今年もよろしくお願いします!(群馬県ドクターヘリ&前橋ドクターカー 12月活動実績速報付)

2016年を迎えました。
前橋は例年のように良い天候ですが強風が吹いています。そのようななか今年も社会人のランナーの皆さんが上州路を駆け抜けています。

医療は日々進歩しています。そのためには救命救急センターもその進歩についていくとともに、その先頭を進んでいくことも必要です。
マラソンランナーのようにゴールは遠くとも決して立ち止まることなく、そして1秒でも早く目的に到達できるように一生懸命頑張りますので、この1年もどうぞよろしくお願いいたします。


この1年はもっと飛躍できますように!
<群馬県ドクターヘリ&前橋ドクターカー 12月活動実績速報>
群馬県ドクターヘリ
前橋ドクターカー
ドクターヘリ、ドクターカーともにここ数か月は元気がありません。
要請タイミングの遅さ、現場滞在時間の延長などにより、『30分ルール(覚知から30分以内に傷病者接触)』『60分ルール(覚知から60分以内に病院到着)』の達成率が50%を切っています。アンダートリアージによるヘリ未要請、活動時間延長による重複要請への不対応など、消防も医療も悪い方向に進んでいます。
先日県庁、各消防局・本部、3次救急対応病院の関係者には、「地域MC協議会の枠を超えたプレホスピタルの活動の検証を本格的に行いたい」という旨も伝えさせていただきました。
一般市民にとっていつまでも安全と希望の存在であり続けるよう、2016年は群馬県の救急医療に関わる全ての関係者がいまいちど気合を入れ直して頑張りましょう。停滞は許されません!

コメント

  1. あけましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いします。
    群馬県の救急医療が1日も早く良い方向に向かって行く事を願っています。

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    返信
    1. 岡田さん、今年も叱咤激励のほどよろしくお願いいたします。
      群馬県の救急医療に足りないことは『検証』です。現場からは必要な声がどんどん出ていますので、あとはそれぞれの組織が検証に関して協力できるかどうかにかかっていると思います。

      削除

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