2013年7月30日火曜日

1000件出動!~安全で迅速な運航に支えられて~

町田です。

現時点でドクターヘリ運航は県の事業として行われています。県が『ヘリコプターを飛ばす航空会社』と『医療を行う基地病院』と委託契約をして、日々のドクターヘリ事業が行われています。
群馬県ドクターヘリの場合、航空会社は朝日航洋、基地病院は前橋赤十字病院になります。

ヘリコプターを飛ばすために、365(366)日休まず朝日航洋の方が基地病院(群馬ヘリポート)に出勤しており、2009年2月の運航開始以来、14名のCS(Communication specialist)、14名の機長、15名の整備士の方々が、夏は猛暑、冬は強風という悪条件の群馬県で活躍していただいております。
☆朝日航洋のホームページこちら ⇒ http://www.aeroasahi.co.jp/

運航開始から今日までの約4年半で2650件(今年度はすでに297件)の出動がありましたが、7月26日に群馬県主担当CSが、本日主担当機長が群馬県での1000件出動を達成しました。


東日本大震災でも被災地にドクターヘリとともに出動したメンバーです。
CSはいわて花巻空港でのドクターヘリ運航調整を一手に引き受け、
機長は豊かな経験と卓越した操縦技術で様々な活動に臨機応変に対応していただきました 

いつも安全かつ迅速な運航に心より感謝しております。
特に空の上での活動やヘリコプターの特性などで強力なアドバイスをいただいたり、搬送方法の選択などでもものすごい土地勘を発揮していただいており、すべての出動でいつも助けていただいております。

今日は朝からドクターヘリが出動し続けていました。ちょうど本日3件目の出動が機長の1000件目の出動でしたが、その後さらに4件立て続けに出動があり・・・結局最高気温33度(体感はもっとあった!)のなか、今日のヘリスタッフは昼食をとれないまま夕方まで活動しっぱなしでした。
この時期は本当に体力的にもつらい時期ですが、とにかく『安全第一』の運航に僕たちも安心して活動に専念できる環境を与えてくださる運航クルーの皆様に支えられながら、これからも一層頑張っていこうと思います。

群馬県主担当のCS、機長、整備士がそろって消防本部との勉強会を行った時の写真です。
後列中央は群馬県主担当の整備士です。
群馬県でも700件を超える出動をしていますが、他県ドクターヘリの出動数が半端ではありません。
群馬県のタフな気候にも動じない安定した機体をいつも提供していただいています。

2013年7月29日月曜日

豪雨にご注意ください・・・

町田です。

7月半ばの猛暑がウソのように、全国で大雨による被害のニュースが耳に入ってきます。
群馬県もここ数日大雨警報が連日のように発令されていましたが、幸い大きな被害には至ってないようです。関東の水がめである群馬県の山間部にとっては恵みの雨になっているかもしれませんが、日本海側や東北地方ではかなりの水害が出てしまっているようです。

群馬県ドクターヘリは一昨日に今月100件目の要請をいただきましたが、さすがに今日は雨のため今月2度目の要請ゼロでした。でも現場で早期医療介入が必要と思われる傷病者の発生はあり、ヘリ以外での現場進出手段が早急に必要だと痛感しました。

雨による土砂災害や交通事故の増加など、外はとても危険な状態にあります。くれぐれもご注意して安全にお過ごしください。

2013年7月27日土曜日

より良い診療の提供を目指して 〜日々勉強〜

救急科 専攻医 原澤です.

今年度に入ってから,救急科のメンバーが増えました.大変ありがたいことです.
人数も増え,忙しいながらも業務に少しばかりの余裕が出た事もあり,以前から企画していた救急科内での勉強会が徐々に軌道に乗りつつあるので,そのご紹介です.

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当院ではその勉強会を「(夜の)救急科勉強会」と言っています(私は勝手に「救急科イブニングセミナー」と呼んでいますが).
他の施設でも同様の事をやっておられる所は多くあり,「(論文)抄読会」「journal review」「journal club」など論文を読みそれを解釈しまとめてプレゼンテーションしたり,「ケースカンファレンス」といって勉強になった症例や思わずヒヤッとした症例などを共有したり,といったものを組み合わせた内容となっています.お酒を酌み交わしながら議論している施設もあるとかないとか(さすがに院内ではないようですが).

現在1-2回/月くらいのペースで開催中です.直近では7月25日(木)に行われました.

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基本的内容は
①担当者による“journal review”(専攻医以上が担当)
②担当者による“抄読会”(ローテートしている研修医が担当)
 ※①②でreview(総説)にするか単論文の抄読にするかはわりと自由です.
③ケースカンファレンス(主としてERでの症例に関するもの,診療担当者がプレゼン)

という感じになっております.

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7月25日に開催された内容は下記の通りです.
①“Clinical Practice Guidelines for the Management of Pain, Agitation, and Delirium in Adult Patients in the Intensive Care Unit” のまとめ(担当:澤田)
②“refeeding syndrome” の診断と治療のまとめ(担当:家崎)

①はACCMがまとめた,ICUにおける鎮痛・鎮静・せん妄管理に関するガイドラインが10年ぶりに改訂されたため,変更点を中心にまとめてもらいました.
②は,担当者が経験した症例で疑問に思った点や不明確だった点を調べ直してもらいまとめたものでした.
両担当者とも気合いの入ったプレゼンで,聴講者との議論も盛り上がりました.
開始時間が20時過ぎと押してしまったため,今回は③に該当するものは行わず終了となりました.

