久しぶりの受講生!~評価していただくことの大切さ~

町田です。
この2日間、小児外傷患者の病院前診療の勉強をするために埼玉医科大学総合医療センターにお邪魔していました。同院は埼玉県ドクターヘリの基地病院であり、群馬県ドクターヘリの搬送先としても過去に何度かお世話になりました。富士山と新しくできた格納庫をうらやましく眺めていました。



自分自身は様々な教育・研修コースに指導者(インストラクター)として参加することが多くなってきました。ちなみに僕が現在インストラクターとして参加しているものは、ICLSコース、JPTECコース、ITLS Advanced Course、JATECコース、MIMMSコース、日本DMAT隊員養成研修などがあります。
各コースともプロバイダー(受講生)で学んだことは残念ながらすぐに忘れてしまいますが、インストラクター(指導者)としてそのコースにかかわることで、知識の保持とブラッシュアップをすることができます。
そのようなことを考えながら様々なコースに参加している日々ですが、今回は久しぶりに受講生として参加しました。


様々な新しい知識や考え方を学ぶことはやはりいいですね。そしてインストラクターの方々がいろいろ工夫しながらわかりやすいように教えていただき、真剣の中にも楽しく学ぶことができました。
コースの最後には、実際に外傷を負った小児の患者さん(もちろんコースなので本物ではありません)に対する診療を評価する実技試験がありました。2日間同じチームで回った埼玉県の救急救命士と群馬県の看護師とともに、チームの力を合わせて3名の症例に病院前診療の実技を行いました。
今回のコースの実技試験では救急隊の隊長役として評価をされます。久しぶりの受講生なのでかなりい緊張しましたが、実際にはドクターヘリの現場活動と似たような部分が多く、「今回の実技試験はちゃんと自分が現場で活動ができているか評価していただく絶好の機会だ!」と思って望みました。しっかり評価していただいた救急救命士をはじめ多くのインストラクターの方々に心より感謝しています。時にはこのように自分の活動を客観的な目でみていただくことも、自分のスキル維持のためには必要です。

もちろん今回のコースも今度はインストラクターの立場で参加して、さらに日々の診療のスキルアップと知識のブラッシュアップしていく予定です。

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