2016年5月31日火曜日

万が一の事態に備えてECMOのトレーニングを積んでいます!

鈴木です。
当院では、積極的に体外式膜型人工肺(ECMO)を用いた重症呼吸不全患者さんの治療を行っています。

ECMO(エクモ)って何?! という方は・・・・・
http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/02/ecmo-in-vol1.html

 
ECMOは患者さんの呼吸や循環を維持する生命維持装置です。
ECMOにトラブルが発生した場合、迅速なトラブル解決法を実践できないと患者さんの生命を維持できなくなり、患者さんは亡くなってしまいます。
そのため、万が一の事態に備えて日頃からトレーニングをしておく必要があります。

そこで、先日、トレーニングの一環として院内ECMOシミュレーションを行いました。

ベッドに寝ているのは人形ですが、ECMOによる治療環境をリアルに再現!

患者さんに見立てた人形にモニター、人工呼吸器、ECMOを装着し、想定されるトラブルを実際に発生させ、トラブルに対処する練習を本番さながらに行いました。

ECMOに空気が混入した!」というトラブルに対処中・・・

このようなトレーニングを定期的に行い、患者さんに安全なECMOによる治療を提供できるように努めていきたいと思います。

昨年度も他病院の先生方からECMOを要するような重症呼吸不全患者さんの治療を当院へ託して頂きました。 
昨年度は8件の御連絡を頂き、最終的にECMO導入に踏み切った5名の患者さんのうち4名を無事救命できております。

 
引き続き重症呼吸不全に対するECMO治療の病院間連携を継続し、重症呼吸不全患者さんの救命に貢献していきたいと考えています。
 
下記のような重症呼吸不全患者さんが発生した場合には、ECMO治療の適応となる可能性がありますので、当院高度救命救急センター救急外来(0272244585 内線3131)へ、御連絡下さい。
 

2016年5月30日月曜日

西村先生、1か月間ありがとうございました。

4月から2か月間、旭川赤十字病院から当院に来ていた西村先生の研修ですが、旭川と群馬の気候の差に体調を崩すことなく無事に終了しました。
初期研修の2年間のうち2か月を当院での研修にきていただいたことに感謝します。

最初の1ヶ月は主に救急外来で初期診療を、次の1か月では主にICUで集中治療の研修を行いましたが、特に研修中に発生した熊本地震対応においては夜中でも病院に駆けつけて当科スタッフとともに一緒に活動をしてくれました。
災害医療、病院前診療などにも強い関心があり、実際に最後は3日間ドクターヘリで指導医とともに現場で活動しました。

 将来の進む道へ少しでも今回の経験がお役にたてれば嬉しく思うとともに、またどこかで一緒に活動できる日を楽しみにしています。


2016年5月29日日曜日

年に一度の「群馬ヘリポート歓迎会」に参加しました。

「群馬ヘリポート」は、群馬県の前橋市に位置する公共用ヘリポート(ヘリコプターの離着陸場)です。昭和63年の8月25日にOPENして以来、「警察活動」、「救難活動」、「消火活動」、そして「医療活動」に使用され、地域の航空拠点として利用されています。

もともと群馬県警察航空隊、群馬県防災航空隊の基地でありますが、群馬県ドクターヘリも前橋赤十字病院に格納庫、給油施設がないために、夜間・強風時の駐機や出動後の給油に毎日この群馬ヘリポートを利用しています。



群馬の皆様の命と財産を空から守る人たちが集う群馬ヘリポートですが、毎年5月に群馬ヘリポート関係者が集まって交流をさらに深めるための「群馬ヘリポート歓迎会」が開催されました。
この会は群馬ヘリポートの管理業務を行う㈱日本空港コンサルタンツが音頭を取り、㈱群馬自動車燃料販売(燃料屋さん)、群馬県庁、群馬県警察航空隊、群馬県防災航空隊、赤十字飛行隊群馬支隊、そして群馬県ドクターヘリの関係者が参加しました。

いろいろな方々とお話しさせていただいて、防災ヘリとドクターヘリのさらに強力なコラボ、県警ヘリの当院ヘリポートへの着陸など、さらなる空の連携の可能性を高めていく良い機会になりました。


2年後に新病院が完成予定です。新病院は地上ヘリポートになり、さらに格納庫、給油施設が設置されます。群馬ヘリポートへの給油のための空輸や強風時の退避がなくなるので、ドクターヘリの運用としてはとても効率的、経済的になります。しかし毎朝群馬ヘリポートで皆さんと顔を合わせて「おはようございます!今日も何かあったら一緒にがんばりましょう!」という挨拶ができなくなるのがとても寂しくなります。
これまでの年月で築き上げてきた関係があるので、群馬ヘリポートを使用する機会が激減しても各機関との連携が弱くなることは絶対ないと思っていますが、今回の歓迎会でも基地病院からの参加者が1人しかいなかったり、自分から積極的に警察航空隊、防災航空隊とコミュニケーションをとろうとするスタッフが減ってきているさびしい現実があります。現在、当院ではドクターヘリ・カーに搭乗するドクター・ナースの育成を行っていますが、他機関とのコミュニケーションも重要な能力であることを改めて指導しなくていけませんね。