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他の施設ではこういった勉強会の内容をupしたりもしていますが,まだ当科ではそこまで詰められておりません.今後検討いたします.

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医師は生涯勉強していくものだ,と学生時代や研修医時代にいわれた事を思い出します.他の職種でもそうなのかもしれませんが,医師の獲得しておくべき知識や技術は,見渡せないほど広く,そして底が見えないほど深いものだと日々感じております.
一人で読める論文の量には限界があり,またまとめる時間もなかなかないのが現状ですし,分野が偏りがちになってしまうのは否めないと感じます.
こういった機会があれば,その知見を吸収できるだけでなく,それをきっかけとして勉強する幅も広がります.仲間がいるっていいなぁと改めて思いました.

引き続き,個人としてもチーム全体としても,日々診療のレベルアップのため,勉強していこうと思います.

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患者さんたちに少しでも良質な医療の提供を,と思っておりますので,引き続きよろしくお願い申し上げます.

2013年7月26日金曜日

第2回群馬県MCLS標準コースが開催されました

ご無沙汰しております.救急科 専攻医 原澤です.
町田先生が夏期休暇ということもあり,upさせていただきます.

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7月23日,前橋赤十字病院にて「群馬県MCLS標準コース」第2回目が開催されました.

◎MCLSってなんだっけ?聞いた事ないよ?という方は下記記事をご覧ください.
 http://drheli-gunma.blogspot.jp/2012/06/mcls.html

丸一日かけたコース,運営に関わられた皆様,受講生の皆様,お疲れさまでした.
今回,いち受講生として参加させていただきましたので感想などを.

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このコースの目的は「現場で関わるメンバーの共通認識を作ろう」ということ.

救急医療というのは,基本的には,一人の患者さんに対し,可能な限り最も良質な医療を提供する,ということが求められます.
これには,関わるメンバー全員の認識が近いレベルにあることが必要とされます.
そもそも救急医療には,救急救命士,消防士,看護師,医師,臨床検査技師,臨床工学技師,放射線技師など...複数の職種が関わります.
複数の,立場の各々異なる職種が,同一の疾患の治療についての共通認識を持っていること,これが重要になりますが,なかなか難しいため,同一の職場内で何度も議論して擦り合わせをしておく事が必須といえます.

災害医療でも同様の事が言えますが,さらに難しいことに,救急医療と異なり「医療需要が医療供給を上回ってしまう」という状況が生じます.
また,普段関わらない職種(レスキューや警察など)やメンバー(他の地域/病院のスタッフなど)と共に活動しなければなりません.普段「あれやって」とか「これだしといて」とか,ツーカーで伝わることも...伝わらないのです.

そこで,災害対応のときに「どういう事を考えて」「お互いにどのような情報を共有して」「誰にどういう事を任せて」「自分はどのように動くのか」などという基本的な項目を,共通認識として理解し,それを理解している前提で活動する,という事が,迅速かつ良質な対応を可能にするのです.

うーん,言葉にするとわかりにくいですねー.
とまぁそんな目的で災害対応の基本を学び,他の職種との協調/共同作業が可能となるようなプログラムとなっております.

主な参加者は救急救命士さん,消防職員さん,あと看護師,医師が複数名,という,現場に出場する職種を中心とした編成でした.グループ毎のディスカッションを軸に,活発な議論が展開されており,有意義なものであったと思います.

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災害時に活動する医療チーム“DMAT”が少しずつ知名度を上げているように思います.しかしDMATだけでは災害急性期の医療は完成しません.
現場で活動する消防や警察,自衛隊といった組織が,DMATを橋渡しにして,現地医療圏の病院群と連携し,果ては医療圏外の医療施設とも協力し,一人でも多くの被災者を救えるように.
災害急性期の医療についての整備が進むいま,このコースはますます普及していくことになるのでは,と思います.

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災害なんて起こらない方がいいんだよ,といって目を背けていてはなにも始まりません.
つい先日もサンフランシスコでの航空機事故や,スペインでの列車事故が起こりました.
これらも局所「災害」です.そして,これらの事故を対岸の火事としてはならないのだと思います.
少しずつでも準備をしていけたら,と思いました.

文字だらけの記事ですみませんでした.可能なら写真は後日追加致します.
最後までお付き合いいただきありがとうございました.

2013年7月24日水曜日

フライトドクターの決断!~ドクターヘリと防災ヘリのコラボ~

町田です。

昨日のブログでは、ドクターヘリとドクターカーのことについて書かせていただきました。今後群馬県内でもドクターカーが増えてきて、現場に医療スタッフを引き出す手段が増えてくることが予想されています。それはとても良いことであり、あとはそれを有効に活用できるかどうかは「消防の判断力・調整力」「各病院間の連携」に尽きると思います。目的は同じ「1秒でも早い医療介入」です。目的が同じであれば難しいことはないはずです。

今日は「ドクターヘリと防災ヘリのコラボ」の話題です。
当院は群馬県ドクターヘリの基地病院であるとともに、群馬県防災ヘリドクターヘリ的運用の協力病院です。防災へリのドクターヘリ的運用は、何らかの理由でドクターヘリが出動出来ない際に、条件さえ合えば当院屋上ヘリポートで救急科医師、看護師をピックアップして現場出動、転院搬送等を行います。普段は救助仕様の防災ヘリも、今ではたった10分で救急仕様に変更して群馬ヘリポートを離陸するので、おおよそ要請から15分後には当院で医療スタッフのピックアップを行っています。
ドクターヘリ、防災ヘリの2機でうまく運用することで、重複要請や多数傷病者事案に対応することが可能な場合があります。


