、なんとなく静かな新年度の始まりです。新年度の挨拶やスタッフ紹介などは明日以降にあらためて行わせていただきます。
 
 
当院は群馬県ドクターヘリ基地病院であり群馬県基幹災害医療センターとして、救急医療や災害医療において県の中心となって関係機関と密な連携を取っていかなくてはいけません。
そのためにドクターヘリが運用開始当時より各消防局・本部との定期的な勉強会や検証会を行うように声をあげてきましたが、実際には11消防局・本部と同じ数だけある地域MC協議会の壁を超えられず、2010年に桐生市消防本部通信指令課、2011年に前橋市消防局と合同勉強会を行ったのみで今までほとんど行われていませんでした。 
☆桐生市消防本部通信指令課との合同勉強会
☆前橋市消防局との合同勉強会
 
ドクターヘリ基地病院主担当として自分の力のなさや全県にわたる影響力のなさをただただ嘆く日々が何年も続いていましたが、ここにきて消防側から合同勉強会開催のアプローチを頂き、本当に久しぶりに消防本部に出向いておこなう「基幹災害医療センター・渋川広域消防本部合同勉強会」が行われました。平時より消防本部の枠を超えて関係機関と積極的に連携したり、様々な合同訓練を行っていることもあり、久しぶりながらここの消防本部で行うことに違和感はありませんでした。
 
勉強会の内容は、
1.ドクターヘリの現状と課題について
2.自由討論
3.局地災害における連携活動について

でした。
会場は消防の皆様が意見を言いやすいように消防本部で行い、当院からは中村センター長、雨宮先生、町田の3人が参加しました。

今回の勉強会には救急救命士だけではなく消防隊員、救助隊員など現場やヘリ支援でご活躍されている皆様も集まっていただいており、ドクターヘリの実際の活動内容や実績を示しながら平時からちょっと気になることについてディスカッションを行いました。
特に多数傷病者対応時の情報交換、ランデブーポイント選定、ドクターヘリ未出動時の次の手段に関わることについては、ヘリ側、消防側で意見を交えることでお互いにとって良い方向に答えを導くことができました。

また自由討論では特に救急救命士より現場処置の関する疑問がたくさん上がりました。なかなか直接医療者に思いを伝える機会がなかったのか、救急救命士の本音を聞く貴重な機会になりました。

そして最後に局地災害における連携活動について中村先生からレクチャーがあり、予定時間を超えていましたがさらにディスカッションを行いました。他業種の方々がいらしたおかげで様々な内容の質問がありとても充実しました。


大切なことはこの会を1回で終わりにしてはいけないことです。今回もこの日当番の方々は参加できないために、各消防で最低2回は行わないといえません。
また県内全11消防局・本部および1つの共同指令センターすべてで、さらに地元の医療機関も交えた形で行う必要があります。

この流れを止める必要はありません。また止めようとするものに対しては徹底的に戦って、消防と医療の連携を消防局・本部、地域MC協議会の壁を超えてさらに強化していきたいと思います。
口だけで「オール群馬」と言っていないで、実際の行動に移さないといけませんね!全県をあげて、全関係者をあげて取り組んでいきましょう。

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