『第16回日本旅行医学会大会』に参加しました。

藤塚です。
16回日本旅行医学会大会」に参加しました。今年は【救急災害医療と旅行医学】がテーマでありました。昨年は熊本地震が起こり、私自身も本学会学術集会には参加せず、熊本へ救助活動しにいったことを思い出しました。

 

私自身は、『旅行に伴う重症呼吸不全の治療戦略 体外式膜型人工肺 ECMO』 という題目で、日本・当院でのECMO紹介と症例提示、今後にむけてというポスター発表をさせて頂きました。
 
本学会の参加者は、医師・看護師のみならず、ツアー会社や航空会社関連の人たちなど、多職種にわたります。また海外の講師からの発表もあり、海外の医療事情などの話もあり、面白い会です。


大手旅行会社が企画する障害や疾患を抱える方への旅行提案の発表

 
知っていますか?海外での病院のかかり方。 

米国を例にとると、留学される学生(10台後半~20台前半)は、親権者のサインがある治療承諾書がないとほぼ診療拒否をされます。(日本は医師法で『医師の応召義務』があるため、診療拒否をしてはいけないとなっています。)
しかし、ER(救急)は支払い能力の有無にとはずすべての患者をを診療することになっているため、診てもらうことはできるでしょう(非常に混雑していますが)。

そのような海外の医療事情など、海外からの講演などもある会です。


東京オリンピックを控え、国際交流が盛んになり、より一層旅行医学(予防接種、各国の医療事情etc)の知識が求められます。何事にも患者さんのニーズに答えられるように日々学んでいきたいと思います

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