『第10回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会』に参加しました。

小橋です。
11/27に大阪で開催された第10 日本病院前救急診療医学会総会・学術集会に参加してきましたので報告いたします。
 

<当科からの発表>
・宮崎医師
『ドクターカー・ドクターヘリ・消防の連携で早期に医療介入が可能であった顔面外傷の1例』
・小橋医師
『群馬県ドクターヘリ運用における現状と今後の課題』
 
 
今回は「群馬県ドクターヘリ運用における現状と今後の課題」という演題で発表を行いました。
11/6には群馬で行われた第22回日本航空医療学会総会で「外傷性心肺停止の蘇生における、HEMS(ヘリコプター救急)の有用性についての検討」で口演を行ったりと、最近はドクターヘリ関連の学会発表が続いています。
 
当県のドクターヘリは、基地病院当たりの出動数では全国4位と、素晴らしい実績を持っていますが、重複要請、天候や時間の問題など、様々な理由からすべての要請に応えられていないのが現状です。これらをどう解決していくか、についてポスター発表を行ってきました。
 
 
今回の学会のテーマはPrehospital Informatics(病院前診療と情報の活用)ということでしたが、ドクターカーについての演題が多かったです。航空医療学会はドクターヘリ、本学会はドクターカー、という感じになっているのでしょうか。
 
当院もドクターカー事業を行っていますが、ピックアップ方式(病院に来た救急車に医師・看護師が同乗して現場に向かう)を採用しています。主にドクターヘリ運航時間外や重複要請時のみの運用ですが年々出動件数も増加しており、今後はドクターカー関連の学会発表もしていければと思います。
学生時代の友人に再会したので記念の1枚!
 
 
 
<群馬県ドクターヘリ 11月活動実績>
 

 
<前橋ドクターカー12月活動実績>
 
 
 

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