先日山間部にドクターヘリで出動し現場活動に入った途端に次事案の要請が入りました。「小児で重症」という言葉にフライトドクターは「何とかしなければ・・・」とピンっと来たようです。しかし目の前のの傷病者も重症・・・そこで下した判断は、「まずはドクターヘリを基地病院に戻し、セカンドスタッフで次事案にすぐに駆けつけてほしい!」ということでした。もちろん基地病院ではすぐに次事案への出動スタッフが準備をして、戻ってきたドクターヘリに乗って出動しました。ここまでは実はよくあることです。
実は、対応中の事案についても初期治療でバイタルサインの安定化を図れたものの、早期の根治治療が必要な状態でした。そこでドクターヘリを戻すと同時に防災ヘリをその事案のランデブーポイントに要請しており、現場活動中に駆けつけた防災ヘリにより速やかに病院へ搬送することができました。

また、山間部の多数傷病者事案においてもドクターヘリ側から防災ヘリの応援を要請することがありました。
山間部の多数傷病者事故の場合、どうしても直近に搬送先がない場合があります。もちろん軽傷であれば救急車で時間がかかっても陸送で大丈夫なことが多いですが、中等症以上であれば搬送中の急変のリスクがあったり、なによりも山間部を抱える消防本部の救急車を複数台もその地域から離すことは、その地域の救急医療を一時的にも崩壊させてしまう恐れがあります。
その日はたまたまセカンドスタッフが一人も出せなかったため、ドクターヘリで現場に向かいながらすぐに防災ヘリに声をかけておきました。実際に現場に近づくにつれて事故概要と傷病者の人数がわかり、「医療チームは1チームで戦えるけど、明らかに搬送手段が手薄すぎる・・・」というフライトドクターの判断で、すぐに防災ヘリの応援を要請しました。




群馬県は県内どこでもヘリであれば20分以内でたどりつけるコンパクトさから、このようにヘリの現場投入が容易であると思います。そのような背景があるからこそ、ドクターヘリや防災ヘリであっちこっちでコラボできているのだと思います。
これらを迅速かつ有効に生かすためにはフライトドクターが゙決断しなければいけません。もちろん現場ではなかなか全体像が見えないところがあり、ERスタッフやCSが様々な形でバックアップしています。
今後は北海道のように県警ヘリ、自衛隊ヘリ、そして群馬に5機ある赤十字飛行隊との連携も模索していきたいですね!

2013年7月23日火曜日

空から、陸から!vol.1 ~ドクターヘリとドクターカーのコラボ~

町田です。

しつこいようですがドクターヘリの最大の目的は、「現場に医療スタッフを派遣し1秒でも早く高度の医療を開始する」ことです。
でもこれはドクターヘリに限ったことではありません。当院は消防からの要請で現場に医療スタッフを派遣する平時の手段がヘリしかないため、いつもヘリで出動するか救急車搬送の方が早いと判断すればそのまま受け入れを行っています。もちろん緊急車両を用いたドクターカーがある病院では、ドクターカー運用を行っていますね。さらに自転車なら“ドクターチャリ”、走っていくなら“ドクターラン”だって悪くはありません。(ただし迅速性と安全性を忘れてはいけませんが・・・)


当院は今年よりドクターカーの試行事業が始まっており、近年中には正式にドクターカー運用を行う予定で進めていますが、まだ今のところドクターヘリのみで現場医療スタッフ派遣を行っています。
しかし県内の他の救命センターでは現場に医師を派遣するドクターカー運用をすでに行っているところや近々始めようとしているところもあり、これはその地域の救急医療にとってとても素晴らしいことだと思います。とにかく早く救急医が傷病者に接触し生理学的に安定化を図ることは、救命や社会復帰にとって大いに有効であることはすでに証明されているからです。

そのような中で先日ドクターヘリとドクターカーのコラボ事案がありました。
とある地域で発生した救急事案に、消防の判断でドクターヘリとその地域の病院所有のドクターカーを同時要請しました。その時はドクターヘリが先着してすぐに初期診療を開始、続けてドクターカーが到着しました。傷病者の地域性を考慮して、最終的にドクターカーに引継ぎ救命治療を継続しながら病院に搬送されました。
とにかく最初に書いたように「早期医療介入」が大原則です。地域によっては、ドクターヘリ、ドクターカー、直近病院搬送のどれが救急医の接触が一番早いかが微妙なところもあります。その時は全部考慮して動けばよいだけです。消防はまずスイッチを入れて各システムを起動させておいて、活動しながら最終的に選択すればよいのです。マンパワーが必要と判断すれば、そのまますべてを活用してもよいのです。
消防も医療も「早期医療介入」の姿勢をつねに忘れずに活動していただきたいと強く願っています。そしてそれぞれが県内でバラバラに活動しないように、定期的な調整が必要になってくると感じています。(管轄する病院が違うことを理由に、ドクターヘリとドクターカーがそれぞれ独立して活動していたら、要請する側の消防が混乱し結局は県全体の救急医療のまとまりがなくなりますよね!)
群馬県ドクターヘリと前橋赤十字病院ドクターカー。
(写真と本文は関係ありません。)

