第42回日本救急医学会総会・学術集会に参加しました。(報告第1弾)

お久ぶりです、藤塚です。
10/28303日間、福岡において上記学術集会が開催されました。



評議員会など重要な会議にも当科から参加させていただきました。

・中野センター長:日本救急医学会評議員会
・宮崎先生:SOS-KANTO会議

また今回は座長やシンポジストを含めて、例年よりもさらに多くの演題を当科から発表させていただきました。

・中野センター長:口演【重症度評価】
 座長
・小倉先生:シンポジウム【重症外傷におけるMassive Transfusionのあり方】
Traumatic Bleeding Severity Score TBSS:大量輸血療法開始基準の臨床導入とその効果』
・中村先生:口演【頭部外傷】
『頭部外傷における凝固線溶系異常‐頭蓋内病変が悪化する因子‐』
・鈴木先生:口演【ECMOPCPS
『適応拡大やセンター化も視野に入れた前橋日赤ECMOチームによる重症呼吸不全に対するECMO治療』
・大瀧先生:ポスター【外傷】
Transcatheter Arterial EmbolizationTAE)後の合併症管理に難渋した重症骨盤骨折の一例』
・星野先生:口演【心肺停止】
『外傷性心肺停止における自己心拍再開についての検討』
・戸田先生:ポスター【内分泌・代謝】
『肺胞出血にて窒息を来したrefeeding syndromeの一剖検例』
・小橋先生:ポスター【中枢神経】
『頸髄動静脈奇形からの出血により後頭部痛,後頚部痛,右上肢麻痺を呈した一例』
・劉先生:ポスター【呼吸器】
『胸背部痛を主訴に救急外来を受診し,気管軟化症の診断に至った1例』
・藤塚:口演【災害医療】
『局地災害の経験から考える災害拠点病院の問題点』
 

中村副部長、貫録の発表です!
聴衆していた皆様、納得の様子でした。
当科の上司は面倒見が良いです!
さりげなく部長も発表を確認しています・・・

 また呼吸器外科の河谷先生からも2題発表がありました。
 
・河谷先生(呼吸器外科):口演【胸部外傷】
『当院における胸部刺創手術例の経験』
『胸部外傷における胸腔鏡下手術の意義』
 
 
残って業務をしてくださっている仲間の分も合わせて、当院から発信できる情報や研究を発表してきました。
 
学会では、色々な先生たちの考え方や研究内容が聞け、とても勉強になります。何よりも、やる気をもらいます。皆、救命するため・難しい病態を解き明かすため、日々の日常診療に加え、寝る間も惜しんで色々なことにとりくんでいるなと感じました。
 
 
当院は、病院前診療・救急外来・集中治療・入院管理・ドクターヘリ・災害など全医療場面にたずさわることができ、色々な経験・情報を持っています。これかもこれらのことを生かすため、どんどん発表していきたいと思っています。
明日からまた、今回学んだことを生かし、よりよい医療を提供できるように頑張ります!
 
そして、11月中旬にはまた小倉医師と一緒にAHA Ressに参加し、海外発表をしてきます!
前橋を世界に発信するべく、頑張ります!!

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