群馬県ドクターヘリ2月度活動実績を更新しました。

Web担当の伊藤です。

あっという間に年度末になってしまいました。
遅くなりましたが、群馬県ドクターヘリ2月度活動実績を更新しました。

http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/content05.html



2月は大雪騒動で落ち着かない毎日でした。
日の当たらない道路には未だ車の排気ガスで黒く汚れた雪が残っており、その残された雪の除去のために市内の除雪ボランティアの方々が活動を続けられている事には驚きました。
災害時や災害後にもっとも自由に動けるのは、実はこういった組織に縛られない有志の集まりである、ボランティアであるのかもしれません。

筆者も病院に勤務するまでは、他業種でバイトをしながら、病院ボランティアの一般参加をしていました。
その病院では、一般参加のボランティア活動と、ホスピス病棟でのボランティア活動とではっきりと別れていました。

一般参加のボランティアは主に外来受診をする患者さんの道先案内や、入院される方の病棟へのご案内係です。
 ホスピス病棟でのボランティア活動は、患者さんの話を傾聴するボランティア活動が主で、、非常にデリケートな対応が望まれる事、診療や病気に対する理解のある方の参加が望まれることもあり、事前のボランティア教育は非常にしっかりとされていました。この際、異業種の方にも患者さんに接する上での守秘義務に対する教育ができるボランティアコーディネーターの存在は大きかったです。

その他に、専門技術を持つ異業種の方が、患者さんの力になるために自分の技能を活用したいとボランティア活動を希望してくる事もありました。
例えば、プロのカメラマンがボランティアで患者さんの遺影用の写真を撮影して下さったり、その撮影のために、プロのメイクアップアーティストの方がボランティアでメイクに来て下さったり・・・
闘病生活でお化粧する機会もなかった患者さんが、プロの方にメイクをしてもらい、綺麗になった姿を写真に撮ってもらって、嬉しそうにしていた姿が印象的でした。
こうしてたくさんの異業種の方が、開かれた医療の在り方を教えて下さっていたと感じています。

無償の奉仕は大きな力となって、個人や、地域を支えていく原動力になるのかもしれません。

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