2013年2月2日土曜日

救命の現場を知る!「群馬県ドクターヘリ症例検討会」

Web担当の伊藤です。
2月1日にホームページに群馬県ドクターヘリ1月度活動実績を更新しました。
1月は群馬県ドクターヘリについてのテレビ放映もあり、放映当日はブログ閲覧者数が1000人を超す勢いでした。
そして多くの方からの温かいご声援を頂き、スタッフ一同活動の励みにしております。
本当に、どうもありがとうございました。





群馬県ドクターヘリ第3回症例検討会より
消防本部からの症例発表の様子
1月31日は、平成24年度群馬県ドクターヘリ第3回症例検討会が開催されました。
筆者自身は、どちらかといえば業務的には深窓の令嬢で(笑)、接するのは一部のドクターのみ。外部の方とは滅多にお会いする機会はありません。特に救急隊員の方々とは全く接する機会もない部署と言ってもよいほどです。
しかし、電子カルテ上では、毎日と言っていいほど、救急隊の活動に触れています。
特に救急車で運ばれてくる患者さんの、救急搬送までの経過は、カルテの【現病歴】に書かれる事が必須です。
例えばドクターヘリで搬送されてくる場合は、
「交通事故にて受傷。発見者より救急要請。救急隊接触時、ショックバイタルあり、ドクターヘリ要請、当院搬送となった。」
こんな感じの記事が書かれます。
ドクターヘリ症例検討会では、この「救急隊接触時、ショックバイタルあり、ドクターヘリ要請」の部分を、救急隊員によりどんな症例で、どうしてドクターヘリ要請に至ったかが詳しく報告され、検討され、考察がなされて行きます。
症例検討会とは、そういった会です。
カルテの文章で書けば1、2行の経過の中で、救急隊員は患者さんの命を救うための処置をされており、患者さんの状態でどうすることが最善であるかの判断、そしてドクターヘリ要請に至るまでの経緯があり、その活動内容にはいつも静かなる情熱と、様々な葛藤があることを感じます。
それでもいつも感心するのは、例えばJCS300で発見された患者さんを、JCS2桁になるまでに回復させ、病院に搬送してくるそのプレホスピタルのレベルの高さです。



ITLSアドバンスコースより
インストラクターによる車外救出デモの様子

ITLS、JPTECと、救命救急士さん、救急隊員の参加できる病院前救護のコースがあります。ITLSでは、自動車内に閉じ込められた患者さんを救出して救命処置をする実技があり、インストラクターの方々の救出のデモンストレーションには圧巻されます。







JPTECコースより
救急隊員による病院前救護のデモの様子

こういった技術があった上での、プレホスピタルなのだと、筆者はいつも群馬県ドクターヘリ症例検討会の後に思います。
そして病院スタッフにとっては普段は聞く事の出来ない、救急隊員からの生の声を聞く、そして救命の現場を知る事の出来る、とても有意義な会だと感じます。








筆者は陰ながら、この群馬県ドクターヘリ症例検討会を毎回楽しみにしている病院スタッフの一人です。

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