2016年5月27日金曜日

『平成28年度第1回群馬県ドクターヘリ症例検討会』を開催しました。

町田です。
5月24日開催された平成28年度第1回群馬県ドクターヘリ症例検討会の報告です。
今回も会場に100名を超す多くの方々にお集まりいただき、活発なディスカッションを展開していただきありがとうございました。

 

<平成28年度第1回(通算27回目)群馬県ドクターヘリ症例検討会>
 
・日時:2016年5月24日(火) 14~17時
・場所:前橋赤十字病院 博愛館

1.症例検討
☆事案①
『アナフィラキシー症例:ドクターヘリ到着前に本人持ちエピペンを用いた症例』
アナフィラキシーは緊急度が高いが、早期対応で軽症化できる!
各地域で学校とアナフィラキシー、エピペン®に関する話し合いを!
☆事案②
『原因がわかりにくかった心肺停止蘇生症例』
救助に時間がかかるときは、定期的に救急隊による観察も忘れずに!
疾患以外のCPA蘇生においてはABの観察・管理も怠らず!
☆事案③
『多数傷病者事案で救急車搬送からドクターヘリピストン搬送に引き継いだ事案』
隣県のランデブーポイントの把握、協力体制を確立!
多数傷病者事案に関して早期に搬送手段、搬送先の確保を!
☆事案④
『ランデブーポイントに支援車両がなく現場派遣できなかった重症外傷事案』
現場の安全確保が最優先であるが、傷病者へ早く医師接触させることを忘れずに!
 
2.ランデブーポイント設定に関する検討
★事案⑤
「現場直近の隣接消防管轄内のランデブーポイントを利用した事案」
消防管轄を超えた柔軟な対応により医師接触を早めることが出来る!
★事案⑥
「日没間際でランデブーポイント安全確保に時間を要するために群馬ヘリポートに搬送となった事案」
複数機対応事案ではランデブーポイントに複数機が着陸できるような事前調整を!
群馬ヘリポートから3次病院への陸送は時間がかかるので、それを踏まえた現場での時間を意識した活動を!

3.平成28年熊本地震における参集ドクターヘリ活動報告
「今回の活動概要の報告と群馬県におけるシミュレーション」
群馬県にドクターヘリが参集することがなったときに・・・
<参集場所>群馬ヘリポートはスポット数に限りあり他機関ヘリであっという間にいっぱいになる。飛行場はない。相馬原駐屯地・県営敷島陸上競技場が候補か?
<給油場所>群馬ヘリポートが使用できないと給油スポットなし。自衛隊基地ですぐに給油ができるのか?周辺県基地病院がたより?給油ステーションがすぐに設置(運航会社に依頼)できるか?
ということで、受け入れ側になるとほとんど体制が整っていないことが判明したので、これから早急に受援側になったときのことを考えていかなくてはならない。

4.その他
「群馬県・埼玉県および新潟県のドクターヘリ広域連携」
知事会議で基本合意が締結された。これから今後連携の具体的な運用方法について話し合いを進めていく予定。

「消防職員以外のランデブーポイント確保」
6月1日より赤城山住民による安全確保が可能。
榛名湖、片品もいよいよ進めていかなくてはいけない。

「消防無線のデジタル化」
5月30日よりドクターヘリもデジタル対応。

******



今回も3時間の長丁場でしたが、多くの方々よりご意見をいただくことで群馬県におけるドクターヘリ活動の良い点、課題点などがよくわかり、そしてそれに向けてどのように解決していけばよい可のヒントをもらいました。
 
特に今回は熊本地震におけるドクターヘリ活動の報告をもとに、「群馬県に大きな災害がおこったた時に多くのドクターヘリを受け入れることができるのか?」ということをテーマに会場の皆さんと一緒に考えました。正直言うと群馬県は受け入れ態勢は全く整っていないことが露呈し、受援側になったときのことも早急に考えないといけないことを実感しました。
 
また今回はアナフィラキシーとエピペン®に関わる事案の検討があり、大切な子供の命をアナフィラキシーで失わないために「各地域で医療、消防、学校が一体となってアナフィラキシーやエピペン®に関する話し合い、体制構築を積極的に進めていくことが大切である」という認識を皆さんとともに確認できました。実は平成26年5月28日に消防庁救急企画室から各都道府県知事、教育委員会に「今後の学校給食における食物アレルギーの対応について」という通知が出されており、そこには『教育関係者のみならず、医療関係者、消防機関等の幅広い関係者が共通認識を持って食物アレルギー対応にあたることが重要であり、関係者間、関係機関間の連携体制の構築等に努めるべきこと』と書かれています。
 
さらに埼玉県ドクターヘリのフライトドクターから、「現場での観察における呼吸数の大切さ」についてきちょうなご意見を頂きました。
 
 
今回も多くの関係者の方々にお集まりいただいたことで、様々な発見、共通認識の確認ができました。今年度も3か月に1度のペースで開催します。

2016年5月26日木曜日

「前橋パリッシュ」で群馬県ドクターヘリを紹介していただきました!

