初めての『関西国際空港』でのフィールドワーク~MIMMS Advanced Course-OSAKA参加報告~

みなさん、こんにちは 高橋栄治と申します。
先月末に、MIMMS-OSAKAInstructorとして参加して参りましたのでご報告させて頂きます。


MIMMSとはご存じの方も多いかと思いますが、英国の災害の標準化コースで、今回参加しましたMIMMS-ADVANCEDコースは、年2回東京と大阪で1回ずつ行われている3日間のコースで、今回その大阪コースに参加してきました。
☆MIMMS Advanced Courseについて ⇒ http://www.mimms-jp.net/mimms/

これまで大阪では国立大阪病院等で行われていたのですが、今回初めてりんくう総合医療救センターと関西国際空港で行われました。
はじめの2日間はりんくう総合医療センターの研修棟で講義とグループディスカッションが行われ、3日目は関西国際空港でPEWCSというフィールドワークシミュレーションが行われました。


MIMMSでは、皆さんもご存じの災害対応の基本である『CSCATTT』を、講義とグループディスカッションで、何度も繰り返しながらその本質を学び、PEWCS(Practical Exercises Without Casualties)というフィールドワークシミュレーションで実際の現場を用いて、学んだそのCSCATTTの知識を実践し、知識の定着を図るというコース内容となっております。

今回の特徴は、『関西国際空港』でフィールドワークシミュレーションを初めて行ったということがすごいところで、本来であれば入れない空港の裏側に入れたり、空港中を歩いて実際に災害をイメージしディスカッションを行ったりといった状況でした。加えて、空港という大きな建物で、平面移動だけでなく、上下の移動も含めた三次元での災害の想定訓練ができたことは極めて面白いディスカッションができたのではないかと思いました。結果として、受講者、スタッフそれぞれがいろいろな意味で楽しんで終われた思いでした。



次回は、10月の東京大学、英国大使館で行われますが、将来的には競技場や運動場、遊園地、駅でなどいろいろなところでPEWCSが行われると良いな〜と思いましたし、それを実現すべくスタッフとして算段をして行きたいと思いを新たにした行事でした。

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