空飛ぶ産婦人科医の旅立ち・・・

町田です。
年度末は送別会がつづきややさびしい気持ちになっている今日この頃です。

4年前に群馬県ドクターヘリが始まった時のスターティングメンバーである鈴木大輔先生が、この3月をもって前橋赤十字病院から旅立ます。
5年前に僕が当院に来た時は救急科医の先輩として救急外来やICUでの管理を教えていただきました。そして200年2月17日に行われたドクターヘリ運航開始式で、『いよいよですね!』と屋上ヘリポートで歓喜の握手をした思い出があります。

翌年度には元の産婦人科に戻りましたが、引き続きドクターヘリや救急外来で支援していただきました。

術中出血量が多くなることが予想される産科手術や緊急手術などでは、積極的に大動脈遮断バルーン(IABO)を有効利用することを提案していただき、救急科医が緊急時にスムーズに手術に一緒に参加できる大きなパイプを作っていただきました。

そして救急科医が苦手(怖い!?)としている産科救急領域も、周産期対応プロトコールの作成やBLSOへの参加を促してくれたりなどしていただき、僕たちも現場で周産期症例に対応できる体制を作っていただきました。

また東日本大震災の時に『地元福島を助けたい!』と翌日にドクターヘリで被災地に向けて飛び立った勇姿は、いまだに全員の記憶の中に焼き付いています。

昨日今まで本当にお世話になった感謝の気持ちをこめて送別会を開催しました。
少し地元に近いところに移りますが、これからもますますのご活躍を心より願っております。

 大輔先生、ありがとうございました。
写真右:東日本大震災の際にドクターヘリで被災地に出動したメンバーとともに・・・
 

コメント

  1. 以前、赤十字病院で鈴木先生にお世話になりました。4月からいなくなっちゃったんですね(T_T)
    寂しいです(>_<)

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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。
    鈴木先生には群馬県ドクターヘリの立ち上げから活躍していただきました。
    新天地でも一生懸命頑張られているとのことです。

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