“前橋 地域みっちゃく生活情報誌”である『前橋パリッシュ vol.28(2016 JUN)』で、群馬県ドクターヘリを紹介していただきました。
 
今回は『空飛ぶ救命救急センター ドクターヘリ』というタイトルで、フライトドクターの藤塚医師、フライトナースの萩原看護師から、災害派遣時の話や実際の出動時のコミュニケーションや群馬名物強風時の苦労話などをまじえながらドクターヘリをわかりやすく紹介しています。



ドクターヘリの活動の本質は、7年たった今でもまだまだ一般市民の皆様には浸透しきっていません。ドクターヘリはもちろん患者さんを早く病院に搬送する役割もありますが、最も大切な役割は「1分1秒でも早く治療を開始するために“医師・看護師を現場に派遣する”」ことです。
 
ドクターヘリ活動を皆様にもっと知っていただくために、このような一般家庭に無料配布されるタウン誌に取材を頂けることは本当にありがたいことです。今後ともご理解ご協力のほどよろしくお願いします。
 
 
本タウン誌の発行元「株式会社 中広」のホームページに、もう少し拡大した写真が載っています。

2016年5月25日水曜日

今年度も始まりました!~教職員対象エピペン&AEDコース~

町田です。
前橋地区養護教諭部会からご依頼を頂き、一昨年から前橋市内高等学校に「教職員対象エピペン&AED講習会」を開催しています。初年度の3校から始まり、昨年度は7校で開催しました。

そして今年度も7校からご依頼を頂き、さっそく5月16日に今年度の講習会がスタートしました。なんとその高校は3年連続での開催です。
教職員の皆様はかなりご多忙であり、その中で1時間の時間を頂いて「AED」と「エピペン」の講習を行います。かなり内容と時間のアンバランスがありますが、本来であれば半日はかけたいような内容をいかに1時間で伝えられるか・・・ここは指導側の企画と運営にかかっています。




実際には講義を行った後に実際に実技を行います。
AEDに関しては、日本における救急車の平均到着時間の約8分間、5-8人のチームで絶え間ない胸骨圧迫と確実なAEDの使用を行ってもらいます。ここで大切なのはチームワーク!職場の上司、部下の関係を超えて助け合い励ましあう姿がいつも見られています。
エピペンに関しては、実際にトレーナーを使用してエピペンを打つ練習をしてもらいます。本当に重症な患者さんでは自分でエピペンを投与することができません。そこで周囲にいる人が打ってあげられるかどうかが大切になります。その不安を解消に勇気をもって打てるように、教職員同士で打ち合ってもらいます。

学校の教職員の方々は生徒の大切な命を預かっているだけあって、いつも真剣に講習会に参加していただけます。そして“呑み込みが早い”ところが「さすが!」だといつも感心しています。
当院からの指導スタッフも、初年度から担当している町田(AED企画担当)と藤塚先生(エピペン企画担当)、昨年度から参加している星野先生に加えて、今年度よりあらたに小橋先生、増田先生、劉先生の3人が加わりました。

児童や生徒の安全を守るために、学校、消防、そして病院との連携がとても大切になります。
そのひとつの支えになるように、これからは特に若手スタッフに頑張っていただきたいと考えています。

2016年5月23日月曜日

「つなぐ」ために「つなぎ続ける」こと・・・~ヘリ・カースタッフ育成のための指導医の心意気~

先日は故郷の北海道が日本の最高気温の上位を占め、今日は群馬県が占めるという北国出身の僕にとってはこの時期からすでに悲しい状況になっていますが。。。実は寒さの方が弱い町田です。


5月から3人のスタッフ(小橋先生、白戸先生、劉先生)がドクターカー独り立ちとなりました。
今月は今日までにドクターカーの出動は15件とここ2か月に比べて控えめではありますが(もちろん患者さんが少ないことは良いことです)、そのうち半分以上の8件に関しては3人がリーダー医師として現場に出動しています。

もちろんフライトドクター独り立ちに向けての最終段階であることから手が空いていれば中村センター長、町田が同乗することもありますが、医師一人で出た時もナースや救急救命士からの少しずつですが信頼も得てきているようです。

ところで他の7件はというと・・・今月は勤務の都合で町田が現場に出ています。同乗することも合わせると15件中10件に出動しています。先月は鈴木先生と菊谷先生が27件中19件に出動しています。ここまで来て「若手ではなくまだ指導医たちだけでのっているのか?」というご批判の声も聞こえてきそうですが、これにはきちんとした理由があります。
前橋ドクターカーについて、医師についてはドクターヘリ当番のようにその日の当番が決まっていません。勤務の状況からその時最も出られる人が出動しています。また休日はカーナースがいない場合が多く、ドクター一人で難しい局面の現場に向かう場合もあります。
そのような時に指導医クラスが積極的に出動することによって、「ドクターカーはいつでも来てくれる」という消防から頼りにされる存在でいることができます。そのような存在になれば迷わずカー要請が行われ、最終的に若手スタッフが現場で医療を提供する機会が減ることはありません。

