『第43回日本救急医学会総会・学術集会』に参加しました。

みなさんこんにちは。白戸です。
 
1021から23日に『第43回日本救急医学会総会・学術集会』に参加してきました。今回は東京国際フォーラムで行われました。はじめていきましたが広いですね。初日は迷ってばかりで、なかなか行きたいところに行けなかったです。
 

 
<当科からの発表>
〇中村センター長
パネルディスカッション6:局地災害にいかに対応するか
『局地災害への対応-3種類のDMAT-』
〇藤塚先生
主題関連セッション:(シンポジウム5)学会主導他施設共同研究について考える
『アナフィラキシーにおけるアドレナリン推奨投与方法は、持続静脈内投与である』
〇小橋先生
シンポジウム1:集中治療は予後を改善するか
『重症敗血症診療におけるICU専従医の意義』
〇劉先生
主題関連セッション:(シンポジウム1)集中治療は予後を改善するか
『温泉溺水の重症呼吸不全に早期リハビリテーションを行い早期ECMOおよび人工呼吸器離脱を達成した症例』
〇白戸
口演:中枢神経
『重度高血圧を認めない可逆性後白質脳症症候群の一例』

 
さて、今回は珍しく私も演題発表をしてきました。PRESという脳症についての発表でした。自分としてはまずまず珍しい症例報告として発表しましたが、座長の先生から言わせると「最近は有名になった」とのことでした。若干恥ずかしい思いをしながらでしたが、発表自体は問題なく終了しました。今後症例を重ねて論文発表までもっていきたいです。
 
 
ほかの発表で印象に残ったものは、「救急医の明日を語る」というワークショップでした。いろいろな意見がありますが、救急医は専門性がないと言われたり、夜勤が多いので若いときにしかできないと言われたりするので、将来に不安をかかえる救急医は少なくありません。そんな背景もあり、興味があったので参加しました。
 
過疎地や開業して救急医として働く方法もあるといった、珍しいパターンの意見も聞け、参考になりました。
 
 
今後の演題発表も含めて、学会に参加していきたいと思います。来月はアメリカの学会に行ってきます。


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現在白戸先生は上に書いてある通り、『AHA scientific sessions 2015 in Orlando』に参加中です。帰国後の報告をお楽しみに!

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