ちなみに今月は21日までの段階でドクターヘリ要請80件(転院搬送を除く)のうち45件が救急隊現着前要請と久しぶりに50%を超えています。
しかし全国一の出動件数でつねに高いレベルで活動している兵庫県ドクターヘリは、覚知要請率約9割です。基地病院がある消防本部の方に話を伺ったところ、「現場に医師が来ることでできることがたくさん増えるので、現場に引っ張り出すことに何の抵抗もない」とのコメントをいただきました。その基地病院である公立豊岡病院 但馬救命救急センター長の小林 誠人 先生に、来月の群馬県ドクターヘリ症例検討会に参加していただき、それに引き続き地域医療連携学術講演会でご講演をしていただくこととなりました。
群馬県の各消防本部のご協力もあり群馬県ドクターヘリもようやく他基地病院なみの活動ができるようになってきましたが、当院スタッフを含めて他基地病院の話を聞くことでもっと様々なことが勉強できると思っています。来月の講演会が群馬県のプレホスピタル医療にどのようなスパイスを加えていただけるかとても楽しみです。

2013年7月22日月曜日

平成25年群馬大学医学部生の実習が終了しました。

町田です。実は集中治療科・救急科の学生担当責任者をしています。
当科には毎年1~7月まで、群馬大学医学部6年生(1~3月はまだ5年生ですが)の病院実習の受入を行っています。1月の正月明け早々から2名ずつ計13組26名が、2週間ずつのローテーションで当科のスタッフとともにICU,ERでの実習を行います。
あえて外病院の実習を選択するだけはあってどの学生さんもとてもやる気にあふれているので、実習を受ける僕たちもとても気合が入ります。

今の時代に逆らって学生担当責任者はやや体育会家のノリですが、患者さんの移動や処置のお手伝い、胸骨圧迫(もちろんリーダー医師による質の監視あり)など、医学部生としてできる範囲で積極的に診療に参加していただいています。

ドクターヘリ基地病院である当院で実習をしていただいているので、2週間の間に必ず「ドクターヘリ解説ツアー」を行いました。ただドクターヘリの見学を行うのではなく、ドクターヘリの適応、ホットラインの対応、屋上までダッシュなど、本当のドクターヘリの活動にそって解説しながらのツアーです。
「1秒でも早い離陸のためにスタッフは情報を聞かずにヘリに向かう。」「消防のオーバートリアージを許容している。」「患者さんをヘリで運ぶことが第一優先ではない。」など、学生さんたちにとっては新鮮なことばかりだったようです。
ちなみに群馬大学医学部附属病院には基地病院についでドクターヘリの患者さんを受け入れていただいており、学生さんの中には時々接することがあったよう方もいましたが、実際の活動内容を知ってますます興味を持っていただけたようです。

最後は屋上ヘリポートで記念撮影を行い、実習の記念に各班に配りました。皆さんとどこかで一緒に働ければとてもうれしいです。残り少ない学生生活ですが、精一杯がんばってください!




 
ちょうど同じ群馬大学から1日見学の医学部生がいた日は3人でパシャリ!(3枚目左上)
またこの期間中に日本医科大学から2週間の実習を受け入れました。(4枚目右上)
そして、「一緒にうつってくださ~い」という言葉に甘えて一緒にパシャリ。(2回写っています)

2013年7月21日日曜日

矢野先生がラジオに登場します!~NHKラジオ 高校講座 保健体育~

まだまだ暑い日が続き、連日ドクターヘリも日没近くまで出動しています。でも日没時間はもう早くなってきていて、西日本の皆さんには信じられないかもしれませんが、19時をすでに切っています。


皆さんラジオは聞くでしょうか?
高校生時代に深夜ラジオでパーソナリティーの言葉やその当時流行った音楽に元気をもらった20年前が懐かしいです。また、ラジオ講座で英会話などを学んだ方も多いのではないでしょうか?

NHKラジオ第2放送で2013年度から毎週水・木曜日に『高校講座 保健体育』が新しく始まりました。今週7月24日(水)の放送に矢野先生が出演することになり、先日その収録が行われました。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_hoken/


 
 
テーマ『保健 現代社会と健康』の“The Interview”という回です。過去4回の“The Interview”の回では、元オリンピック陸上選手の為末大選手や元大相撲関取の舞の海関など有名な方々が出演されています。
矢野先生は現役の救急医としての、仕事にかける情熱を語ったようですよ!どんなことを話したのかスタッフは知らないので、当日の放送が楽しみです。

 
 
ちなみに翌日7月25日(木)の“日常的な応急手当”の回の中で、「熱中症の予防のための水分補給」についてでも当科よりコメントの提供を行っております。
 
 
お時間がある方は高校生でなくてもぜひお聴きください!