クリックすると新しいウィンドウで開きます
以前のブログで紹介したスライドです。

救急医の使命は「1分1秒でも早く困っている患者さんに手を差し伸べること」です。
この心意気を指導医から若手スタッフに引き継ぎこれから先もずっとドクターカー・ヘリ活動を「つなぐ」ために、消防、基地病院そして市民との信頼関係を「つなぎ続けること」が我々指導医の大切な役割です!

2016年5月20日金曜日

新潟県が群馬県・埼玉県とドクターヘリ広域連携で手を組みます!~知事会で基本合意書が締結~

町田です。
昨日の新聞記事で目にされた方もいらっしゃるかと思いますが、18日に新潟県燕市で開催された『群馬、埼玉、新潟3県の広域課題を協議する知事会議』において、“ドクターヘリの広域的な連携について基本合意書”が締結されました。

群馬県と埼玉県が広域連携試行事業が始まっていることに加えて、今年の秋に新潟県の長岡赤十字病院に新潟県2機目のドクターヘリが配備されることを受けて、群馬県との相互利用や県境での災害時の迅速な対応が可能となる可能性があることから、「3県が運用するドクターヘリによる救急搬送を相互に補完しあう体制の構築」のために知事会というトップ会談でこの合意が交わされたことは、今後の連携を進めるうえでとても重要な意味があります。


2014年10月に開催された「HEM-Netシンポジウム」において、基調講演で泉田新潟県知事が新潟県ドクターヘリの紹介をされていた際に“山形県との広域連携”に関するお話をされていました。ちょうどその時期に新潟県に2機目のドクターヘリが導入されるという話題も出ていたため、隣県である群馬県から参加していた僕としては、“他の隣県との今後の展開について”どうしても伺いたく畏れ多くも質問をさせていただきました。
それから2年もたたずにこのような展開になったことは、本当にうれしい限りです。しかも埼玉県も交えた3県の連携です。


もちろん群馬県と新潟県の間の地理的問題(高い山がそびえていたり、気候がまったく異なる)があったり、群馬県ドクターヘリが自県対応に手いっぱいに近い状況であることも考慮しなくてはいけません。
そのためこの基本合意に基づいて今後いろいろ取組みや話し合いを行い、最終的にすべての県の市民の皆様にとって有効となる連携方法を決めていく作業に入ります。
● 相互に補完しあう体制の構築に向けて、基本合意を踏まえて担当者間で引き続き協議を継続。
● 事故等による多数傷病者発生時において、互いのドクターヘリが迅速に出動できるよう、各県ドクターヘリの基本情報について情報共有を推進。
群馬県と隣県のドクターヘリ配置(20分圏内)。
(赤点線は新潟県ドクターヘリ2機目)

災害発生時に隣県ドクターヘリの応援を頼む際は「管轄消防→事案発生した県庁→隣県県庁→隣県基地病院」というルートをたどらなくてはいけません。しかし広域連携を結んでいると「管轄消防→隣県基地病院」という流れで、迅速に応援に駆けつけることができます。
特に個人的には、局地災害で迅速な対応が必要な際に、広域連携によって迅速に自県と隣県ドクターヘリが現場に集まってこれるようになることを一番期待しています。

すでに群馬・栃木・茨城県(北関東3県)連携、群馬・埼玉県連携、新潟・山形・福島県連携、福島・茨城県連携、茨城・千葉県連携がこの地域では存在しており、これらの連携が一つになれば少なくても8県の手が結ばれます。広域連携は組んでいませんが基地病院では長野県とも協力体制はできています。
今回の連携をきっかけに、いよいよ日本も都道府県の枠を超えた運用を本格的に考える時代に突入させないといけませんね!

2016年5月18日水曜日

【熊本地震活動報告⑤】熊本赤十字病院医療スタッフ支援

救急科の白戸です。
4/14に熊本を最大震度7の地震が襲いました。被害にあわれた方々、亡くなられた方々、心からお悔やみ申し上げます。


5/7~5/12に熊本赤十字病院ER支援に行ってまいりました。当科からは第一班の小倉先生に続いて、第五班としての活動です。


熊本赤十字病院には、今回の震災から非常にたくさんの患者さんが搬送されていたようですが、だんだんと通常通りの人数に近づきつつあるとのことでした。ですが、熊本赤十字病院の職員のみなさんも被災者であり、疲労がたまっています。そこで今回我々、熊本赤十字病院ER支援第五班のミッションは「通常勤務を支援スタッフで補い、熊本赤十字病院職員のみなさんにできるだけ休息をとってもらう!」ことです。


