患者さんやご家族から温かいメッセージを頂きました!
町田です。
新年度も気が付くと10日が過ぎようとしています。新人初期研修医のオリエンテーションも終盤を迎え、今日はBLS&AEDの講習が行われました。来週からは各科に分かれてのローテーションが始まり、いよいよ実際に患者さんの診療が始まります。
新年度早々、患者さんから当科に大きな勇気と力を与えてくれることがあったので報告します。
(尚、今回の記事の内容、画像に関しては患者さんとそのご家族の同意を頂いたうえで報告させていただいています。)
まずは年度末に初期研修医と当科後記研修医が救急外来で診察した骨折の小児患者さんとその両親から感謝のお手紙と素敵な絵を頂きました。
手紙には「よるもいたくなくぐっすりねむれてよかったです」と書いてありました。救急外来の診療では病気の診断を付けることももちろん大切ですが、それ以上に苦しくてつらくて来院された患者さんの苦痛を1秒でも早く取るのぞいてあげることです。救急の患者さんの多くは、病名を付けてもらうために病院に来るのではなく、苦しいから来られることを忘れてはいけません。
この時に対応した若い2人の医師は苦痛を真っ先にとってあげながら、しっかりと診断を付けてその後の対応も行っていました。
この絵と手紙はカンファレンスルームに貼ってあります。この絵を見ると自分たちが行っている仕事・業務の誇りと責任感をあらためて思い起こさせてくれます。
また数日前にICUに来客がありました。
現在鈴木先生、小倉先生、原澤先生が中心に行っているECMOプロジェクトで「県内の重症呼吸不全患者の集約化」という話を進め始めたところに、他院からの紹介で重症呼吸不全の患者さんを他病院まで当院ドクターカーまで迎えに行って、当院ICUでECMO導入した方です。
新年度も気が付くと10日が過ぎようとしています。新人初期研修医のオリエンテーションも終盤を迎え、今日はBLS&AEDの講習が行われました。来週からは各科に分かれてのローテーションが始まり、いよいよ実際に患者さんの診療が始まります。
新年度早々、患者さんから当科に大きな勇気と力を与えてくれることがあったので報告します。
(尚、今回の記事の内容、画像に関しては患者さんとそのご家族の同意を頂いたうえで報告させていただいています。)
まずは年度末に初期研修医と当科後記研修医が救急外来で診察した骨折の小児患者さんとその両親から感謝のお手紙と素敵な絵を頂きました。
手紙には「よるもいたくなくぐっすりねむれてよかったです」と書いてありました。救急外来の診療では病気の診断を付けることももちろん大切ですが、それ以上に苦しくてつらくて来院された患者さんの苦痛を1秒でも早く取るのぞいてあげることです。救急の患者さんの多くは、病名を付けてもらうために病院に来るのではなく、苦しいから来られることを忘れてはいけません。
この時に対応した若い2人の医師は苦痛を真っ先にとってあげながら、しっかりと診断を付けてその後の対応も行っていました。
この絵と手紙はカンファレンスルームに貼ってあります。この絵を見ると自分たちが行っている仕事・業務の誇りと責任感をあらためて思い起こさせてくれます。
また数日前にICUに来客がありました。
現在鈴木先生、小倉先生、原澤先生が中心に行っているECMOプロジェクトで「県内の重症呼吸不全患者の集約化」という話を進め始めたところに、他院からの紹介で重症呼吸不全の患者さんを他病院まで当院ドクターカーまで迎えに行って、当院ICUでECMO導入した方です。
長期のECMO管理となりましたが、ICUでの治療の後半にはECMOを回しながら車いすに座ったり新聞を読んだりなど、鈴木先生がスウェーデンのカロリンスカ大学の研修で見てきたことが当院ICUでまさに行われていました。
ご本人もリハビリテーションにとても積極的にご協力していただき、「僕に行われた治療をどんどん世間に発信して医学の発展に役立ててください!」と力強いお言葉を頂きました。
患者さんの中にはICUでの記憶がほとんどない方もいらっしゃいますが、時々このように元気になった姿を見てもらうために足を運んでくださるときがあります。その姿に当科医師のみならず看護スタッフにも大きな力を与えてくださっています。
集中治療科・救急科の使命は、「患者さんの防ぎえた死、防ぎえた後遺症をより多く減らす」ことです。しかしそれだけではいけません。全力を尽くしても命が失われたり、後遺症が残ってしまうこともあります。良い診療成績を残すこととともに「患者さんやそのご家族の不満のない医療を提供する」ことも、我々がつねに意識すべき大切な使命であり当科の大切な目標です。
とってもステキなお話しを分けて頂きありがとうございます。
返信削除心温まる内容で感激しました。(≧∇≦)b
岡田さん、医療がいくら高度化しても『人間対人間』の仕事であることを忘れてはいけないですね。医療の原点は苦しんでいる患者さんに早く手を差し伸べることです。
削除いまだに救急車の受け入れ困難が問題になっているようではまだまだ日本はいけていません。その先の1秒でも早い医療介入のためにできること(たとえば医師・看護師が病院前にどんどん出ていくこと)の議論がもっと行われるようになってほしいです。
私も医師.看護師が、もっともっと病院前に出て医療介入して欲しいと思います。
削除Dr.カーやヘリの有効性などを、これからももっと広めて行って欲しいですね。
先生の熱い思いも一緒に。(^^)
救急車受け入れにしても、ベッドコントロールにしても、医療の現場の問題も深刻ですね。
*素人が生意気言ってすみません。
先生方などが、早期医療介入出来るように、私は後方支援?の分野で頑張ります。(^^>
岡田さん、現場の問題がしっかり議論されるように、現場からもっと情報を発信していこうと考えております。一つの病院だけではなく地域の医療全体が皆さんの期待にしっかりこたえられるように、あらゆる機関と連携してがんばろうと思います。
削除私も丁度1ヶ月程前、心肺停止からの蘇生を施して頂きICUへ丸一週間お世話になりました。
返信削除搬送当初、妻はDr.から『今回はレアケースで
九死に一生以上のものがある』と伝えられたそうです。妻も一時は覚悟を決めたそうですが、Dr.並びにICUチームの献身な治療・看護のお陰で、一度は消えてしまった命の火を再び燃え上がらせてくれました。
今は無事に家庭復帰でき、再び賑やかな子供達の声を毎日聞く迄に回復しました。
これからも、子供達の成長を一番近くで見守って上げられる事の幸せを心に刻んで行きたいと思います。
月並みな言葉しか出て来ませんが、本当にありがとうございました。
生きて、恩を返して行こうと考えています!!
富岡のしん坊さん、コメントいただきありがとうございます。
削除元気になりまた子供たちと一緒に笑顔で暮らせるようになり、本当に良かったですね。このようなご報告を頂き、スタッフ一同心から感謝しております。これからも患者さんのためにがんばる力を頂きました!