2016年12月16日金曜日

航空機事故シミュレーション訓練に参加しました!

町田です。
ノロウイルスやインフルエンザが猛威を振るっています。ここ数年は体の丈夫さよりも気合だけで日々を過ごしている僕にもその被害が及び、久しぶりにつらい思いをしながら当直を過ごしました。うがい、手洗い、マスクなど、あらためて自己防衛を高めないといけないですね。皆さんも十分にご注意ください。

そんな体調不良の当直を若手スタッフの頑張りで乗り切った後に、当直をセンター長に引き継いで前橋駅始発の電車で一路成田国際空港へ向かいました。海外旅行や出張ではありません。
「平成28年度成田国際空港エマルゴ・トレーニング」が成田国際空港内多機能施設(これが空港ターミナルとは全然違う場所で行くまでが結構大変でした)で行われ、今年度ですでに8回目の開催ということですが、今までも行われていることは知っていたのですが実際に参加させていただく機会をいただきました。


この訓練では「成田国際空港において航空機事故が起こったことを想定し、人命救助等に係わる消火救難および医療救護活動に対する意思決定能力の向上を図るとともに、関係各機関相互の連携活動体制の確認を行うこと」を目的としています。当日は空港関係者、空港消防隊、近隣消防、医療機関、警察、自衛隊、医療機関など約30機関、約300名ほどが集まり、エマルゴ訓練方式で航空機事故現場、現場救護所、医療搬送、搬送先病院で計時的に活動が行われました。

僕は群馬県ドクターヘリチームとして参加しました(実機ではなく仮想です)。
今月初旬に厚生労働省から各都道府県に通知された「災害時のドクターヘリ運用に係わる指針」に則り群馬県ドクターヘリが出動することとなり、成田空港管制官とやり取りしながら指定されたスポットに駐機させ、そして当院DMATチームは搬送チームと救護所チームに分かれて活動することとなりました。



僕自身は現場救護所に入り救護所にある一つのテントのリーダー医師として活動しました。実はこのような訓練で企画やコントローラーではなくプレイヤーとして参加したのは久しぶりであったので戸惑いと緊張感に襲われましたが、一緒にチームとして組んだ成田日赤の看護師と薬剤師の方との協力で次々に運ばれてくる赤タグの傷病者の対応を行っていました。
残念ながら自身の判断ミスで防ぎえた災害死を1名出してしまい、本当に情けないやら恥ずかしいやら・・・いろいろな災害コースでインストラクターをしていますが、あらためてもっともっと個人のスキルを磨くとともに、もうしばらくは臨床の現場でもっと修業を積もうと強く反省した次第です。


群馬県には民間機が離発着する飛行場はありませんが、過去に大きな飛行機墜落事故を経験しています。帰りの電車の中でずっとその事故がDMATやドクターヘリの体制があるいまの時代に起こっていたとしたら、どのような対応ができるかずっとシミュレーションしていました。
空港がないとはいえ千葉の取り組みから多くのことを学ばせていただきました。今回の訓練に招いていただいた日本医科大学千葉北総病院のスタッフの皆様、また訓練の参加に当たりいろいろ調整していただいたエマルゴ千葉事務局の皆様、また訓練中にいろいろアドバイスやご指導を頂いた千葉県の関係者の皆様に心より感謝いたします。

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