2013年7月20日土曜日

全国レベルに負けないように!~フライトドクターへの道~

町田です。

昨日もドクターヘリの重複要請がありました。ファーストスタッフより「セカンドスタッフ対応可能であればヘリを戻します!」の指示があり、ちょっと暇にしていた僕とERで待機していた原澤先生で次の現場へ出動しました。また、先日ドクターヘリを戻せない状況においては、防災ヘリによるセカンドスタッフピックアップ方式で僕と小倉先生で現場に出動しました。
原澤先生、小倉先生ともに間もなく独り立ちに向けてOn the job trainningの段階です。勤務の都合でその2件ともにドクター2名で出動し、僕はフライトナースの業務に専念して両先生にはフライトドクターが1名しかいないという思いで頑張っていただきました。

  

フライトドクターの独り立ちに関しては、全国で共通のルールはありません。これは基地病院ごとによって異なっているのが現状です。そこで大切になることは「質の担保」です。
ドクターヘリ事業が始まって10年が過ぎ、特に先陣を切って運航を開始した基地病院の質の高い医療提供があったおかげで今この事業が継続しかつ全国に広がっているのだと感じています。現在41機のドクターヘリが全国を飛び回っていますが、4年前に群馬県が開始したときはまだ17機目でした。その時に誓ったことは「全国レベルに負けないドクターヘリ活動」でした。

ドクターヘリ活動におけるフライトドクターの大切な役割は、質の高い初期診療、他機関との連携、地域の医療事情に合わせた活動、など多岐にわたります。
つまりフライトドクターとして独り立ちするためには、これらをしっかりできることが求められます。

・質の高い初期診療
心肺蘇生、外傷の初期診療講習の受講は当たり前のこととして、当院ではER診療、ICU管理、当直業務、入院患者の主治医業務がしっかりできることを認められてから始めてドクターヘリの同乗訓練が始まります。そのため現場での診療に関しては新めての指導を不要な段階です。

・他機関との連携
同乗訓練が始まる前に、救急車の同乗実習、防災ヘリのピックアップ訓練、災害初期対応コースの受講を行っています。また平時より救急隊や病院実習の救急救命士などとの積極的な交流を行っています。またヘリ出動時は積極的にCS室で運行会社のスタッフと連携を取りながら地上からのバックアップを行っています。情報はかなり重要な役割を占めているので、同乗訓練中には徹底して無線での通信を指導します。

・地域の医療事情にあわせた活動
医療事情は地域ごと、平日と休日など様々な条件で変化しています。搬送先決定、複数傷病者の対応など、地域の医療事情を常に理解しながらの活動が求められます。群馬県は医療圏を考慮した搬送を意識した活動をしていることもあり、各病院との協力体制がとても重要になります。ということもあり、平時より群馬県中の救急医療にかかわる当科のスタッフを必ずフライトドクターとして乗せることにしています。


同乗研修に求められた件数は30件だけです。しかしその同乗研修を始めるまでに厳しい道のりが控えています。それもすべていま全国に広がったドクターヘリの質を落とさないため、いえいえ群馬からでも質の向上に貢献できるように、基地病院としての責任感を持って今のフライトドクターも今後とも活動していきます。

2013年7月18日木曜日

群馬県ドクターヘリ『高速道路マニュアル』が運用開始しました!

町田です。

群馬県の高速道路は、南北に関越道が、関越道から東に北関東道、西に上信越道が十次に走っている交通の要所になっています。また県の東端にちかいところでは東北道が縦断しています。特に山岳地帯を走っている部分ではカーブや勾配の比較的きつい部分もあり、残念ながら年に何件も重大な事故が起こってしまっています。

 
写真左は、上信越道と関越道の合流する藤岡ジャンクション(JCT)
写真右は、北関東道と関越道の合流する高崎ジャンクション(JCT)


群馬県ドクターヘリが運航開始した当時から、高速道路の事故対応については大きな課題でした。なかなか各機関の話し合いが進まない中で、サービスエリア(SA)がなんとか使用できるようになり、あとはインターチェンジ(IC)直近のランデブーポイントを使用するなどして対応していました。

そのような中で昨年4月に乗客7人がなくなった大型バス事故が起こってしまいました。高速道路事故のドクターヘリ対応は各機関とも遅れており、その対応においても様々な問題点が浮きぼりになってしまいました。
そこから急ピッチに県警、消防本部、NEXCO、運航会社、基地病院で高速道路事故対応をより迅速かつ有効に行うために、ドクターヘリの『高速道路マニュアル』の作成を進めてきました。

現時点で通行止めを行わずにSAやチャーンベース(CB)を使用することができます。実際にSAは群馬県ドクターヘリで1回のみ使用したことがあり、CBに関しては長野県ドクターヘリの使用実績があります。
SAのヘリポート

CBのヘリポート
今回のマニュアルでは、県内4路線の359Kmを100mごとに区分し、反対車線で速度規制か通行止めを行えば離着陸できる可能性のある約41%の地点を選定し、実際にヘリを運用する際に必要な連絡先や手順などを定められました。
高速道路を渡る橋があったり両側が切り立った壁だと、
高速道路本線上に降りる場所としては設定されません。
しかしながら通行止めをするのに1時間ほどかかる算定であり、現時点では高速道路本線上に着陸することが早期医療介入に直接結びつくかといわれるとまだまだ課題が残ります。
『高速道路マニュアル』の完成とともに、現場により速く医療スタッフ派遣するためのIC近くのランデブーポイントの整備や増設とともに、IC以外にもスマートインターや緊急・関係者用の高速道路とつながるすべての進入路近くにランデブーポイントを配備することがいま各消防本部により行われているところです。

2013年7月17日水曜日

過去の経験を生かす!~新潟県中越沖地震から6年~

先週は猛烈の暑さの影響なのか1週間でドクターヘリは41件の要請があり、うち33件(未出動のうち隣県ドクターヘリに2件、防災ヘリに1件にご協力いただいた分を含む)に出動しました。
今月は今日までの1日平均4件要請、3件出動となっています。様々な手を駆使しても対応できなかった重複事案に関して対応していただいた救急隊、病院の関係者に心より感謝いたします。
今日は久しぶりに最高気温が30度を下回りちょっと体のクールダウンができましたが、また明日から暑い日が続くようですが、今まで以上に十分体調管理に気を付けていただき、良い夏が過ごせることを心より願っております。

