統括DMATデビュー!(平成25年度群馬県災害対策本部図上訓練)

藤塚です。

先月、統括DMAT研修を受講し、統括DMATとなりました。
統括DMATは、本部で活動し、色々な指揮・支援・手配などを行う人たちです(言わばお偉いさんですね)。私のような年代の方はおらず、病院長や部長クラスの先生方でありました。私の年代で受講させていただけたことは非常ありがたく、当院の災害への力の入れよう、また当院の災害対応能力の高さを改めて感じました。

と、それを受けてでしょうか県の災害訓練に参加させていただきました。図上訓練であり、私たちは、DMAT調整本部・災害医療コーディネーターとして参加しました。

内容は、太田市で大型地震が起きてしまったという想定で、本部長は鈴木Dr、私は副本部長として活動しました。
どの部署の人たちと話せば情報が得られ、行動したいときに誰に頼めばいいのかなど、みなそれぞれの役割がある中でどのようにまとめ、一人でも多くの救助・救命できるかを考えるなど、非常にいい訓練・勉強になりました。

 
一つの決断が多くの人やものを動かすという責任感は尋常ならぬものがありました。

『事件は会議室で起きているのではない!現場で起きているんだ!』という名言もありますが、いつも現場や前線で活動している私にとって、非常にいい経験になりました。上層部の人たちの軽率な判断や行動が多くの失敗にもつながりかねないことを理解することができました。確実な情報のもと、的確な行動をしなくてはいけないですね。

 
災害はいつ起きるかわかりません。このような訓練を繰り返し、いざという時に迅速かつ的確に対応できるような体制を常に作っておかなければなりませんね。(そういった面では、改めて当院のすごさをしりました!)

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