より親密な“ご近所さん”を目指して!~信州ドクターヘリ事後検証会議に参加しました。~

町田です。
晴の日と雨の日が繰り返される日々で、気温も暑かったり涼しかったり・・・意外と体調を崩す人が多いのでお気を付け下さい。実は僕も先日風邪を引いていましたが、いつもの気合で吹き飛ばしました。


昨日は佐久総合病院佐久医療センターで開催された「信州ドクターヘリ事後検証会議(症例検討会)」に参加させていただきました。参加者は130名!そして今回でなんと第128回目!!信州(長野県)ドクターヘリでは2機の基地病院(佐久医療センター、信州大学)で持ち回りで毎月この会を開催しています(ちなみに群馬は3か月に1回です)。

群馬県の北西部の重症患者さんを佐久医療センターにヘリ搬送(前橋・高崎より近く、もともと佐久に通院している方が多い地域のため)することがあります。搬送後の帰りのヘリで日赤まで約15分と隣県ですがとても近くに感じています。ちなみに昨日は高速道路を使って約1時間半のドライブで、やはりそんなに遠く感じませんでした!

症例検討会では、重症患者の対応について各ステップ(要請まで、現場活動、病院)での対応について検証されていたり、現場活動時のリスクについて参加者で共有するなど、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
また「さらに実りある検討会のするためにどうしたらよいか?」というご意見なども出ており、参加者全員、そして各機関でさらなるレベルアップを目指している姿勢がひしひしと伝わってきました。


往復で上信越道を使用しましたが、ちょうど群馬県・長野県の県境である碓氷峠を抜ける時はとてもカーブも勾配もきつく、ここで今まで何度も大規模の事故が発生している理由もわかった気がします。そしてこの場所で事故が起こったときに、医療に関しては発生した側の県のみの初期対応となり、隣の県への応援は遅くなっているのが現実です。
事故発生と同時に両県が動きだし、そしてドクターヘリも同時出動ができるような仕組みを早く完成さえなくてはいけません。そのためにもこのような会にお互い積極的に参加して、より親密なご近所付き合いをしていこうと思います。現場サイドはいつでも準備OKですよ!

症例検討会の前は信州名物「そば」で腹ごしらえ!

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