 
 
 
昨日は新潟県中越沖地震から6年目の日でした。この地震で15名の尊い命が犠牲となりました。
当院の日赤救護班もこの地震の対応で新潟県に出動しました。当初は日赤初動救護班(DMAT)として出動し、引き続き救護班として様々な活動に当たりました。当院の日赤救護班の大きな特徴としては、初動時にはDMATとして活動することが可能で、また同じチームでそのまま救護班としての活動にシフトすることができます。また豊富なマンパワーで災害発生の超急性期からこころのケアを含めた慢性期まで活動することができます。

 
日赤DMATとして発災当日に出動し、現地では救護班としての活動も行いました。
 


また今では災害時にすぐに駆けつけるドクターヘリですが、大規模災害時に県外のドクターヘリが被災地に向けて出動したのもこの地震が始めてでした。この時は千葉県(現・千葉県北部)ドクターヘリ【基地病院:日本医科大学千葉北総病院】が、長岡赤十字病院を拠点に重症患者の転院搬送で活躍しました。
写真は東日本大震災での対応で、宮城から当院に転院搬送のために飛来したドクターヘリ。
 
 

東日本大震災での災害救護活動において、ドクターヘリは被害が甚大であった沿岸部から内陸部への患者さんの搬送に有用に活用されました。実はこのような活動は中越沖地震での対応で行われていたのです。
津波被害からの復興に北海道南西沖地震での経験が生かされているように、この地震での経験は今の災害対応のなかで実践され続けています。
 
自然の美しい日本ですが、それとともに地震や火山活動など自然災害が身近にある国でもあります。先日も書きましたが、災害の規模を『想定外』と人が勝手に決めてしまっているだけかもしれませんね。過去の活動を紐解きそれを次に生かすことが大切です。
ちなみに今月の異常な暑さに対しても、先人たちの経験を紐解けばきっと良い対策が見つかるきがします。

2013年7月16日火曜日

群馬には海がありませんが・・・

町田です。

梅雨が明けて一気に猛暑とゲリラ豪雨に襲われている日々が続いていますが、気が付くと7月も半ばです。というよりもまだ7月の半ばというのに、熱中症やそれに関連すると思われる救急搬送が増えており、この夏はどこの救急隊もどこの病院も夏を乗り切れるか心配になるくらいの日々が続いています。ドクターヘリも今月は1日平均4件の要請があり、猛暑の中をさらに熱いスタッフが1秒でも早い医療介入のために傷病者のもとへかけ続けています。


群馬県には海がなく、さらに連日テレビで『この夏日本一の暑さを記録した・・・』という形で報道されているため、夏はあまり来たくないとイメージがあるかもしれませんが、実は一歩山に入ると避暑地がたくさんあります。
山の上の湖、利根川の源流のアクティビティー、尾瀬・嬬恋などの高原など、涼しいところがたくさんあります。ドクターヘリでも気温35℃の基地病院を離陸し、10分後には気温25℃の世界にということもしばしばあります。(もちろんすぐに病院のある暑い平野部に戻ってくるのですが・・・)

写真左は群馬県の商都高崎市、後ろのそびえるのは榛名山です。
ヘリでは6分後に山の山頂にある湖に到着です。「クールです!」
 

またこの時期、夕暮れ時にヘリに乗っているとこのような素晴らしい景色に出会えます。
一面の水田に夕日が輝いて移っている景色は目を奪われるものがあります。
 
日本医大千葉北総病院のドクターヘリ同乗研修で、夕暮れの東京湾の景色にものすごく感動した思い出がありますが、海がない群馬県でもそれに次ぐくらいの美しい景色です。
いよいよ夏休みシーズンが始まりますが、たまには群馬に足を伸ばしてみてください。なかなか良いところがたくさんありますよ。ただしここのところ観光客による交通事故も増えていますので、安全運転でお気をつけていらしてください。

2013年7月14日日曜日

第16回日本臨床救急医学会に参加しました。

町田です。

7月12,13日に東京国際フォーラムで開催された『第16回日本臨床救急医学会』に参加しました。
暑い中、全国から医師、看護師だけではなく薬剤師、臨床工学技士さんや消防関係者など多職種の方々が集まりました。

・宮崎医師
座長
・町田
口演:『警察から当院への情報提供を生かしたドクターヘリ3出動例』
・矢野医師
ポスター:『外傷性卵巣チョコレート嚢胞破裂の一例』

今回のテーマにもある『職種を超えた・・・』ということで、僕は警察との連携について発表させていただきましたが、貴重な質問やご意見もいただき特に「災害対応のスイッチを早く入れる」ためにますます多職種と連携することの大切さを認識することができました。
またドクターヘリに関することで、 「結果をきちんと示すことが大切」というアドバイスもいただき、今後の活動の様々なヒントになりました。これからも多職種と連携するに当たり、自分たちが行っていることの正当性を結果として示して納得していただいた、それをもとにより強く連携していくことが必要ですね。