今回の第五班ですが、当院からは救急科の白戸が参加していますが、全国の赤十字病院から支援がされています。医師、看護師、事務の三職種です。医師に関してですが、救急科だけでなく、外科、内科からも多数医師が参加しており、全国の赤十字病院の熊本支援への強い意識を感じさせます。

我々の仕事内容としてはERの通常業務です。救急車、walk in問わず救急外来を受診された患者さんの診療にあたりました。救急車 20-30台ほど、walk in 100-200人ほどが一日の受診数でした。


普段と勝手が違い、力になれていないのではと感じるところもありました。しかしできるところからという事で、ベッドの移動、モニターの装着など普段は医師があまりしない仕事も積極的に行うようにしました。最後の勤務が終わったときに、熊本赤十字病院の職員のみなさんから「たくさん休めました、ありがとうございました」との言葉を頂き、大変うれしく思いました。


だんだんと災害モードから通常モードに切り替わりつつあり、ER支援の医師派遣は今回の第五班で終了となります。しかし、まだまだ自宅にもどれない被災者の方は多数おり、震災との戦いは続きます。一日でも早く本当の意味で日常に戻れること、復興を成し遂げることを願っています。

2016年5月16日月曜日

群馬県ドクターヘリ5000件出動を達成しました!

昨日群馬県ドクターヘリは、運航開始から無事故での5000件出動を達成しました。
いつも安全を第一に運航を担当していただいている朝日航洋の皆様、また現場活動や安全確保で活躍していただいている消防関係者の皆様をはじめ、ドクターヘリの活動を支えているすべての方々に心から感謝いたします。

1000件目の出動は運航開始から862日間、2000件目までの1000件は496日間、3000件目までの1000件は426日間、4000件目までの1000件は433日、そして5000件までの1000件には436日での達成でした。
ここ数年は出動数だけを見ると伸び悩み感がありますが、実際にはドクターカーでの活動や他機関との連携が進んでおり、病院前で傷病者と接触する機会は確実に増えています。しかしもっとレベルの高い活動、結果の検証を行うために、もっともっと消防や他病院との関係を深めていかなくてはいけません。
関係各機関の皆様におかれましては、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

5000件達成のメンバー!
尚、いままで5000件の出動は、機長 21名、整備士 21名、CS 20名、医師 18人、看護師 8人の積み重ねと、院内スタッフのサポートで達成されました。
10000件に向かって次の5000件を築いていく新世代の育成こそ、立ち上げから関わってきたスタッフのこれからの大切な責務になります!そして新世代のスタッフは今まで以上の発展を求められる覚悟をもってのぞんでください!!

2016年5月15日日曜日

平成28年度のドクターヘリ活動実績更新開始です。

Web担当の伊藤です。

ドクターヘリの活動実績を更新していると、本当に1年が経過するのはあっという間だと感じます。
今年こそは混み合った棒線グラフ←をなんとかしたいね、という話をしていますが、結局、6年間継続となりました。お見苦しいとは思いますが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。







筆者は今年でWeb担当歴6年目突入となり、一緒にホームページ管理をしている町田医師も同様に6年のWeb運営経験者となりました。
6年の歳月にはいろいろな変化が起き、6年前には運行していなかったドクターカーも今では電子カルテ上で出動記録をよく目にするようになりました。

4月の実績を渡されるのを待っていた5月13日の金曜日にも、ドクターカー出動があり、カー担当だった町田医師は、「カーの出動呼ばれたから」と筆者に電話した後、その5分後にはカーごと病院からいなくなっていました。

シャッターチャンスを、と出動の様子をカメラに収めようと、救急外来入り口にすっ飛んで行ったのですが、全然間に合いませんでした。

この日、町田医師がドクターカー出動から帰院するのを待っていた、およそ20分弱の間、当院へは救急車が3台来ていました。

今では、外傷系秘書を外れた筆者ですが、救急外来にいると、まだ、救急搬送された患者さんが、どこの科なのか、ピンと直感が働く感覚は健在でした。

救急外来入り口に救急車が3台。日常的な風景です。
数分もせずに、救急外来入り口に3台の救急車が並びましたが、救急隊の方々が、冷静に車を移動させ、対応している姿が印象的でした。









ドクターカーから戻り、ようやく実績データを町田医師から渡された時は、すでに救急車は1台もなく、ドクターカーもきちんと所定位置に駐車されていました。

6年もいて、今更言うのもなんですが、前橋赤十字病院って、仕事が早い!さすが救急病院なんだなー、と実感してしまったわけです。

というわけで、命を救うために1分1秒でも早くスタンバイする現場から、ドクターヘリの活動実績をお届けします。

http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/content05.html

2016年5月13日金曜日

日赤群馬県支部第7救護班が出発しました。

今回の熊本地震の対応において、日本赤十字社群馬県支部はこれまで救護班6班を派遣しています。
・第1救護班:日赤初動救護班(DMAT) (前橋赤十字病院) *厚生労働省DMAT事務局に派遣
・第2救護班:日赤初動救護班(DMAT) (前橋赤十字病院)
・第3救護班:日赤災害医療コーディネートチーム (前橋赤十字病院)
・第4救護班:日赤医療救護班 (前橋赤十字病院)
・第5救護班:日赤医療救護班 (原町赤十字病院)
・第6救護班:日赤支部支援要員 (日赤群馬県支部)

