新人看護師の一次救命処置研修が始まりました。

町田です。


昨日から台風通過に伴う災害対応の心構えをして夜を過ごしていましたが、朝になったらカーテンから木漏れ日が・・・いつの間にか関東地方は台風が通過して青空が広がっています。とはいえ、どうも台風8号はこのまま太平洋上に抜けていくと思いきや、今度は東北・北海道方面に北上していくようです。梅雨前線による大雨も伴っており、これから台風が近づく地域も過ぎた地域も水害に十分にご注意ください。


当院高度救命救急センターでは、毎月1回(4月のみ2回)のペースでBLS&AEDコースを行っています。
4月は新人初期研修医に対して開催しますが、新人看護師は7月からの各部署の配備に伴い今月より本コースの受講を何回かに分けて受講してもらうことになります。
先輩看護師(インストラクター)のデモンストレーションを
真剣なまなざしで見つめています!
実際に胸骨圧迫やAEDを用いて、一時心肺蘇生を学んでいただきました。
今日はきっと筋肉痛でしょう・・・

新人研修医であれ新人看護師であれ、患者さんにとって目の前にいるのは医師であり看護師です。状況によっては「新人だから・・・」は許されない世界です。
目の前で患者さんが急変した時の初期対応は、医療者の経験や専門性は関係ありません。正しい胸骨圧迫とAEDの使用、それを行うための緊急アラートの立ち上げは誰でも出来なくてはいけません。

患者さんが急変しないように経過を見るのが私たち医療者の大切な役割ですが、残念ながら急変してしまった時も冷静かつ迅速に対応できる医療者を育てるために、これからもこのコースを中心にスタッフの育成をしていく予定です。

☆本コースの詳細は ⇒ http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/bls_aed.html
*尚、7月よりコース指導側のシステム改定により一時的に1回のコースの受講者数の制限(20人→12人)がかかっており、なかなか受講しずらい状況になっております。関係者とただいま交渉中ですが、ご迷惑おかけしていることを心よりお詫び申し上げます。

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