新しい指導者の育成!~教職員対象エピペン&AED講習会~

町田です。

先週の群馬県立前橋南高等学校に続き、今日は群馬県立前橋商業高等学校にて『教職員対象エピペン&AED講習会』を開催しました。昨年からはじまった本講習会もこれで5校目となりました。
ちなみに僕の世代の方にはなじみ深い「タッチ」の作者はこの高校が出身で、漫画には以前の校舎と似たような建物が出てきていたようです。


今まで4回はすべて僕と藤塚先生で講習を行っていましたが、「救急車が到着するまでは傷病者のそばにいる市民の皆さんの救命処置」の大切さは当科スタッフは日々感じていて、今年度から新たな指導者が誕生します。
写真中央にいるのが星野先生!

今回は星野先生が僕と一緒に初めて本講習会に参加しました。
このような講習会を行うには、講習会の指導だけではなく事前の準備(学校にお邪魔するので忘れ物はできません)、知識の整理(どのような質問が出るかわかりません)、そして“伝えたい”という熱い思いを持ち合わせていないといけません。

最初は緊張気味の星野先生でしたが、実習となると積極的に各グループを回って一生懸命指導していました。もともと積極的に何にでも取り組むだけあって、慣れてくれば素晴らしい指導者になってくれることは間違いないでしょう。次からは講義も担当してもらおうと考えています。


6月は4校で開催予定です。次回は星野先生に引き続き原澤先生がデビューします。また僕が参加するのは1校だけで、藤塚先生を中心にコースを展開してもらいます。
重症患者さんを助けるために医療チームが頑張るのは当たり前ですが、医療チームに引き継ぐためのスタートの部分が最も大切です。「命のリレーの第一走者」の育成には、当科スタッフが一丸となって取り組んでいく必要があります。

コメント

  1. 先生、私も来月AEDの講習会です。
    定期的に講習会参加してます。
    来月は日本外科学会総会・学術集会ですね。
    座長をされるようで・・・。
    いつもお疲れ様です。(^^ゞ

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    1. 岡田さん、講習会の定期参加はなかなかできるものではありません。本当に素晴らしいと思います!
      自己研鑽とともに周囲への普及のほど、これからもよろしくお願いします。

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  2. 職員の皆様方お疲れ様です。

    その作者の漫画で、「ラフ」ってのがあるのですが、そこのモデルとなった高校は、自分の母校です。
    しかし、前橋は意識が高い学校が多いですね。
    20年前の高校時代とは大違いなような気がします。

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    1. コメントいただきありがとうございます。
      養護教諭の先生方がとても熱心で、高校同士が声を掛け合ってこの講習会が普及しております。教職員の皆様方の熱心さにはいつも本当に頭が下がります。
      『ラフ』は僕も読んでいましたよ!

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