そして本日朝に第7救護班(当院からは5班目)が熊本に向けて出動しました。
いままでは救急科医師が班長をしていましたが、今回は腎臓内科の星野医師が班長で、伊藤看護師長、薗田看護師、神村看護師、矢島薬剤師、唐澤主事、今井主事、板倉主事(日赤群馬県支部)、そして村田研修医の9人で、主に明日から3日間西原村で活動を行う予定です。

熊本地震の発生から約1か月、被災地では徐々に復興が進んでいるようで、救護班の派遣縮小・撤収の段階に来ています。しかしまだまだ被災者の方々がご苦労されていることが残っており、現地のニーズをしっかり評価して、被災者からのリクエストに合わせた有効な活動が行えるよう頑張ってきてください。


ちなみに救護班の出動、帰還時にはこのように多くのスタッフで送迎を行います。そして送迎時間が早朝でも深夜でも、院長と看護部長(副院長)がほぼ毎回顔を出していただいており、スタッフに大きな力を与えてくれます。
前橋赤十字病院では出動したスタッフのみならず、病院全体をあげて被災地の支援活動をバックアップしています。

2016年5月12日木曜日

『新病院建設ブログ』のご紹介!

町田です。
今日は急に暑くなりました。伊勢崎市では最高気温が29.9℃まであがり、沖縄の石垣島とともに最も暑かったようです。
この時期の急激な気温上昇に体調を崩さないようにお気を付け下さい。またすでに紫外線が強い季節になっており、特に外出の際は紫外線対策も十分に行ってください。


冬の厳しい寒さの中でもこの時期急に暑くなっても、新病院の建設は平成30年度の開院を目指して着々と進んでおります。工事関係者の皆様に心より感謝するとともに、これからの季節は特に熱中症や事故なく作業が続くことを祈っております。

実は新病院の建設に関して、『前橋赤十字病院 新病院建設ブログ』が開設されています。
☆ブログのURLは ⇒ http://kensetsu-maebashi.blogspot.jp/

ページを開くと新病院の完成イメージ図が広がっています。また建設状況の進み具合、新病院の特徴などをつづっています。
イメージ図ではわかりにくいですが、大きな災害に対応できるように大型ヘリが着陸できるヘリポートに加えてドクターヘリや防災ヘリなどの小型・中型ヘリが駐機できるスポットに加えて、憧れ(!)の格納庫&給油施設が配備される予定です。
~みんなにとってやさしい、頼りになる病院~がキャッチフレーズですが、「災害に強い病院」を本気で目指していかないといけません。
4月末日の新病院建設現場
ちなみに群馬県ドクターヘリは現在の基地病院に格納庫、給油施設がないため、夜は群馬ヘリポート内の格納庫に機体を格納しています。早朝の近隣住民への騒音を配慮して、朝一番の要請に対応が遅れないように毎朝医療スタッフも群馬ヘリポートに出勤して運航前点検、ブリーフィングを行っています。
そのためにドクターヘリスタッフが群馬県防災航空隊、群馬県警察航空隊と毎朝顔を合わせる機会があり、逆にそれがいまのドクターヘリ、防災ヘリ、県警ヘリの強い連携を築けてた一つの要因になっています。新病院ができると群馬ヘリポートに行く機会がほとんどなくなるかもしれません。これからの群馬の空を担っていく若い世代が、防災航空隊、警察航空隊の方々とどれだけ強い関係を築いていけるか期待しています。


ちなみに病院ホームページにも『新病院建設のページ』があります。
☆ホームページのURL ⇒ http://www.maebashi.jrc.or.jp/new_hospital/

2016年5月10日火曜日

災害医療研修に継続して参加することの大切さ。

町田です。
熊本地震の対応で全国から集まった医療スタッフ・チームによる活動が続いています。当科白戸医師も熊本赤十字病院で医療支援を行っています。

先週末から今週にかけて災害医療研修にインストラクターとして参加しています。
先週末は2日にわたって北海道で開催されたMCLS(Mass Casualties Life Support)コース、今週は立川で開催されている日本DMAT(Disaster Medical Assistant Team)隊員養成研修です。

MCLSコースでは主に局地災害対応について学びます。
今回は地元の北海道での開催でしたが、残念ながら群馬県で多発している主に交通事故による多数傷病者対応での経験をまじえながら、主に警察や消防関係者の方々と現場での医療チームとの連携について考えていきました。
ちなみに会場になった小樽市立病院前の桜が満開でした。

