短時間でしたが国際交流ができました!(平成26年度中国研修医県内視察)

町田です。
再び台風が日本列島に襲来しています。前回よりもさらに勢力が大きいということで、台風そのものの被害に加えて台風通過後の土砂災害も気になるところです。
この3連休は各地で運動会や秋のイベントが予定されているようですが、とても天気が気になるところです。さすがに今回ばかりはテルテル坊主でもかなわなそうです・・・
台風が来た際は絶対に危険なところに近づかないで、身の安全を一番に考えた行動をとってください。


群馬県では昭和58年以来中国陜西省との間で医学交流協定を締結していて、毎年研修医を受け入れているそうです。研修医といっても地元では外科系の主治医師という立派な先生方です。
今年度は2名の研修医が公立藤岡総合病院で研修中とのことですが、研修の一環として県内唯一の高度救命救急センター、基幹災害拠点病院、ドクターヘリ基地病院である当院に見学に来られました。
視察の来られた程先生、刘先生、通訳の川俣さん、県庁の原さんとともに!
今回来られたのは程ウェイ(チョンウェイ)先生と刘仕琪(リィウシーチー)先生の2名です。3名で当院の救急外来、ドクターヘリ通信指令センター、屋上ヘリポート、そして備蓄倉庫を案内させていただきました。
特にドクターヘリの『消防覚知要請を推奨』『オーバートリアージを許容』というシステムにとても興味を持っていただいたようです。そしてちょうど屋上ヘリポートでドクターヘリを見学中に要請が入り、ヘリの出動を一緒に見届けることができました。



僕も中国の医療システムをいろいろ質問させていただき、日本との共通点やお国柄による違いにとても興味を持つことができました。

同行されていた通訳の佐俣さん、県庁の原さんのご協力のおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
短い時間でしたがこのような国際交流は大切なことをあらためて感じました。

コメント

  1. また台風ですねぇ。
    ドクターヘリにも影響が出るし、災害にもつながるし大変ですよねぇ~。
    ところで、今年の5月に前橋にお伺いした際に聞いた救命事例が、HEM-NetのサイトのHEM-Netグラフ33号(2014年秋号)5ページに載せられていました。
    ご存知でしょうか?
    先生のお名前が載っていたのですぐに分かりました。
    最後の方のコメントに涙してしまいました。
    まだ御覧になっていないようでしたら、是非とも目を通される事をお進め致します。
    先生方が救った人達が元気になられている様子が伝わって来ました。m(__)m

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    1. 岡田さん、今週も台風とともに週の初めを迎えることになりそうです。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
      HEM-Netグラフはもちろん読みましたよ。救命された方からいただいた「今度はチームの一員として一緒に働きたい」という言葉に僕たちが勇気を頂くことができました。ぜひ迎え入れてあげることができるように、これからもしっかりと日々の診療を行っていきたいと考えております。

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