心理的応急処置(PFA)の一日研修会に参加しました。

町田です。

4月27日に立川の国立病院機構災害医療センターで開催されたの『心理的応急処置(PFA)の一日研修会』に参加しました。
PFAとはPsychological First Aidの略で、「苦しんでいる人、支援が必要と思われる人に、同じ人間としての人道的な支援の仕方」を示しています。


今回は日本DMAT隊員養成研修インストラクター・タスク対象ということで、WHO版PFAの正規研修でありながら災害派遣に関したシチュエーションでのケースシナリオやロールプレイなども盛り込まれていました。
PFAの行動原則『P+3L』(Prepare:準備+Look:見る、Listen:聞く、Link:つなぐ)を考えながら、普段は研修で教えている者同士がそれぞれ被災者、支援者役を演じながら真剣にディスカッションをかわすことができました。

当院でも様々な災害に医療チームを派遣しましたが、被災者のみならず救援者や支援部隊のストレスケアがなかなかうまくいかず困った経験があり、とても勉強になることばかりで有意義な時間を過ごすことができました。
救急や災害対応においてマネージメントや身体的ケアだけではなく、心のケアも今まで以上にしっかり考えていこうと思います。

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