日本DMAT隊員養成研修では広域災害対応についても学びます。
阪神淡路大震災をきっかけにつくられたDMATも20年を超えて、東日本大震災など様々な災害を経験するたびに研修内容も定期的に改定されています。その改訂内容は今回の熊本地震対応にも生かされています。
当科には本コースのインストラクターが3人(中村センター長、宮崎部長、町田)いて、昨年度からは雨宮副部長、今年度からは藤塚副部長、小倉医師がインストラクターに向けてタスクとして参加します。このようなコースは常に変化、進化しています。そのことにしっかりついていくためには指導者として参加することが一番です。


引き続き熊本地震対応を行いながら、いつ起こるかわからない局地災害にも迅速に対応できるような準備をおこたらず、このようなコースに病院として継続して参加していこうと思います。

2016年5月8日日曜日

『17th ECTES 2016 in Vienna』に参加しました!

後期研修医3年目の増田衛です.
424日(日)から26日(火)で開かれた,European Congress of Trauma and Emergency Surgery (ECTES:エクテス) 2016 に参加してきました.会場は音楽の街,オーストリア ウィーンでした.

当科からは,増田と藤塚先生がポスター発表で参加.当初は小倉先生も参加の予定でしたが,熊本大地震への支援活動のため参加できず,小倉先生の発表するポスターを携え,2人で行くこととなりました.
 
 
増田は“A case of severe poli-trauma patients with Abdominal Compartment Syndrome (ACS) and Acute Respiratory Distress Syndrome (ARDS), successfully treated by Veno-Venus Extracorporeal Membrane Oxygenation (V-V ECMO) underlying Open Abdominal Management”と題した症例報告を発表しました.
重症胸部・腹部外傷患者が経過中にACS・腸壊死・換気不全・になり,開腹管理をしながらV-V ECMOを抗凝固剤なしで開始し,数日後に換気不全が改善し閉腹もできたというものです.V-V ECMO管理に長けている当科でだからこそ救命できた症例でした.
 
藤塚先生は“Ionized calcium value variation in trauma patients should be managed in less than 10%”という題で,外傷患者のイオン化カルシウム値と予後を検討した発表でした.
 
小倉先生は“Non-operative Management of Hemodynamically Unstable Abdominal Trauma; Complete Resuscitation in ER with Echo-guided REBOA and Successful Treatment with Angioembolization ”という題です.
腹部外傷でショックバイタルの患者に対するREBOA(Resuscitative Endovascular Balloon Occlusion of the Aorta)の有用性の検討を行った発表でした.
 
 
ECTESは名前のごとく,“外傷”と“緊急手術”に関する学会で,参加者は外科系の医師が多かったように思います.“緊急手術”に関するものなので,虫垂炎や憩室炎,イレウスのように内因性疾患の手術に関するセッションやポスターも多く発表されていました.外傷診療は戦争・災害・テロとも関わるため,制服をまとった軍医も見かけました.災害・テロ関連のセッションもあり,多くのオーディエンスが集まっていました.
 
我々のように“蘇生”を主軸として活動する医者は少数派のように感じました.しかし外傷CPAに対する救急室開胸や出血性ショックに対するIABOの使用,プレホスピタルでのタニケット使用の有用性など,我々と関わりの深い分野も多く,非常に勉強になりました.
 
 
個人的には初の海外学会であり,その雰囲気が新鮮で,学会はもちろん,学会後にウィーン市街を散歩したり地元料理を堪能したりと,有意義な時間を過ごすことができました.


そして当然のことながら,英語力の必要性もひしひしと感じました.外国籍医師と英語でdiscussionできるくらいの英語力を身に付けるにはどうすべきか…次なる課題です.

2016年5月7日土曜日

まだまだ医療も消防もレベルアップが必要・・・(群馬県ドクターヘリ4月活動実績速報付)

町田です。
ここ数日、熊本地方で震度4クラスの余震の頻度が増えています。まだまだ被災地では避難生活を起こっている方々が約1万5千名ほどいらっしゃるそうです。現地の復興と被災地外からの支援のバランスをうまく図りながらの息の長い支援が必要となっています。
本日、集中治療科・救急科から7人目の熊本地震災害救護活動のためスタッフ派遣を行います。白戸医師が『熊本赤十字病院医療スタッフ支援』として約1週間活動してきます。現在、日赤群馬県支部第5救護班(原町赤十字病院医療救護班)が現地で活動中です。余震や雨による2次災害に気を付けて活動してきてください。


前橋ドクターカーの業績の伸びに反比例するがごとく、2016年度のドクターヘリ活動は様々な難題に直面しています。

天候がいまいちで出動できなかった日も多かったのですが、現着前要請率、現場滞在時間のさらなる改善のために消防・医療スタッフともにさらなる努力が必要です。重症の可能性を見抜いていち早く要請をかける通信指令課員の判断や傷病者観察で致命傷になりうる損傷を見ぬいて適切な処置を行う救急救命士の活動を振り返る機会が必要です。また、医療スタッフもヘリ同乗研修中を理由に現場滞在時間が延長されることは決して許容できるものではありません。
もっともっと全国には高いレベルの活動をおこなっている基地病院があることを忘れずに、消防・医療が一緒に活動の振り返りを行っていきましょう。いつでも消防局・本部に足を運ぶ準備はできていますよ!今月開催の群馬県ドクターヘリ症例検討会でもTotal Pre-Hospital Timeもついてもとりあげりょうと考えています。


