あうんの域（群馬県ドクターヘリ2013年８月度活動実績更新しました。）

Web担当の伊藤です。

群馬県ドクターヘリ８月度活動実績をホームページに更新しました。

先日、当院にお招きした公立豊岡病院　但馬救命救急センター　小林誠人先生の講演会に筆者も出席致しました。
今回、講演会の後の懇親会にも厚かましくも参加させて頂き、講演会では聞けなかった貴重な談話を聞く事が出来ました。
その談話の端々に小林先生の誠実なお人柄が感じられました。
その中で特に忘れられない談話があります。
詳しい内容は割愛させて頂きますが、とにかくお話を聞き、
より良いチーム医療を築くには
「パートナーのリズムを乱さない」「パートナーの先を読み、的確に行動する」
そういった意識をもてる人材が救命救急治療チームのパートナーに望まれる、と
そのようなことが小林先生の談話から感じられた事でした。

当院、そして公立豊岡病院のような救急病院は、スタッフにとっては常に緊張の連続です。
いつなんどき大きな事故が起こり、多数傷病者の症例に遭遇するとも限りません。
そんな時にまず医師が、治療の現場において一番何を優先してやって欲しいか
それを常に読んで、先に先に作業を進めていなければなりません。
先生、何の心配もしないで、治療に集中してね！
そんな安心感を与え、なおかつ信頼関係を築けないと
良質なチーム医療は成り立たないのだと感じました。

医療スタッフとして診療の現場で最高のパートナーになれるよう、これからも「先を読み、的確に実践できる人」でいよう
そんな、仕事に対する意欲を小林先生から頂きました。

８月22日は本当にあっという間に過ぎてしまいました。楽しいひとときをありがとうございます。

 

昨日の竜巻の災害から一夜明け、テレビには一日中、恐ろしい竜巻の様子が映されていました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。