連休の救急外来はやっぱり大忙しです・・・

町田です。

3連休の最終日を迎えました。
連休はいつも救急外来は大混雑します。特に3連休以上の場合は、連休2日目の夕方から3日目のお昼すぎまでがピークを迎えます。今日も日中は処置室3ヶ所に対して4つのベッドを展開したりしていましたが、ストレッチャーやモニターが足りなくなることもありました。僕も久しぶりに自分で点滴のルートを作ったり、採血のスピッツにラベルを貼ったりなど、いつも看護師にお世話になりっぱなしの態度を反省しながら診療にのぞみました。

救急搬送支援システム上では、群馬県内病院の救急車(群馬県のみ)の受入件数も本日17時半までの24時間で226件あり、当院は30件の受入、近くの大学病院も20件と前橋市内だけで全体の3分の1を受けていました。もちろん他の地域でも隣県の救急車を受けていたり、ドクターヘリの受入をしてくださっていたり、数値上ではやはり普段よりも忙しい印象がありました。

ただし残念なことに226件の受入可に対して112件の受入不可がありました。つまり群馬県の救急車は3回に1回は受入れを断られていることになります。
消防側の病院選定が悪いのか、病院側の受入困難が悪いのか・・・そんな簡単な理由ではないと思いますが、連休中のこのような問題はずっとかわらず続いています。とにかく連休中は個々の病院が頑張っていても地域全体で捉えると救急医療は脆弱になっています。お休みの方もお仕事の方も自分の健康を守るのはまず自分であり、そして子供の健康を守るのは家族であることを忘れずにお過ごしください。


連休には群馬に来てゆっくり温泉でもいかがでしょうか?
(イメージ図)

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