<2016年4月 群馬県ドクターヘリ活動実績>
 
上から消防別要請・出動数、搬送先病院、疾患分類
(クリックすると拡大して見られます)
 

5,000件無事故出動まであと15件・・・
GW中は風の強い日が続いていました・・・
今年もなんだか天気の異変が続いています。
 

2016年5月5日木曜日

カードクター独り立ち!(前橋ドクターカー4月活動実績速報付)

町田です。
ゴールデンウィークは毎年恒例で当院救急外来は大混雑です。年末年始、お盆、ゴールデンウィークと世間の長期連休は最も救急患者が増える時であり、救急外来スタッフが最も忙しくなります。待合室のベンチを増席し、当科スタッフもそ増員して対応していますが、待ち時間が長くなる場合があることをご容赦頂けると幸いです。
また今日はこどもの日ですが、ゴールデンウィークに入り子供の事故やけががものすごく増えています。お休みでつい張り切ってしまうお子様を危険から守るのも周囲の大人の大切な役割です。楽しい思い出が一転しないように十分お気をつけてお過ごしください。


前橋市消防局と当院で連携して行っている「前橋ドクターカー」について、今年3月からドクターカー・ヘリの同時待機体制を取り始めました。あくまでドクターヘリの補完事業であることは変わりありませんが、当院でできるだけ病院前に出動できるセカンドスタッフをスタンバイさせてできる限りカー要請に応えられるように勤務調整をしています。
今まで年間100件強であったドクターカー要請も、3月からは1ヶ月で40件ほどの要請を頂きうち7,8割に出動しています。

ドクターカーで出動できるスタッフは、ドクターヘリに独り立ちを認められている救急科医師&看護師に限定されていましたが、5月より新たに3人の医師がカードクターとしてデビューしました。小橋医師、白戸医師、劉医師です。
小橋医師研修中(ドクターヘリ)
白戸医師研修中(ドクターカー)
劉医師研修中(防災ヘリドクターヘリ的運用)
 この3人はフライトドクターに向けてまだ修業中ではありますが、ドクターカーについては指導医と看護師の厳しいチェックをクリアして現場に独立して出動することとなります。基地病院のバックアップ、救急救命士との協力で傷病者のために有用な活動をしてくれることを期待しているとともに、関係者の皆様におかれましてはますますご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


<2016年4月 前橋ドクターカー活動実績>
 

 

2016年5月3日火曜日

【熊本地震活動報告④】日赤医療救護班(阿蘇医療圏での活動)

連休中ですが通常の高度救命救急センターの運用はもちろんのこと、熊本地震への医療スタッフ派遣、スタッフの教育も行っています。
この2日でもドクターカー、防災ヘリ、ドクターカーで、後期研修医3年目のスタッフが指導医とともに現場に出動し、独り立ちに向けての最後の追い込みを行っています。 

また本日早朝に『熊本赤十字病院医療スタッフ支援 第4次派遣』として、矢内看護師、松本看護師が当院を出発しました。7日には第5次派遣として白戸医師を派遣する予定です。熊本地震に対する災害救護活動はまだまだ継続中ではありますが、今回も熊本地震災害対応における当院の活動報告を行います。


<日本赤十字社群馬県支部第4救護班(医療救護班)>

・活動期間:2016年4月25日(月)~4月29日(金)
・活動場所:西原村

・活動隊:雨宮医師(班長)、劉医師、牧口看護師長、丸山研修医、城田看護師、土屋看護師、

      町田薬剤師、大崎検査技師、田村主事、富田主事(日赤群馬県支部)

・活動報告(雨宮班長より)

今回日赤群馬県支部第4救護班(医療救護班)として救護活動に支援に行ってまいりました。私たちの班が担当したのは、阿蘇山の麓にある西原村でした。同村には同時に山梨赤十字病院の班も救護活動に参加しました。
西原村の保育園の駐車場の一角をお借りして、テントを利用したdERUと呼ばれる屋外救護所の救護活動をはじめ、西原村内の小中学校などの避難所5カ所の巡回診療を行ってまいりました。避難者数は1500人に上り、診察させていただいた患者さんは100人/日に上りました。
 
 
 
<熊本地震に関するいままでの活動報告>
①熊本赤十字病院医療スタッフ支援
②日赤初動救護班(DMAT)(ドクターヘリに関わる活動)
③日赤災害医療コーディネートチーム(阿蘇医療圏での活動)
④日赤医療救護班(阿蘇医療圏での活動)
 (今回)

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