2016年7月20日水曜日

独り立ちにむけて修行中!~新制度のもとで新たなフライトドクターの誕生~

梅雨空と猛暑&夕立がかわるがわるやってきており、なかなか体調を整えるのが難しい群馬の気候になっています。ジメジメ、ギラギラ、ザーザーと空模様も忙しい毎日です。ドクターヘリも天候とにらめっこしながら、ドクターカーは土砂降りの中での出動も続いており、なかなか心も体も落ち着かないですね。
こんなにきれいな榛名山の燃えるような緑と榛名湖の深い青ですが、この数時間後にはこの場所から夕立を引き起こす積乱雲が湧き上がっていました・・・


報告が遅くなってしまいましたが、先月に小橋先生が10人目(通算20人目)のフライトドクターとしてデビューしました。
ICU,ERでの診療、チーム医療、メディカルコントロールの基準をクリアして、実際に指導医とともにドクターヘリ・カーで現場出動し修行を重ねてきました。
そのなかで特に病院前診療に関わる他機関との連携、ヘリ安全運航への取り組みがとくに評価され、フライトドクターとして認定されました。

ところで全国にドクターヘリが46機まで配備されている現状で、17機目と比較的早期に運航を開始した群馬県ドクターヘリでは、さらに診療の質を担保する責務があると考えています。
ドクターヘリ・カーによる病院前診療を行う機会が増えれば増えるほど、若手スタッフが重症患者を救急外来でFirst touchする機会が減ってきています。病院前診療はまさにそのFirst touchの場面であり、質の担保のためにはフライトドクターデビュー後もしばらく指導医が一緒にのったなかでさらにレベルを上げていく体制としました。

当科はスタッフの増員に合わせて数年前よりメンター制度をくんでおり、最終的に独り立ちして群馬の空を駆け回るにはメンター長の許可が必要です。そしてそのメンター長をさらにカー・ヘリ主担当、センター長が評価してさらにレベルアップを図る仕組みをとっています。(ちなみに主担当、センター長に対しても後輩から容赦ない突き上げがあります・・・笑)


病院前診療は厳しい戦いの場です。病院のようにすぐに応援が来るわけではなく、その場に駆けつけたドクターの実力で生死がわかれる場面もあります。
群馬県ドクターヘリはとことんその部分にこだわります。「ドクターヘリが来て本当に良かった」と思っていただけるような活動が求められます。
患者をただ早く運ぶだけならそれはドクターヘリではありません。早期医療開始により一人でも多くの患者さんの救命、社会復帰に貢献することが最大の目的であることを忘れずに、さらにスタッフ一同厳しく修行の道を進んでいきます!

小橋先生デビュー日のメンバー・・・
運航開始当初からの機長、整備士、そして鬼教官に囲まれて!
鬼教官が一緒にのらなくてよい日を目指して第2ステージ突入です。

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