学会期間中も当院救命救命センターはいつものように動いており、特に暑さが厳しい日が続いたため救急車の搬送件数、救急入院数、ICU入室数がものすごく増えていました。ドクターヘリも学会帰還中の2日間で13件の要請がありました。学会期間中に病院を守っていただいた病院スタッフに感謝いたします。
 昨日は最高気温31度でしたが、とても涼しく感じました・・・

2013年7月12日金曜日

20年前・・・~北海道南西沖大地震から20年~

町田です。

20年前、僕はまだ地元札幌で高校3年生でした。
1993年7月12日夜10時過ぎに地震を感じましたが、それ以上にテレビで表示されていた『大津波警報』という文字にものすごい胸騒ぎを覚えました。その後、札幌市上空をたくさんの機体(おそらく自衛隊や防災ヘリだと思われます)が南の方向へ飛んで行った記憶があります。

今日で北海道南西沖地震から20年がたちました。地震後ただちに奥尻島と渡島半島沿岸部を襲った津波により198名の尊い命が犠牲となりました。その後、特に地元の皆さんのたゆまない努力により奥尻島は復興の道を歩むことができているようです。
http://unimaru.com/?page_id=80

そして先の東日本大震災では、北海道南西沖地震で津波被害を経験した奥尻島の職員の皆さんが三陸の沿岸部の役所の仕事をサポートしたりなどの活動があったとのことです。

災害は本当に起きてほしくはありませんが、日本の国土を考えると常に備えておく必要があります。東日本大震災では『想定外』という言葉がよく使われていましたが、過去の世界の災害を振り返ると全く初めての対応ではないことに気が付きます。

災害により亡くなられた方の冥福をお祈りするとともに、今生きている我々は過去の経験を必ず次の災害対応に生かすことができるようにしなくてはいけません。

2013年7月11日木曜日

熱中症!~今日も猛暑日です~

町田です。

今年も暑いです。しかも蒸しています。
天気は良いのですが、高温多湿のため写真を撮っても霞んでしまいます。

夕方には恒例の雷雲が・・・

 
昨晩は平野部でかなり激しい夕立が降りました。なんと僕の住んでいるマンションに雷直撃もあり・・・もちろん屋上ヘリポートは大丈夫でした。(ヘリは群馬ヘリポートの格納庫に退避しています。)
夕立が降ったので少し涼しい夜になるかと思いきや、風が止まり湿度が上がり結局かなり不快な熱帯夜・・・そして今日もぐんぐん気温が上がり、やはり熱中症による搬送が急増しています。そして救急搬送システムを見ても、救急隊の出動件数がぐんぐん増えていてどの病院の救急車の受入件数もあっという間に増えています。
 
天候には勝てません!しかしながら熱中症は命にかかわることもあります。意識状態が悪い熱中症はかなりの重症です。まだ7月前半にしてこの季節がずっと続くと思うだけでぞっとしますが、日中はできるだけ涼しい公共施設に集まるなど、節電、節水を意識しながらの自己防衛をお願いします。
フライトスタッフもいつなんどきでも対応できるように、しっかりと防衛策をとっています。ちなみに僕は今日日焼け止めを忘れてしまったため、サンバイザーとマスクで完全に日焼け対策をとりました。そして水分のこまめな補給はすでに当たり前の行動です。本当に汗をかく量が半端ではありません。なんと、館林が39.5度と今年一番の最高気温を記録し、前橋でも37.6度あったとのことです。
 
でもフライトスタッフは要請が来たら出遅れることなく向かえるように、まだまだ続く暑い夏のシーズンを乗り切っていきます。
怪しいですが、日焼け予防です!

 
 

2013年7月10日水曜日

日焼け!~猛暑日が続いています~

町田です。
前橋も連日猛暑日が続いています。通勤で最寄駅から病院まで歩くだけでも汗だくになってしまいます。

当院のヘリポートは屋上にあり、気象条件が許す限りはドクターヘリは屋上で炎天下にさらされています。離陸時の機内の温度は・・・(-_-;)もちろんエンジンがかかるとクーラーも使用可能になりますが、平均片道飛行時間が7,8分の群馬県ドクターヘリでは、機内が涼しくなるかならないかでランデブーポイントに到着です。この時期の救急車内は基本的に暑く、さらに外傷患者であれば低体温予防のため帰りの機体も冷却しない場合もあります。もちろん病態によっては、超冷却輸液&クーラーで戻ることもありますけどね!
とにかく暑さとの戦いですが、いつ来るかわからない要請&出動にいつでも戦えるように、フライトスタッフの体調管理はかなりしっかりと行っています!


写真右の藤塚先生ですが、連日35度超えの中で連日ヘリ当番をした結果・・・ものすごい日焼けです。オフの日に焼けたのではなく、ほとんど『この数日の出動で』とのことです。水分補給だけではなく、どうやら日焼け止めも必須アイテムになりそうです。

ちなみに機長と整備士さんはもっと真っ黒です。なにせまともにフロントグラスから日の光を受けていますので・・・(>_<)いつも体調管理万全で安全飛行ありがとうございます。

2013年7月8日月曜日

いま災害救護における赤十字の役割とは?(日赤救護班研修を受講して…)

町田です。
災害救護に関しては日本DMAT隊員養成研修を受講し、実際に各種災害にDMATとして出動したこともありますが、実は前橋赤十字病院に勤務して5年を過ぎたにもかかわらず、いままで「赤十字救護班」の研修を受けたことがありませんでした。

