学生時代からの強い願い・・・~3か月間の武者修行~

町田です。ご無沙汰していました。休暇をいただいており、本日より職場復帰です。
初日はICUリーダーでしたが、1週間も病院から離れているとICU 12床のほぼすべてのベッドの患者さんが入れ替わっていました。リーダーのためすべての患者さんの病態を把握しなくてはいけません。朝のカンファレンスの1時間前には病院に来てICUをラウンドし、いざ日勤業務に突入です。
今日の救急科のICU当番は僕を除きみんな若手の1,2,3年目の医師で構成されていました。休み明けのリーダーに一抹の不安を覚えたのか、みんな必死に自分たちで評価し治療方針を立てていましたが、みんなかなりしっかりと方針をたて治療を進めており、患者さんの診療も大きく前進しました。成長を感じます!僕はいつものようにベッドコントロールに追われていましたが・・・
『ICUの治療のゴールはICUから出すこと・・・』ICUは当院にとって絶対になくてはならない重要な治療エリアですが、早く一般病棟で見られる状態に導いてあげることこそ患者さんにとってベストなことと考えています。


ところで先月末までの3か月間、群馬大学医学部付属病院の初期研修医の小峯先生が当科での研修のためローテーションで回ってきていました。
実は医学生時代にも病院実習で当院で2週間実習をしていて、その時はICUやERで実際に一緒に当直もしました。その時から『ドクターヘリ』に乗ってみたいという強い願いを持っていました。(学生担当だったのでよく覚えています!)

この3か月の間は慣れない病院で次々おそってくる仕事や課題に最初は戸惑う(周りがドキドキ?)ことも多かったですが、終わり頃にはしっかり自分で患者さんの評価や治療方針を立て、だいぶまとまったプレゼンテーションができるようにもなっていました。
研修中には当院で災害コースや外傷コースも受講してもらい、きちんと指導医のもとで現場活動に協力できると判断できたので、研修の最後にドクターヘリの同乗研修を行いました。
憧れだけでは現場で戦えないことを痛感したようですが、しっかりと“現場での評価、挿管、ルート確保”などで診療にきちんと参加してくれてたようです。

現場活動がわかったうえで『今後は救急車やドクターヘリを受け入れる立場として頑張る!』という力強い言葉を残して大学病院に戻っていきました。ここで学んだことを生かしてこれからも頑張ってください!そしていつかまた一緒に活動できる時が来ることを願っています!!
写真中央が小峯先生。
3か月間、お疲れ様でした!

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