呼吸器内科医との連携を目指して!~ECMOプロジェクト~
鈴木です。
6月14日(土)、第37回北関東胸部疾患研究会に参加させて頂きました。
この研究会は呼吸器内科の先生方を中心とした伝統のある勉強会で今回、貴重なお時間を頂き演題発表をさせて頂きました。
・知っておきたい治療:体外式膜型人工肺(ECMO)
『ECMO治療の現状と当施設の取り組み』
今回、発表の場を提供してくださいました会長の桐生厚生総合病院の宇津木先生、当院呼吸器内科の滝瀬先生、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
重症呼吸不全に対するECMO治療の成績向上のためには、次の4点が重要であると強調させて頂きました
①最適なECMO機材の導入
②ECMO管理と全身管理の質の向上
③正しい診断に基づく根本治療
④地域の病院間連携
ECMOは対症療法であって、根本治療ではありません。重症呼吸不全の原因疾患を正しく診断し、根本治療を行わなければ患者さんを救命することは困難です。
しかし、時に呼吸不全の原因診断に苦慮することもあり、正しい診断をするためには呼吸器内科の先生方の協力が必要不可欠だと考えています。
また、われわれ前橋日赤ECMOチームも群馬県内の呼吸器内科の先生方から重症呼吸不全患者さんの命を託してもらえるように、最適なECMO機材を導入しECMO管理と全身管理の質の向上に努めています。
群馬県内の呼吸器内科の先生方と今以上に連携を強化し、重症呼吸不全患者さんの救命率向上を目指していきたいと思います。
☆ECMO治療の病院間連携についてはこちら
⇒ http://drheli-gunma.blogspot.jp/2014/03/ecmo.html
・知っておきたい治療:体外式膜型人工肺(ECMO)
『ECMO治療の現状と当施設の取り組み』
今回、発表の場を提供してくださいました会長の桐生厚生総合病院の宇津木先生、当院呼吸器内科の滝瀬先生、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
重症呼吸不全に対するECMO治療の成績向上のためには、次の4点が重要であると強調させて頂きました
①最適なECMO機材の導入
②ECMO管理と全身管理の質の向上
③正しい診断に基づく根本治療
④地域の病院間連携
ECMOは対症療法であって、根本治療ではありません。重症呼吸不全の原因疾患を正しく診断し、根本治療を行わなければ患者さんを救命することは困難です。
しかし、時に呼吸不全の原因診断に苦慮することもあり、正しい診断をするためには呼吸器内科の先生方の協力が必要不可欠だと考えています。
また、われわれ前橋日赤ECMOチームも群馬県内の呼吸器内科の先生方から重症呼吸不全患者さんの命を託してもらえるように、最適なECMO機材を導入しECMO管理と全身管理の質の向上に努めています。
群馬県内の呼吸器内科の先生方と今以上に連携を強化し、重症呼吸不全患者さんの救命率向上を目指していきたいと思います。
☆ECMO治療の病院間連携についてはこちら
⇒ http://drheli-gunma.blogspot.jp/2014/03/ecmo.html
当院呼吸器内科の先生方と一緒に・・・ |
下記のような重症呼吸不全患者さんが発生した場合にはECMO治療の適応となる可能性がありますので当院高度救命救急センター救急外来へ御連絡下さい。
<当院高度救命救急センターへの連絡の目安>
上記に該当する患者さんを診療された際は、当院救急外来までご一報いただければ幸いです。 当院集中治療科・救急科医師が対応いたします。 |
うちも大変興味を持っている分野です。色々とご指導いただけたら幸いです。
返信削除kekimura99先生、コメントいただきありがとうございます。ぜひ勉強会などを一緒に行うなど、これから様々な領域でコラボしていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
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