イギリス便り② 『ロンドン生活』

お久しぶりです。小倉@セントトーマス病院 in ロンドンです。先月はちょっとおサボりして、皆様への御報告が滞ってしまいましたね。


小倉は11月上旬にフロリダで開かれたAmerican Heart Assosciationの学会を挟んで、レスター大学からキングズカレッジ・セントトーマス病院に来ています。セントトーマス病院は、なんとロンドンのど真ん中であり、テムズ川を挟んでビッグベンの向かいにある大きな病院です。
 


写真のような綺麗なロンドンの景色を眺めながら、ちょっとだけ優雅にECMOのお勉強を継続しています。さすがに都心には住めないので、ちょっと離れた郊外から30分かけて通勤してますが、通勤手段は地下鉄なので…ぶっちゃけテロがマヂで怖いです。優雅にコーヒー飲みながらお勉強どころじゃないのかもしれませんね。ちょっとビビってます。
先日は地下鉄の中で刃物を振りかざすような事件がりましたがありましたが、そんな様な事が起ころうもんなら、写真の様に地下鉄は入場禁止です。「帰れないじゃん!」いうのもありますが・・・実際に怖いですよね。

冬だからと言ってマスクをしながら地下鉄に乗ると怪しまれて職務質問を受けたり、入国管理局からは「イギリスは最も狙われてる国なので注意」という内容のメールが届いたり。
クリスマスシーズンにやや暗い影が刺しているのは気のせいではないかもしれません。

小倉が帰国の後は、前橋日赤の後輩を送り出すべく様々と画策していますが、安全が確保されなければ大手を振って送り出せないので、「なんとかならんかなぁ~」と考えている次第です。



セントトーマス病院のベンチからの一コマ!
さて。セントトーマス病院は、私の卒業大学であります東京慈恵会医科大学の学祖が医学を学んだ病院であり、歴史ある病院です。学祖・高木兼寛はキングズカレッジ・セントトーマス校を首席で卒業し、帰国後に東京慈恵会医科大学を創設しました。キングズカレッジの学生も東京慈恵会医科大学と言えば、話が通じるんです。
前橋日赤より東京慈恵会医科大学の方が通じるので、自己紹介の時は東京慈恵会医科大学卒業の“ちょっとだけ変わった医者だ”と説明しています。(前橋日赤…ごめんなさい。笑)
そして「今は前橋シティーで働いてる!」って付け加えてみてますが、100パーセント「どこ?それ?」なので、「Near TOKYO」って言って誤魔化して終了しています!

都内の人からは怒られますね(爆)

そんなこんなでロンドンでのシティーライフが始まっております。
肝心のECMOの方は・・・頑張ってますよ~!期待を裏切らないロンドンシティーのBig ECMOセンター=セントトーマス病院。

その学習内容はまた後日報告しますね!

お楽しみに☆

小倉でした!

コメント

  1. 小倉先生お元気そうで良かったです。
    テロはマジ怖いですね。
    前橋日赤をもっとアピールして下さい。(笑)
    ECMOについて、症例に学ぶ成人呼吸ECMO管理の本を読みました。
    専門的な事までは残念ながら分かりませんでしたが、少しでもECMOについて知りたくて購入して拝読させて頂いております。
    引き続きECMOのお勉強頑張って下さい。




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    返信
    1. 岡田さん、いつもありがとうございます。さらにECMOの本のご購入もありがとうございます。
      もっと当院がアピールできるようにスタッフ一丸で頑張ろうと思います。

      削除

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