2014年9月3日水曜日

平成26年度内閣府広域医療搬送実働訓練に参加しました。

町田です。

8月30日に九州を主会場として開催された『平成26年度内閣府広域医療搬送実働訓練』に参加しました。

訓練の概要は以下の通りです。
1.      目的
 南海トラフの巨大地震を想定し、東南海・南海地震応急対策活動要領(平成184月策定)等に基づく広域医療搬送に関する総合的な実動訓練を実施して、当該活動に係る組織体制の機能と実効性に関する検証を行うとともに、防災関係機関相互の協力の円滑化を図る。
2.      実施の根拠
 平成26年度総合防災訓練大綱(平成26年3月28日 中央防災会議決定)
3.      関係機関
 Ø  政府機関:内閣官房、内閣府、警察庁、消防庁、厚生労働省、国土交通省、海上保安庁、防衛省
 Ø  地方公共団体:大分県、宮崎県、鹿児島県 ほか


当院関係者としては本訓練に7名が参加しました。
*C:コントローラー(訓練を運営する側)、P:プレイヤー(訓練で実際に活動する側)
<大分県>
・大分スポーツ公園
 航空支援調整部門(ドクターヘリ司令部):高橋医師(C)、太田事務官(P)、小野寺CS(P)
 ドクターヘリ前線本部:中村医師(P)、板倉事務官(P)、山本CS(P)
<宮崎県>
・宮崎県庁
 航空支援調整部門(ドクターヘリ司令部):町田(C)


ということで当院関係者で唯一の宮崎県での活動となりました。
宮崎県では宮崎県庁の航空支援調整部門のコントローラーとしての参加でした。


 
 
宮崎県庁に集まってきた被害状況をもとに、『航空支援調整部門』に集まった医療、消防、自衛隊で話し合ってどのヘリで患者搬送を行うか決めます。使用するヘリが決まれば、実際に搬送元病院への到着時間、搬送先病院の選定、そして搬送先病院への到着時間を予定したフライトプランを立てます。というここまでの活動はプレイヤーの仕事です。

医療、消防、自衛隊で協議している様子です。
僕の仕事は、プレイヤーがたてたヘフライトプランの中で、実際に飛ぶのではなく訓練の都合で仮想ヘリ搬送を行う場合に、搬送元病院と搬送先病院のコントローラーに予定時間と患者想定を携帯電話で連絡し、実際にヘリが飛ばなくてもヘリ搬送を行う形で各病院で継続して訓練が行えるようにするための連絡をしていました。 

またプレイヤーがたてたフライトプランを『ヘリ動態監視システム』の管理者へメールでおくり、情報提供し、仮想ヘリ搬送も含めた動態監視システムの運用のため情報提供を行いました。
プレイヤーはとてもお世話になっている宮崎大学と千葉北総のチームの方々でした。
ニーズに合わせてどんどんフライトプランを立てていく決断力と行動力の速さがすごかったです!
県庁内のモニターで実機搬送の様子が中継されていました。
またヘリ搬送の様子が動態監視システムで見ることができました!
 

このような大規模な訓練で参加している方々がより良い訓練を行うために、このようなコントローラーの仕事がいかに重要かが痛感しました。
より実践に近い形でおこないたいと思いながらも訓練上どうしても譲らなくてはいけない部分もあります。その部分の調整やプレイヤーができるだけ不自然に感じないようにコントロールし切れたかというと、まだまだ力不足なところが多々ありました。いつもはコントローラーで参加していることが多いこの訓練でしたが、コントローラー側を体験することでより広い視野で全体像を見渡すことができたり、他病院の先生方の活動から大きな刺激を受けることができました。
 
最後に感じたこと・・・
『訓練でできなかったことは、実対応でもそう簡単にはできない!』
常に目の前に現状を冷静に判断し、今できることから着実に行うことを心がけることが大切ですね。
 

今回の訓練で宮崎県の企画を立てていただいた、
日本DMAT事務局の高橋先生(右)、鈴木さん(左)。
本当にお疲れ様でした!
訓練の翌日は朝から勤務のため、最終便で戻ってきました。
宮崎グルメは離陸前にぎりぎり空港で・・・
 
 

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