PFCCSに参加しました。

田中です。8月の頭にPFCCSに参加してきました。

救急外来、ICUでは小児を診ることがあるのですが、小児はいつもプレッシャーが大きい存在です。辛そうな小児を見ると冷静になりきれず、何とかして守りたいという感情が働いてしまいます。その気持ちを押し殺して、冷静に救急現場やICUで仕事をするために、もう一度まとめて小児の急性期管理を学びたいなと思っていたところ、PFCCSというコースがあることを知りました。FCCS(集中治療の基礎コース)の小児版です。

教科書がなかなか手に入りにくい点と、翻訳がまだされていないので英語だという点が難点。教科書の厚さに圧倒されてしまいコース前に最後まで読み切ることはできませんでしたが、そんな状態で参加しても十分勉強になりました。

救急外来やICUで知っていた方が良い、気道管理、人工呼吸器管理、ショック、輸液、外傷、鎮静・鎮痛、転院搬送など2日間かけて座学と実習で再度勉強しなおし、知らなかったこと、知っていたけれどあやふやだったところを補うことができました。また、コースを一緒に受講された小児科の先生方と実際どうするのが良いのか、小児科の先生方はどう考えるのか聞くことができたことも良かったです。

講師の皆様、一緒のグループで学んだ先生方、ありがとうございました。

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