夏モードに突入!~猛暑、落雷、夕立と山岳救助~

町田です。
8月になりました。毎月同じことを書いている気がしますが、年々月日が経つのが早く感じます。
そしてなかなか梅雨明けしなかった群馬ですが、梅雨明けしたとたんに一気に夏の天気に様変わりです。昨年のようにこの時期から35℃超えを連発していないので例年よりは楽なのかもしれませんが、湿気が半端ではなく例年並みの水分補給が必要な状況です。


群馬の夏というと最高気温日本一をいつも争っている「館林の猛暑」で有名ですが、関東平野の北の端っこということもあり山間部にいくと多くの避暑地があります。新緑の中の美しい湖などもあり、平野部より10℃近く涼しいところもあります。

しかしながら群馬の夏の猛暑と同じくらいの名物といえば「夕立」です。
夏の日中の気温が上がった日には昼過ぎより山間部より雷雲がわいてきて、夕方から夜にかけて激しい雷とともに土砂降りに雨が襲ってきます。
午前中には出動できる山の上の湖も時間とともに雲がわいて来て、あっという間に空が黒い雲に覆われます。

そのため夏の特に暑い日は、機内の過剰な温度上昇と落雷からの回避するために群馬ヘリポートで待機しているときがあります。
ちなみにエンジンがかかっていないとエアコンは使用できません。昨年は気温35℃超えの日が多くランデブーポイントで活動中に機内温度が40度を超えることもあり・・・この時期は特に迅速な活動が求められます!

 また夏休みに入り夏山登山やツーリングの観光される方の山中での事故や病気の発症が増えています。特に山岳での救助事案に関しては防災ヘリや県警ヘリが出動し、これらのヘリとのコラボレーション活動を行うこともあります。


事故やけがに十分気を付けて、体調管理をしっかり行って、楽しい夏をお過ごしください。
ちなみに山間部は天候が急変しやすいため(特に落雷に注意)、天気情報などもこまめにチェックしてくださいね!

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