群馬でも都内でも医学部生のドクターヘリ見学!

町田です。

最近ドクターカー方式の運用が多く、前橋市内の病院をドッキングポイントで使用させていただいたり、ドクターヘリのランデブーポイントから患者さんの受け入れ病院までドクターカー方式で搬送することがあります。その際に申し送りが終わったスタッフを搬送先病院でピックアップしてヘリで帰還することがあります。各病院スタッフの皆様のご協力に心より感謝致します。
ときにはヘリを受け入れる立場の視線から・・・

最近都内にヘリ搬送させていただくことがありましたが、前橋から都内までなんと25分・・・ドクターヘリの迅速性をあらためて感じました。
搬送先の病院にはヘリポートがないため、直近の大学病院の屋上ヘリポートを使用させていただきました。実は、僕が週末運営側に携わったJATECコースも、約5年前にこの病院でコースを受講したのは始まりでした。そこで学んだことを生かして今の仕事をしているのでなんだかとても感慨深かったです。また教授&救命救急センター長にヘリポート使用の許可を頂いたうえに様々な手配をしていただきました。本当に心より感謝致します。

当院の約2倍近い高さの屋上ヘリポートに降りると、この大学病院の医学部生がお迎えに来てくれていました。救急隊への申し送りの間にドクターヘリの見学会を行い、機長や整備士からのドクターヘリの活動についてレクチャーを受けていただきました。めったにない機会なので学生にとってなにか心に残ってくれるものがあって、さらに救急医療に興味持って頂ければ嬉しい限りです。
学生のみなさん、救急医療の未来はきっと明るいですよ!

もちろん1月から当科を2週間毎に実習に来ている群馬大学医学部生も、昨年に続いて全グループにドクターヘリレクチャーを行う予定です。1週間ごとに救急外来とICUで実習(週1回当直あり)をしてもらっていますが、2週間の間に天候とタイミングを見計らって『救急外来⇒運航管理室⇒9階待機室⇒屋上ヘリポート(記念写真付)』を巡りながら僕からの説明を受ける恒例の30~45分ツアーを行っています。
“初療室を現場に運んで早期に高度の医療介入を行うことで患者さんの救命率と社会復帰率を上げる”、つまり『ドクターヘリは空飛ぶER!』ということをお土産に持っていってもらっています。
先週から来ている群馬大学の学生さん。
医学部生として出来る範囲で積極的に取り組んでいます!

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