赤十字救護班は亜急性期から慢性期にかけて活動し、超急性期はDMATが担当するというイメージがありますが、最近は日本赤十字社でも「太く長い災害救護」だけではなく、超急性期から「迅速な活動開始」をする方針のもと日本DMATと協働して活動する機会が増えています。
実は当院のDMATは赤十字救護班であり、DMATと協働して活動する「日赤DMAT」として出動しています。
全国から64名の赤十字病院スタッフ、各県支部職員の方が参加しました。
写真は3日間ともに同じグループで活動した仲間です。

赤十字救護班である以上は赤十字の災害救護の歴史や災害対応時の赤十字の組織の動きもきちんと理解していなくてはいけません。今回は日本赤十字社兵庫県支部、神戸赤十字病院、兵庫県災害医療センターを会場に開催された研修会に参加させていただきました。

研修では超急性期の活動を知るためにDMAT活動のことを知るための講義や実習がありましたが、それ以外にも赤十字として考えなくてはいけないこともたくさんありました。

いまや災害といえば赤十字のみならずDMAT、JMAT、国立病院機構、大学病院、NPO団体など多くの災害救護チームが集まってくる時代です。このような各チームといかに協働して、全員が「被災者のために」という同じ目的で活動できるかが大切になります。
しかしながら赤十字は災害救護に関する豊富な知識、資器材、マンパワーがあります。それを多機関と協働するときに有効に活用することができれば、被災者にとって最善な支援をできる可能性ができます。

これからは常に『オールジャパン』で立ち向かうという気持ちをもって、その中で赤十字救護班がどのようにその特徴を生かしながら活動するか考えて行こうと思います。
まずは群馬県内で『オールぐんま』で活動できるように、連携を強化していく必要がありますね!

ともに学び、ともに動くことで、仲間が増えた実感を持てます!
このようなつながりは必ず将来役立つでしょう!!
それにしても災害救護関連では久しぶりの受講生であったためとても緊張しましたが、インストラクターの皆さんのおかげでとても充実した研修となりました。当科からも中野センター長、高寺救急外来師長を始め5名がスタッフとして参加していました。ご指導ありがとうございました。

2013年7月6日土曜日

継続する事の難しさ・・・(平成25年度6月群馬県ドクターヘリ活動実績更新しました。)

Web担当の伊藤です。


先月初めから嵐のようにいろいろなことが起き、とうとうパソコンが動かなくなると言う事態になってしまいました。
先月に引き続き月初めにホームページが更新できず、関係各位の皆様にも本当に申し訳なく、さすがにヘコんでしまいましたが、2006年8月からはじめたホームページ作り、何もかも諦める前にふと自分の来た道を振り返ってみました。

ホームページを作り始めてから、インターネットの世界と言うのは、World Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)と名付けられているためか、国境を突破して様々な新しい事が、容赦なく、猛スピードで取り入れられて行くものだと感じています。

筆者のWeb作成ソフト。最近Cloudにチェンジしました。 
2006年当時初マイパソコンはiBOOK G4を使用していましたが、その後パソコンを2回(G4は水没・・・・)買い換えし、現在のパソコンは最新のOSを使用しています。今や、インターネットはタブレット、スマートフォン化し、パソコンonlyのホームページでは近い将来、時代の流れに追いつけなくなって行くでしょう。
私のホームページ作成能力、Web知識がそろそろ限界になるのも、時間の問題と考えています。


インターネットの進化によりブラウザもどんどん進化して行き、IEは既に10にバージョンアップしています。
ホームページデザイナーにとって、何が一番怖いかって、ブラウザが進化する事により
古いバージョンで作成したホームページのレイアウト(デザイン)の見え方が違ってしまう事、
そして今まで動作していたものが、新しいブラウザでは動作しなくなることです。

インターネットの進化は、作成側にとっては本当に「脅威」なるものです。

そんなこともあり、特にWeb作成ツールは常に最新ブラウザに対応できるよう、毎年アップグレードしていました。
今年も、使用しているWeb作成ツールがCloud化したこともあり、先日最新バージョンにアップグレードしたばかりです。

それをきっかけに、高度救命救急センターのホームページのみならず、特に2006年に公開した自分の趣味のホームページはデザインを見直し、リニューアル作成を始めています。



趣味のホームページは、毎回、これで最後、これで最後、と決意しながらもシリーズ化してしまい、
既に6作目を作りましたが、先日、アクセス数が800万ヒットを超え、未だにユーザーからも掲示板に書き込みがあるので、本当のファンは末永く利用してくれているものだ、と痛感してしまいました。
そういえば、自分のホームページを作ったときのコンセプトが「コアなファンのための、コアな情報を得るためのホームページ」だったなー、と思い出してしまいました。

こうして、あるコンセプトにより作られたホームページは作成から3年以上しないと、作り側のコンセプトがユーザーに反映しているか成果が見えてこない、とホームページを7年間管理し続けて思う事です。掲示板へのユーザーからの投稿の内容が、今、自分のホームページに来てくれているユーザーの質を物語ります。現時点で、未だに提供されるユーザーからのコアな情報に、筆者は概ね満足できている、最初のコンセプトは貫かれている、と感じています。
今後、どのような時代の流れにも、想定外のパソコンの故障にも挫けない「継続力」が、その後の評価に繋がって行くものなのかな、と今は感じます。

人生、山あり谷あり、時にはつまづくこともありますが、また、こうして試練に負けず、続けた事への結果が出るであろう未来に目を向け、自分の道を歩き出しました。

とはいえ、先月に引き続き更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

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