『日赤災害医療コーディネート研修』に参加しました。

町田です。
北海道で10/15,16に開催された日本赤十字社医学会総会に引き続いて(ちなみに16日は群馬勤務でしたが)、10/17,18に日本赤十字社本社で開催された『日赤災害医療コーディネート研修』を受講しました。

9月に茨城県大雨災害対応で「日赤災害医療コーディネートチーム」として派遣させていただきましたが、その活動で得られたことやもう少しうまくできなかったと心に残ったことがたくさんあり、今回の研修でそのことを振り返りながら知識の習得やブラッシュアップを行うことができました。

災害医療は急性期の初期対応ももちろんですが、実は被災地の医療機関に以下に引き継ぐか・・・つまり救護班の撤収時期の調整の重要性を学びました。(ちなみに僕が茨城県に出動した際のミッションの一つにこの「撤収」がありました!)
また災害救護における指揮命令系統(縦の連携)の大切さともに、日赤救護班とDMATとの関係、その他いまでは様々な救護班(JMAT,TMAT,DPAT,JRAT・・・)が存在しているからこそ、いかに横の関係をうまく行って最終的に被災地も最も適した支援を行うか考えないといけません。
日本DMAT事務局の小井土先生より「協働する」ことの大切さを学びました。
救護班は急性期だけわ~っと集まり風のように去ってはいけません。でもいつまでも被災地の医療の回復を邪魔するように長々と存在してもいけません。そして各救護班がバラバラに動いて被災地に混乱をきたしてもいけません。
あらためてそのことを学ばせていただいた2日間の研修でした。ご指導いただいた全国の災害医療のスペシャリストの皆様に心より感謝いたします。

長岡、沖縄、名古屋日赤の偉大なる先生方とともに!

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