【熊本地震活動報告④】日赤医療救護班(阿蘇医療圏での活動)

連休中ですが通常の高度救命救急センターの運用はもちろんのこと、熊本地震への医療スタッフ派遣、スタッフの教育も行っています。
この2日でもドクターカー、防災ヘリ、ドクターカーで、後期研修医3年目のスタッフが指導医とともに現場に出動し、独り立ちに向けての最後の追い込みを行っています。 

また本日早朝に『熊本赤十字病院医療スタッフ支援 第4次派遣』として、矢内看護師、松本看護師が当院を出発しました。7日には第5次派遣として白戸医師を派遣する予定です。熊本地震に対する災害救護活動はまだまだ継続中ではありますが、今回も熊本地震災害対応における当院の活動報告を行います。


<日本赤十字社群馬県支部第4救護班(医療救護班)>

・活動期間:2016年4月25日(月)~4月29日(金)
・活動場所:西原村

・活動隊:雨宮医師(班長)、劉医師、牧口看護師長、丸山研修医、城田看護師、土屋看護師、

      町田薬剤師、大崎検査技師、田村主事、富田主事(日赤群馬県支部)

・活動報告(雨宮班長より)

今回日赤群馬県支部第4救護班(医療救護班)として救護活動に支援に行ってまいりました。私たちの班が担当したのは、阿蘇山の麓にある西原村でした。同村には同時に山梨赤十字病院の班も救護活動に参加しました。
西原村の保育園の駐車場の一角をお借りして、テントを利用したdERUと呼ばれる屋外救護所の救護活動をはじめ、西原村内の小中学校などの避難所5カ所の巡回診療を行ってまいりました。避難者数は1500人に上り、診察させていただいた患者さんは100人/日に上りました。
 
 
 
<熊本地震に関するいままでの活動報告>
①熊本赤十字病院医療スタッフ支援
②日赤初動救護班(DMAT)(ドクターヘリに関わる活動)
③日赤災害医療コーディネートチーム(阿蘇医療圏での活動)
④日赤医療救護班(阿蘇医療圏での活動)
 (今回)

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