2015年12月5日土曜日

『D-Call Net(AACN)』の試験運用が11/30から始まりました!

町田です。
以前にも本ブログで取り上げさせていただいた『AACN』ですが、このたび『D-Call Net』と名称を新たにして試験運用が始まることとなりました。
その開始日となる11/30にお台場(青海)のMEGAEWBにてHEM-Netシンポジウムが開催され参加してきました。

千葉北総の本村先生、県立広島の多田先生とともに・・・
熱い思いをもった同志です!
詳細はこちらを!⇒ http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20151130_732979.html

*AACNとは・・・
すでに15年前より一部の高級車にAutomatic Crash Notification(ACN:事故自動通報システム)が導入されています。これはACN搭載車のエアバッグが開くと自動的にコールセンター(HELPNET:㈱日本緊急通報サービス)につながり、運転手の反応がなかったり会話の内容から必要であればすぐにHELPNETから消防本部に救急要請するシステムです。
これをさらに発展させ事故が起こると「位置情報」に加えて「運転席・助手席の予想死亡・重症率」がドクターヘリ基地病院においてあるタブレット端末に飛んできて、その情報をもとにドクターヘリ出動を目指すAdanced ACN(AACN:先進事故自動通報システム)がこの秋より大衆車にも導入されます。


この『D-Call Net』の全国展開に向けて全国9か所のドクターヘリ基地病院が試験運用を行う病院として選定され、前橋赤十字病院もその1つとしてこの事業の展開に協力させていただくこととなりました。
群馬県でも8月に「AACN通報訓練」を行い(8/27のブログ参照⇒http://drheli-gunma.blogspot.jp/2015/08/aacn.html)、いよいよ11/30から試験運用が開始となりました。

*各自動車メーカーのプレスリリースです
・HONDA http://www.honda.co.jp/news/2015/c151130.html
・TOYOTA http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/10355713/


交通事故があっても当事者の意識がなく目撃者が誰もいなかった場合、119番通報がなければ消防本部は事故が起こったことに気が付かず、救急医療システムを稼働することはできません。
このシステムでは事故が起こると車載しているシステム自体から事故情報が発信されるため、基地病院のタブレットには事故から約1分で情報が届きます。
群馬県ではこのタブレット端末に届いた「位置情報」「予測死亡・重傷死亡率」をすぐに消防本部に連絡して共有し、早期の救急医接触につなげようという作戦で運用することとしました。そのためにドクターヘリ運航時間にこだわらず24時間対応、そしてその情報をもとにドクターヘリのみにこだわらずその時もっともはやく救急医に接触できるための作戦を救急医のサポートのもとで消防に判断していただく方法をとることにしました。


まだまだ搭載車両が少ないですが、試験運用の機会をいただいた責務をしっかり果たしていくために関係各機関と協力しながら進めていきます。

2 件のコメント :

  1. 本当にこのシステムで一人でもの重傷患者さんの命が救われる。
     とてもすばらしいシステムです。
     群馬ドクターヘリ頑張ってください!!

    返信削除
    返信
    1. 佐藤さん、コメントいただきありがとうございます。
      ドクターヘリの1秒でも早い出動とともに、ドクターヘリにこだわることなく最も医療接触できるための有用なツールとして活用していこうと思います。

      削除

コメントは管理人が確認の上、公開の判断をさせていただいてます。状況によっては公開まで数日頂くことがありますのでご了承お願いします。

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...