学会参加報告(日本呼吸療法医学会&日本中毒学会)

町田です。

プレホスピタル、ERからICUまで、また災害現場で今まで多くの患者さんやそのご家族・関係者の方々とかかわってきました。ER型救急では1人の患者さんの方とかかわる時間が短い場合の方が多いかもしれません。でもたった一度の出会いにもかかわらず様々な方から、励ましの言葉をいただいています。
救急の現場では、うれしいことばかりではなく悲しくて悔しいときもたくさんあります。でも命と向き合った一つ一つのことを大切にして、患者さんが僕たちに伝えたかったメッセージを思いながら、多くの命を助けるために進んでいかなければなりません。つらいときも苦しいときも、チームで支えあいながらつねに前へ・・・


本ブログの画面右側にずっと掲載している『第20回群馬県救急医療懇談会』がいよいよ明日開催されます。9月9日9時から「前橋テルサ」で開催します。中野センター長が副実行委員長で、関越道バス事故対応に関する緊急企画で中村医師、鈴木大医師、ドクターヘリに関して町田が発表予定です。また脳神経外科、心臓血管内科の先生方の発表や、トリアージナース・災害ナース・フライトナースの特別講座、その他多くの当院ナースから発表があります。時間のある方は是非ご参加ください。


明日の懇談会の前に、いろいろな都合で遅れていた学会参加の報告をします。

①第34回日本呼吸療法医学会学術集会
 日時:7月14~15日
 場所:沖縄コンベンションセンター
 会長:久木田 一朗 先生(琉球大学大学院医学研究科 救急医学講座 教授)

・鈴木医師:一般演題(口演) チーム医療1
 座長
・鈴木医師:一般演題(口演) 換気モード
 『APRVによるリクルートメント前後での血液ガス分析とCT画像の比較』

・小倉医師:一般演題(ポスター) 症例
 『人工呼吸器離脱に腹腔内圧コントロールが功を奏した重症胆石性膵炎の一例』

*昨年まで共に働いていた先生の発表もありました!
・岡森医師(現・天理よろず病院):一般演題(ポスター) 症例
 『背側無気肺のリクルートメントには体内水分量の管理も重要である』
・仲村先生(現・福岡大学病院)
 『重症気管支喘息発作に伴う心肺停止と蘇生後ARDSに対しECMOを用い救命し得た一例』


②第34回日本中毒学会総会・学術集会
 日時:7月27~28日
 場所:首都医校 総合校舎 コクーンタワー
 会長:須崎 紳一郎 先生 (武蔵野赤十字病院 救命救急センター長 )

・中野センター長:一般演題6 自然毒中毒
 座長

・宮崎医師:一般演題8 簡易定性分析
 『トライエージDOA 偽陽性疑い例の検討』


 

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